国際的な女性に。フランスで通用する女性になるために出来ること。

国際結婚
パリで国際的な女性になるために出来ること。

著者は1993年に留学生としてパリの街に到着しました。
留学生活を終えて一時帰国するも、1994年に知り合ったフランス人と結婚しましたので、
それ以来パリ市に在住していますが、
ひとりの日本人として海外で暮らすに当たって、「海外在住日本人」として
国際的な女性でいるために出来ることを考えてみます。

①日本について、再度勉強を。
著者はフランス在住ですので、フランス人について、日ごろ感じたことや日本人とのちょとした違いについて
書いているのですが、フランス人たちは、自分たちの国とその歴史・文化に対して、大変大きな「誇り」を持つ人々で、
自国の歴史についてよく語り、学んでいる人々です。
その文化背景があるからこそだと思うのですが、彼らは他の国のことを語るのも非常に好きで、
大きな関心を持っています。
特に、「日本」は経済大国で、「歴史」もある国だという認識がありますから、
日本についても、沢山の質問を投げかけられます。
よく聞かれるのが「天皇」制度について、「政治」について、歴史についてですが、
これらを再度勉強しておくと、フランス人とのお付き合いが楽しくなるばかりでなく、
文化交流としての役割を果たすことができるわけで、
とても大切なことですし、「国際的な女性でありたい」と望んでいる方は、日本の文化について
再度勉強をしておくことをお勧めしたいです。

②言葉の壁は乗り越えるためにある。
ここでは、海外に滞在する場合のことを書きたいと思います。
先日の特集、「フランスじんたちとうまくやってゆく秘訣」にも書きましたが、
語学力をつけることが、海外、あるいはフランス滞在の「最重要条件」といっていいと思います。

http://madamerei.com/2017/03/22/フランス人たちとうまくやってゆく秘訣・第二回/
海外の滞在が始まったとたんに、滞在許可証の手続き、住まいの手続き、電気ガスなど、やらなければならない
ことが沢山出てきます。
国際結婚などで、パートナーがフランスにいる場合であったとしても、
全てをパートナーに頼むわけには行きませんし、「生きるうえでの最低限のことを自分で出来る」ことが
大人としての役割のひとつであると言えますので、言葉の壁はさっさと乗り越えてしまいましょう。



③「日本は優秀」と思い過ぎなくていい。

日本人が海外に滞在する場合、あるいはフランス人の友人をつくったりする場合に
ついつい相手の国と日本を比較してしまうことが多いと考えますし、
このブログにおいても、日本人とフランス人の違いについて書くことがありますが、
「私たち日本人はこんなに優秀なのに、この国の連中は、どうしてこんなにだめなのだろう」と
相手の国を見下すような比較の目を持つことは、避けていくと、「国際交流」という点において
非常にいいと言えます。

日本においては、「社会人とはこうあるべき」「この場合はこうするべき」といった物の考え方が多く、
お互いにお互いの「評価」をしあうことによって「優等生でいる」ことが大事にされてきた面がありますが、
海外の場合、特にフランスには様々な国の人々が存在しますので、
そのような考え方と全く違う価値観の中で生きている人々もいます。
日本人が優秀であるということは、よく知られていることですので、「こちらのほうが優秀」という目を持たずに
常にフラットな目で様々な国の人々を見てゆくと、人間関係がうまくいきやすいです。
その上、「先入観」を持ったり、心の中で人を裁き過ぎないことによって、
自分自身も非常にらくに生きることが出来ます。
「人間関係がうまく行く」ということは、どの世界においても大事ですが「国際交流の場」においては更に重要ですね。


④欧米人男性とのお付き合い。自分の世界。

欧米人男性とお付き合いしたいという方も多いと思うのですが、
欧米人と共に生きてゆくために重要なのが、「経済的」「精神的」にどちらも自立していることではないかと考えます。
フランスにおいては、何処に行っても、「あなたの職業はなんですか。」と聞かれます。
何より大事なのがこの点で、結婚・未婚などはその次です。
更に、フランスでは、「専業主婦」という立場の女性は数があまり多くありません。
多くの女性は独身時代からの(結婚前の)仕事を結婚後も続けているのです。

