フランス人男性にもてたいなら着物。世界語になったKIMONO、着物のすすめ。

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「KIMONO」という単語を見たことがあるだろうか。
フランスにはいくつか、誰もが知る単語がある。
KIMONOキモノ、 KAWAIIカワイイ、 SUSHIスシ、 それにMANGAマンガだ。
これら単語はフランスではこのままで、すでに通用する。
日本の文化も、随分海外に浸透したものだ。
もちろん、これらはフランスに在住しておられた先人の日本人のかたがた、
あるいはキモノやスシの普及に力を注いでこられた先人がたのおかげだ。

私と、我がダーリン、フランス人の主人が結婚することになり、さてウエディングドレスを探さねば・・・・
と思っていたところ、主人から
「ねえ、着物着てよ、kimono !! ほら真っ黒いの、黒の着物がいいよ」
私の主人は、熱狂的な「黒」のファンで洋服から家具に至るまで、「モダンな黒にして」という人だ。

真っ黒い着物! ?
主人はそう言いながら、インターネットで着物を探し、「喪服」を見せてくれた。
面白い人だ。
座っていた椅子からずり落ちそうになった。

話はそれるが、彼は私が日本にいる時に、突然に、
私の日本の実家まで事前連絡もなく私に会いに来てくれたのだが、
その時に、私にカードを贈ろうとコンビニに入り、
「素敵な黒いカード」を見つけて買おうとし、ふと気になって店員さんに尋ねたところ、
「これは香典用の封筒です」と言われたそうだ。
この話をしたときは二人で爆笑してしまった。
(彼はまったく日本語がわかりませんので、英語の出来る店員さんと話したそうです。)

これは葬式用の着物、これは親族が着ることの出来る着物、
と説明しなければならなかった。
着物のしきたりを日本人以外に説明するのは、結構難しい話 だ。
当時はインターネットを頻繁に利用していなかったので、結局、新婦用の着物ではなく
パリのブティックで見つけたウエディングドレスにしたが、
その後、ゆかたも買い、今年の夏にはゆかたや着物を纏おうと思う。
フランス人が日本人女性に求めるものに
「おしとやかさ」 があるのは間違いなく、主人がよく言うことには
「君の子育てを見ていると、その繊細さやおしとやかさは日本人だからだよね。」 だそうだ。



ところで、フランスではKIMONOという名称で、ヨーロッパがデザインした洋服が手に入る。
これらも非常に美しい。 (クリックで拡大します。)

こちらはoysho.com

これは有名なEtamの一品。

フランス人にもてたかったら、着物である。
おすすめです。

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