パリジェンヌに聞いた、心のデトックス方法・10選。

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こんにちは。
麗 ド・ラ・ヴァレットです。
毎日、勉強をし、仕事をし、子育てをし、本気で生きていると、ストレスもたまるもの。
ほっと一息つきたくなります。
私はパリの街に対して、ストレスのたまりにくい、生きやすい街だとの印象を強く持っていますが、
それでも、心のデトックスは誰だって必要ですよね。

では実際のパリジェンヌたちはどのように「心」をデトックスさせ、「心とカラダ」を護っているのでしょうか。
聞いてみました。

①ひとりでカフェ

Asian woman drinking coffee in vintage color tone

ひとりでカフェしている女性、ほんとに多いです。 時間がなくても、こうやってひとり座って、新聞を読むなり、パリの街を眺めるていると、ココロがちょっと軽くなります。
シャンパンをグラスで飲む女性も。 エレガントです。
私はよく、冬の寒い日に、ホットワイン/ Vin chaud を注文します。 

家で作るより雰囲気がでるのですよ。

②公園の芝生で寝転がる。

出るだろうと思っていました。パリの人びとは、公園の芝生で寝転がるのが大好き。
年間の日照時間が短いフランス人にとってこれは、「日光浴」を兼ねているわけですが、カップルでごろごろ、子供とゴロゴロ、非常に気持ちの良いものです。
まもなく暖かくなってきますので、お勧めします。
なお、おすすめする公園はパリにたくさんあるのですが、「アンドロ・シトロエン」公園は非常に広い上に、気候状況によってはこの公園にある気球に乗ることもできます。

③花を買う。

フランス人にとって花は生活になくてはならないもの。市場でもスーパーでも買うことができるのです。
花があるだけで、部屋の雰囲気ってかわるもの。花があるだけで、ココロがほっこりするもの。
パリにご旅行予定のあなた。 有名な花屋の豪華なブーケを買うもよし、スーパーや市場で、可愛いブーケを買うもよし、ホテルのお部屋にお花を飾ってみませんか。

④塩スクラブでお風呂。

ゆっくり入浴すると気分も変わるもの。
パリには優れた入浴剤やバス・ソルトが沢山販売されていますので、お好きなものを買ってみてください。
なお、私の周囲のパリジェンヌたちで、「塩スクラブ」でカラダを洗うという人がいました。
気分がすっきりするとか。
私もクラランスの商品を持っていますが、様々なメーカーが販売していますので、次回特集します。



⑤しゃべらない。

私はこの方法を、ある貴婦人から教わった。
彼女はすでに70歳を超えておいでだが、まだまだ「女性現役」 と感じさせる、驚くほどエレガントな
さるいい家柄の女性だ。
この現役パリジェンヌとその旦那様のフランス人と車に乗ってパリの街を走っていたときのこと。
だんなさまが車の運転で少しいらいらし始めた。
パリのひとびとの車マナーの悪さは有名だ。こちらが悪くなくとも、追い抜き、割り込み、挙句の果てどなる人まで居る。
このときもそうだった。 

フランス人は通常、みなよくしゃべるのだが、この女性はそのとき、ふっ、ふっ、と静かに黙り始めた。
「無視」するのとは違う、非常におしとやかなやりかただった。
こうするこどで、誰といても、「一瞬ひとり」の時間を作り出し、空気を入れるのだとか。
このとき、ほんの少しの沈黙で、私たち3人ともしばらくの間、黙り、
再び会話をはじめたときに、旦那様のいらいらは納まっていた。

私はこのやりかたをいつも使っている。

⑥部屋を片付ける・あるいは整理を手伝ってもらう。家政婦。

スピリチュアルな世界においては、「自分の世界は全て自分が創る」といいます。
部屋の状態も、様々な状態も、ココロの投影と言います。逆に言えば部屋を片付けることによって 心の状態もあがります。
さて、忙しい毎日です。
もし掃除をするのが、片付けるのが、苦痛な場合、家政婦に手伝ってもらうという手もあります。
フランスにおいては、「専業主婦」というカテゴリーの女性の数が少なく、皆働いているので、
掃除は「家政婦」さんを雇う家庭が多いです。
家政婦というと、富裕層のものというイメージを持たれるかも知れませんが、
そうではありません。1度、「家事代行」で、探してみてください。
家政婦さんに掃除してもらっている間に、ココロを穏やかに保ち、パートナーやあなたの子供さんと
にこやかに過ごしてみてください。
いらいらしながら、全てを完璧にこなそうとするよりも、ココロのデトックスと安定になるはずです。

⑦マニキュア・ネイルアート。

パリにはネイル・アートのお店が非常に多く、しかも繁盛している様子で、いつ通りかかってみても、混んでいます。
ネイルアートを施してもらう間に、数日間あるいは一週間をリセットできるのだとか。
足のお手入れをしてもらっている男性もちらほら見受けられます。
丁寧なトリートメントで、誰かから大切にしてもらっている感覚がとても心地よいですね。


⑧早朝ジョギング

シーズンによっては、よく早朝ジョギングをしている人を見かけます。
走ることによって気分転換するのだとか。
パリにおいては、大きなマラソン大会もあり、走ることによって気分転換をするのが好きな人にはお勧めかも知れません。

⑨高いところに登ってみる。

エッフェル塔に始まって、モンパルナス・タワー、凱旋門など、高いところに登ってみるのもお勧めです。
空に近いところへ登り、広い風景を見つけると気分が変わります。

 

 

 

 

⑩何もしない。

本当に疲れたら何もしないで、家族かパートナーと眠るのが一番です。
眠っているうちに、全てを水に流し、ココロに活力を入れなおし、自分への信頼と、沢山の愛情を取り戻すことが出来るでしょう。フランス人は夏休みに何もしないので有名ですが、
ココロのデトックスにもそれがいいとのことです。