これは日本とフランスの社会システムの違いと言えますが、フランスに滞在する場合や、欧米人男性とお付き合いしたい場合などは
この点を乗り越えておく、つまりなんらかの仕事を続けてゆく、あるいは自分の趣味でもいいのですが
「自分の世界」を創りあげてゆくと、人との関係性も良くなります。
更に、欧米人とお付き合いする場合には、自分の意見をしっかり、はっきりと言え、Yes 、No も常に伝える必要があります。
日本人同士である場合とは少し違う関係性であるかも知れませんが、
「生活を丁寧に楽しむ」という点において、非常に有益な関係性ではないかと思います。

終わりに。
今はインターネットで、世界中の人々とコンタクトが取れる時代になりました。
なんといういい時代なのかと思いませんか。理想的な時代と言っていいと思います。
海外交流が増えるにつれて、海外へ出たい人や、あるいは海外で永住したいと考える人も
いらっしゃるかと思いますが、自分は「国際人である」として
常に意識を高く持っていると、海外での滞在や、海外の人々とのお付き合いが楽しくなります。

海外での滞在を楽しく、充実させるためにも、国際的で、魅力的な女性として生活していきたいですね。
海外に出たい、あるいは国際的な女性になりたいと思っていらっしゃる方の
国際交流が、喜びに満ちていることを願っております。



フランスの子供服・人気ブランド選。おしゃれママンに人気。

パリガイド, フランスで子育て
愛しい我が子に、カワイイ子供服を !! 子供におしゃれさせよう!!
フランスのおしゃれママンに人気のフランス・ブランド5選。
こんにちは。麗ド・ラ・ヴァレットです。
著者は、結婚後なかなか妊娠せず、ようやく妊娠できたのが、結婚後6年後のことでした。
そのお話しはまた次回したいと思いますが、
妊娠がわかった時には、飛び上がって喜び、妊娠2ヶ月目で既にベビー服を探し始め、
ためしにひとつ買ってみたところ、あまりの可愛さに、すっかりベビー服のとりこになってしまいました。
母親の選んだ洋服を着てくれる子供がいる、それだけで、どんなに母親は幸せでしょうか。

よく「男の子の可愛い服がない」と言うお話しを聞きますが、そんなことはありません。探しようです。
私の子供は男の子ですが、男の子の服は可愛い服がない、とは全く考えていません。
男の子のママンのかたも、フランスのお洋服を探してみてください。
というわけで今回はフランスのベビー服で、特に有名なところから特集します。

著者は1993年に初めてパリに着いたときに、あらゆるブティック、デパート、美術館を見て歩きましたが、
「なにかが東京と違う、なんだろう・・・」と考えていて、はたと気が付いたのです。
「色」が違うのです。東京で見ていた洋服や、小物と明らかに違う様々な「物」の色たち。
フランスには「フランスの伝統色」があるのですね。
お洋服ももちろんそうです。フランスで買う、フランスの色の洋服たち。世界中何処で見ても、きっとシックです。



子供は洋服を汚しますし、しみをつけます。
でも、「どうせ、汚すから」「高いものは着せない」という考えでなく、もちろんそれぞれのママンの予算の範囲内で、
かわいいお洋服を着せてあげようではありませんか。

お洋服のしみの取り方をご存知ですか。
しみがついたら、出来るだけ早く、食器用洗剤をしみの上に直接のせて軽くもみます。
その後、洋服用洗剤で洗います。
これだけで、たいていのお洋服のしみは取れてしまいます。
著者も「しみとり専用洗剤」を持っていますが、ほとんど使うチャンスがありません。
①ベビー・ディオール baby Dior/ ベビーディオール。

