CHANEL・シャネルがパリのマレ地区、国家遺産の邸宅に期間限定でオープンしたブティックに行ってきました。

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シャネルが国家遺産指定の邸宅に期間限定でオープンしたブティックに行ってきました。

パリのマレ地区には、かつて貴族の住んでいた館が多く存在します。
それら大きな邸宅を L’hôtel particulier と言います。

シャネルが期間限定で2軒のブティックをオープンしているこの館アムロ・ド・ビスイユ館、
マレ地区のヴィエイユ・デュ・テンプル通り47番地もそのひとつ、
かつて歴代の貴族や、多くの著名人によって所有され訪ねられた館です。

劇作家であり、実業家でもあったボーマルシェは、この館全てを借り、
ここで 「フィガロの結婚」を書き上げました。

1924年より国家遺産として登録されたこの17世紀の館は2014年から2016年にかけて、
大きな工事を行い、現在では、まるで生まれ変わったようです。

2016年にはこの邸宅が、6900万ユーロで、
この邸宅を高級ホテルにする予定を立てている
ベルギーの裕福な人物によって買い取られ、
「間もなくこの邸宅で眠ることが出来るかも」という報道がなされたばかりでした。
( Le Parisien より )

シャネルは現在この邸宅で、2件のブティックをオープンしています。
剥き出しの石壁とガラスのファサ-ド、シンプルかつエレガントです。
建物のドアを入ると左手に洋服のブティック、右手には小さなフロアで、シューズを販売しています。

私はシャネルが毎年ショーを開催する際に、その会場に注目しているのですが、
今回のこの、国家遺産をブティックにするというそのアイデア、
何という美しさでしょうか。
何という美しいアイデアでしょうか。

「シャネルには何人かの天才がいて、世界の流行を動かしてしまっている」
と言ったのは日本のファッション雑誌でしたが、
今回のこのアイデア、まさしく天才の仕事、脱帽です。

CHANEL LE MALAIS
シャネル・マレ店
住所: 47 Rue Vieille du Temple, 75004 Paris
ヴィエイユデュ・トンプル通り47番地
TEL :01 40 09 59 60
営業時間: 毎日11:00 – 19:00

47 Rue Vieille du Temple, 75004 Paris

 

5月31日までの営業です。







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