ニース・カンヌからサントロペまでの日帰り旅行・小さい船旅で、セレブ気分を !

フランス国内・魅力の旅行。

今年の夏休みの計画を立てるにはまだ少し早いのですが、
エレガントで、お値段もお高くない船旅の提案です。

パリも美しい街ですが、南フランスも1度は訪れてみたいですね。
エクス・ド・プロヴァンスや、マルセイユ、カンヌにニース・・・どの街も風光明媚で美しいですし、

食べ物もおいしくてナチュラルでそれぞれ魅力的なのですが、私のおすすめはサントロペです。

伝説の港・サントロペ

http://madamerei.com/2017/02/20/%e4%bc%9d%e8%aa%ac%e3%81%ae%e6%b8%af%e3%83%bb%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%ad%e3%83%9a%e3%80%82/

私とフランス人の主人は毎年、夏をサントロペで過ごしてきましたが、
小さくても魅力満載の港町です。
ブリジット・バルドーをはじめ、数々の大スターが別荘を持つサントロペ。
数々の映画の舞台になったサントロペ。

レオナルド・ディ・カプリオが映画撮影に来て、現地の新聞にパパラッチされていた年もありました。
シャネルはこのサントロペにて、クルーズラインのファッションショーをやりました。

サントロペに着くと沢山の、個人所有の船が止まっており、これがこの港の魅力となっています。
けれど、船を運転するには、船専用の運転免許が必要となります。
そこで、もっとカジュアルに1日でニースとサントロペの船の旅が出来る情報をここでお伝えします。

ニースあるいはカンヌから、サントロペまでのクルーズ船があるのをご存知でしょうか。
朝にニースあるいはカンヌを出発して、サントロペまでは、二時間半ほどです。
1日、サントロペを歩いて午後には帰ることのできる、日帰り旅行です。

冬の運行はありませんが、五月からは週四回、七月からは毎日運行しています。
クリックで拡大します。

http://www.trans-cote-azur.co.uk/cannes-saint-tropez.php

フェリーを運航する会社は数社あり、様々な港から港へ行くことができますし、
例えばサントロペについた後、サントロペの港の周り一周するツアーなどもあります。

フランスにおける7月14日はキャトーズ・ジュリエットといい、日本では「革命記念日」として知られていますが、
この日には花火大会があります。
花火大会があるのはパリだけではありません。
サントロペでも花火大会は行われます。
この花火大会の日にはいつも以上に、沢山の船達、個人所有の船やフェリー、
それに少し沖には大型船がサントロペの港に集まります。
この日はフランスの国のお祭りですので、各地で様々な行事、花火大会が行われます。

そのような行事の日に行ってもいいかもしれないですね。

あるいは、カンヌ映画祭を見に行って、このようなフェリーで旅するのも
いい経験かも知れませんよ。

小さくてもセレブ気分を味わえる船旅で、サントロペを楽しむバカンスはいかがでしょうか。
お勧めです。

なお、同じ南仏でも、マルセイユからは、大型船で行くクルーズ旅行を楽しむことができます。
こちらはまた次回お届けします。



この日は

アールヌーボー散歩①パリでエレガントな散歩のすすめ。ギマール建築を見に行く。アートに出会うパリ。

パリガイド

パリは散歩するのに気持ちのいい街です。
ご存知の通り、そこかしこにパン屋もレストランもあり、カフェもあるので、疲れたらひとやすみ。
メトロもバスもあるので、帰りの足も心配ありません。
もちろん、贅沢にいきたければ、リムジンだって、タクシーだってあります。

何もしないで、ただ歩くだけで、ここまで気持ちよくさせてくれる街って良いと思いませんか。
パリの建築物の美しさには、本当に感動させられますね。

先日、晴れたので、「アールヌーボー散歩」へ行って来ました。
まずは有名なエクトル・ベランジェの 「カステル・ベランジェ」から。
「カステル・ベランジェ」を見つけるには、メゾン・ド・ラジオ・フランスが目印です。

メゾン・ド・ラ・フランスを目印として、正面玄関から左手に rue de Boulainvilliers
ブーランビリエール通りをまっすぐに行き、突き当たりで、左に左折すると そこが Rue de Jean de la Fontaine/ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ通りです。
カステル・ベランジェは14番地。
1895年から1898年にかけて建築されたこのカステルベランジェは36のアパルトマンから成り立っているそうです。
どのような方々がお住まいなのでしょう。

アクセス・RER・Avenue de président kennedy駅を降り、目の前にそびえるラジオ・フランスの正面玄関前を横切り、
ラジオフランス左にある道を通り、突き当たりまで進むと左手にJean de la fontaine 通り。
メトロですと、Jasmin ジャスマン駅あるいは Ranelagh ランラグ駅から少し下る形になります。

( 写真はクリックで全て拡大します。)


1898年のパリ市のコンクールで表彰されたこの建物、建物入り口正面にそう彫刻があります。

静かなパリの住宅街をこうやって、アート散歩するのも、パリ滞在中にお勧めの過ごし方です。
他のギマール建築については、また次回、お届けします。

フランス語のみならず、アートからコンピューター、タピスリーまで学べるパリ市民講座のすすめ。

パリガイド

フランスへ着いてからのフランス語上達法として、パリ市の開いている「パリ市民講座」があります。

この市民講座ではフランス語だけでなく、13もの分野に分かれ、実に様々なことを学べます。
これが優秀で、保育士資格 CAP ENFANCEの準備コースから、アートに関してなど、タピスリーから革細工、
ガラス加工にいたるまで、実に様々です。

これら市民講座はパリ市民と、パリで働いている人が優先的に受講でき、
市からの認可を受けた教師が講義をするのですが、非常に授業の質が高く、宿題もあり、テストもありました。
私の受けた講義の教師は、実際に毎日学校で教えている人。
誰もが慕うような、魅力のある女性教師でした。

コースは様々あり、安いコースですと1セメスター80ユーロです。

フランス語だけでなく、タピスリー、ヨーロッパ各国語、コンピューター講座、
など様々なコースに申し込んで、修了書を獲得することができます。
申し込みは、1年に2度、八月の終わりから9月のはじめ、1月の終わりからにがつの初めが募集期間、
申し込み後当選の場合には、その後数日から一ヶ月ほどで返事が送られてきます。

申し込み所とパンフレットはパリ市内の各区役所でもらうか、HP で印刷できます。

申込書に必要事項を記入し、住居を証明する書類を同封し、
当選した場合に送付される当選通知のために、返信用封筒を同封の上会場宛に送付します。
このときに気をつけたいのが、申し込み開始日当日に郵送すること。
この講座は大変な人気で、すぐにいっぱいになるので、すぐに送らないと席がなくなります。
1クラスの人数は20人から35人程度。
使う教科書は指定されますので、自分自身で本屋あるいはネットで買っておきます。

なお、語学の場合、まず始めにテストがあり、語学を受講する場合には、
希望するコースよりも上級のコースあるいは下級のコースへ入れられることがあります。

忙しくても、こうやってフランス語の勉強が出来る講座、
パリの街の素晴らしいサービス、利用しない手はありません。
生涯学習しようじゃありませんか !!