クリスチャン・ディオールがいくつかの子供服を作ったのがきっかけで出来たディオールの子供服ライン。
1957年には、モナコのグレース王妃が、当時赤ちゃんだったキャロリンの為に、クリスチャン・ディオールに子供服のデッサンを頼んだそう。
最初のブティックがオープンしたのが、1967年11月7日。
以来変わらず、エレガントで、品格の高い子供服を発表し続けています。
あなたのお子さんを紳士、淑女として扱うためのブランドと言ってもいいかもしれません。
大人のディオールラインと似た商品もあり、親子でお揃いに近いルックで歩く楽しみを、ここで見つけられます。
ディオールのブティックは、モンテーニュ通りの場合、べビー服、子供服、
大人のブティックと並んでいますので、お買い物にも便利なのではないでしょうか。
(下の写真は、アヴェニュー・モンテーニュ店。)
Baby Dior – Paris Montaigne
26-28 Avenue Montaigne
01 49 52 04 50
Baby Dior – Paris Galeries Lafayette
40 Boulevard Haussmann
01 42 81 29 83


 Cyrillus

1977年にダニエル・テランジュ(Danielle TELINGE)さんが創立したブランドで、
このブランド名の由来はこの方の息子さん、「シリル(Cyrille)」から来ています。
高級感のある子供服のほか、現在では家族全員で着こなせる男性服、女性服、それにリネン類も販売しています。
以前は日本においても、カタログ販売とブティックがあったのですが、現在のところ、ありませんので
フランスでのお買い物の楽しみのひとつとしてお勧めします。
Cyrillusはよく様々なスタイリストたちとコラボレーションするのですが、
最新のコレクションでは、フランスの人気アニメキャラクター「タンタン・Tintin」のシリーズが可愛いですね。
著者も自分の息子のために買おうと考えています。
フランスでは「香り」の文化があり、キッズ用の香水もあるのですが、このブランドも、Eau Fraîche(オードコロンよりも軽い香水) を発表しました。
写真はブーランヴィリエール店。



Cyrillus – Paris Passy 
65 rue Boulainvilliers
75016 Paris
0142155082

Cyrillus – Galeries Lafayette Haussman 
40 boulevard Haussmann
Galeries Lafayette – Niveau 5
75009 Paris 0142823456


④Petit bateau/プチ・バトー
1893年に下着店として始まったブランド。(創立は1920年)。フランスでは知らないママンがいないほど、有名で愛されています。
ひとめでわかる印象的な船のデッサンの登録商標が有名で、現在では全世界に391店のブティック、フランスに184店のブティックがあります。
日本にも進出していますし、オンラインでも購入可能ですが、 フランスのほうが少しお安いですね。カジュアルなお洋服の可愛らしさがたまりません。
写真は、ボーグルネル店。

Petit Bateau-Beaugrenelle
Adresse : Beaugrenelle Paris, 32-34 Rue Linois, 75015 Paris
Téléphone : 01 40 58 18 32

Petit bateau-Champs-elysées
Adresse : 116 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
Téléphone : 01 40 74 02 03
 


⑤JACADIジャカディ

ジャカディとは、幼児語で、「ジャックが言った」との意味。(Jack a dit=Jacadi)。シックで清潔感のあるお洋服のブランド。
赤ちゃん向けのベビーライン、2歳から12歳の子供向けのキッズライン、
10歳~14歳の女の子向けのお姉さんのライン「マドモワゼル」ラインがあります。
お洋服だけでなく、子供のためのインテリアや、キッズ用の香水もあり、誕生祝に最適です。

写真は、セーブル店。

JACADI-SEVRES

73 Rue de Sèvres 75006 PARIS

Téléphone+33145494688

JACADI-SAITN GERMAIN

256 Boulevard St Germain
75007 PARIS

+33142843040
他23ブティック。


⑥Tartine et Chocolat/タルティーヌ・エ・ショコラ
Catherine Painvin さんが1977年に創立したブランド。ご自分の子供さんのために快適な服をと始められ、
現在でも続くモチーフ、「la Garda 」を使ったエレガントなコレクションが有名です。
フランスの伝統色を多様に使った、高級なお洋服たちをお買い求めいただけます。

(下の写真は、アヴェニュー・ポール・ドメール店です。)

Tartine et Chocolat
113 Avenue Achille Peretti · 01 47 22 15 55

Tartine et Chocolat
266 Boulevard Saint-Germain · 01 47 05 39 89

ひとことしかありません。美しい !!




終わりに
今回は一部の有名なお店のみをご紹介しましたが、今後何度かに分けて特集し、様々なブランド、
お店をご紹介したいきたいと思いますので、どうぞご期待ください。
著者の「可愛い子供服探し」は続きます。
可愛い子供服を着たわが子を見ると、ますます愛情が湧きますね。
可愛い服を着せてあげて、楽しい育児期間を過ごしたいですね。

美食大国をおすそわけ !! パリからお持ち帰りのおいしいものたち。第一回。

パリガイド
今日は、「美食大国」であるフランスのおいしいもの、

日本までお持ち帰りできるものをご紹介します。

①エスカルゴの国から、彼らをお持ち帰り!!

フランスで有名な一皿に、「エスカルゴ」があります。下の写真は、エスカルゴの「貝」のほうで、中身は別売なのですが、
この「貝」とは別に、中身のほうは缶詰にて販売されていますので、両方を買ってゆき、
にんにくバターを混ぜて、オーブンへ入れればエスカルゴの一皿ができてしまいます。
貝殻は綺麗に洗ってください。下の写真の缶がエスカルゴの中身。 LA GRANDE EPICERIE DE PARIS にて。このようなお皿は、スーパーで簡単に見つけることが出来ます。これで、オーブンに入れるだけです。

②フランス料理にはフランスの塩を!

著者は料理が趣味なのですが、フランスへ来て驚いたことのひとつに、「塩」のお味があります。日本の海塩と全くお味が違うのです。
フランス人男性と結婚するまで、東京に住み、日本とフランスを行ったりきたりしていた時期もあったのですが、
日本でフランス料理を作ると何かが違う・・・と思っていて、あるとき、これだ、「塩」が違う ! とはたと気がついたのです。
フランスで買うお塩は、まろやかな、丸いお味で、日本の海塩は、とがったようなきついお味です。
どちらがいい、ということではなく、フランス料理をつくるときには、
フランスの塩、日本料理を作るときには日本の塩と使い分けるとおいしくできます。
さて、このフランスの塩なのですが、フランスの島「Ils de ré・イル・ド・レ」のものがいいと思います。
下は、イル・ド・レのものではありませんが、フランスで手に入るお塩としてご紹介しておきます。

さて、フランスで手に入るお塩は、「Fleur de sel」といって、「塩の花」、「Gros sel」あるいは「Sel gros gris 」粗塩、「Sel Moulu」があります。
塩の花は、塩田に盛り上がった部分で、まるで宝石のようです。お野菜をゆでたときなどに、
塩の花を振りかけてみてください。
お野菜の甘みを見事に引き出す、そのまろやかさをご体験いただけます。

今回、どこのお店でも、イル・ド・レの塩が見つかりませんでしたので、次回の特集時に写真を載せたいと思います。

③おいしいスープ・ド・ポワッソン
こちらは、先日の特集でもお伝えしたスープ・ド・ポワッソンです。開封するまで、常温保存が出来ますので、お持ち帰り可能です。
このスープはスーパーマーケット「Carrefour」で買ったものなのですが、レストランのスープ・ド・ポワッソンとほぼ同じお味です。
2種類あって、「Recette bretonne・ブルターニュ風」「à la Méditerranéenne・地中海風」があります。

下の写真の左がブルトン、右がメディテラレンヌですが、
通常レストランで食べられるのは左のお味です。スーパー「Carrefoour」で5ユーロくらい。

④オマールスープ

オマールのスープも同じように日持ちがするので、日本までお持ち帰りできます。 ル・ボン・マルシェにて。



⑤パリらしい砂糖でお茶タイムを!

パリらしい、こんな可愛いパッケージの砂糖を買うことが出来ます。下の写真は、甜菜糖です。
こちらもお砂糖。22、50ユーロ。LA GRANDE EPICERIE DE PARIS にて。

⑥トリュフを料理にサラダに使ってみよう。

こちらは、「メゾン・ド・トリュフ」のオリーブオイルで、ブラック・トリュフ入りです。
サラダにかけたり、イタリアのリゾットを作って最後に一滴たらしてみたりと、そのおいしさをお持ち帰りできます。
19、50ユーロ。(このオイルですが、ブラックトリュフ入りのものと、ホワイトトリュフ入りのものがあります。)
メゾン・ド・ラ・トリュフアドレス。
L’ATELIER
MAISON DE LA TRUFFE
LA GRANDE EPICERIE
DE PARIS
38, rue de Sèvres
75007 Paris
+33 1 44 39 81 00

⑦一流シェフのブイヨンお持ち帰り。

こちらは、一流シェフ・ジョエル ロブションさんと「Ariaké japan」が共同開発した、実に簡単に出来るブイヨンです。
著者は2015年に出産したのですが、妊娠中にお料理をするのが苦痛で、特にブイヨンを作るのに時間をかけるのが苦痛でした。
そんなときに、偶然みつけたのが、こちらのブイヨン。素晴らしいお味です。
残念ながら、アリアケとジョエル ロブションさんとの
契約は2015年にて終了となりましたが、
お味は変わりません。個人的には、ヴォライユをお勧めします。スーパーMono prix「モノプリ」で5ユーロくらいです。


⑧フランス名物・パテ・テリーヌ・リエット
 フランスの名物として、パテ・テリーヌ・リエットをお勧めします。開封するまで、常温保存できます。パンに塗って食べられます。
簡単でおいしいオードーブルとして最適ですね。ワインとも相性完璧です。

下の写真は鴨のテリーヌ。しょうが風味です。
下の写真はマダカスカル産の「塩の花」です。LA GRANDE EPICERIE DE PARISにて。
こんなかわいいチョコレートを見つけました。フランスの子供に大人気のキャラクター、「T’choupi」のチョコレートです。
近々フランスのチョコレートたちの特集をしますので、どうぞお楽しみに。でも、買ってきたら、
チョコレートマニアの主人に全部食べられてしまいそうです。(笑)

以上、パリとフランスからお持ち帰り出来る物をお届けしました。






フランス人たちとうまくやってゆく秘訣・第二回。

国際結婚

こんにちは。麗ド・ラ・ヴァレットです。
春になりましたが、パリのお天気はいまひとつで、「快晴」になりません。
まだまだ、「街」そのものが、冬の寒さから脱皮して、目覚めを待っている感じです。
パリの目覚めをゆっくりと待ちたいと思います。
今日は、先日からあちらこちらで撮影した「パリの花たち」の写真と共に、
「フランス人とうまくやってゆく秘訣・第二回目」をお届けします

①挨拶上手になる。
世界中どこにいても、人付き合いにとって大事なのが、挨拶。例えば言葉の壁があったとしても、
ひとりの人間としてあいさつはしっかりしたいですね。
まずは、フランス流の「あいさつ」をガイドしてみます。相手によって挨拶の仕方もそれぞれ違いますが、
初対面の人、「Enchanté アンシャンテ」と言いながら、握手。
ご近所の人・笑顔と言葉で、「Bonjour !」ボンジュール。
顔見知りになってくれば、「Comment allez-vous?」などと会話し始める。
親しい人、あるいは親族と。
結婚でフランス人の親族が出来た場合、「ビズ」お互いの頬と頬をくっつけあって「ビズ」、
つぎに反対側の頬と頬で、再度ビズ。これを2回から4回繰り返す。

フランス人たちのあいさつの習慣で感じが良いな、と思わされるのが別れるとき。
「Au revoir アゥ・ルヴォワール」の他、「Bonne journée !」ボンヌ・ジョルネ! 良い1日を。
「Bonne fin de journée !」良い一日の終わりを! 週末であれば、「Bon week-end! ボン・ウイークエンド」良い週末を!
などなど、実に心地の良い言葉をつける。
行き着けの市場のムッシューに対して「Bon courage!」、 ボン・コラージュ・頑張って、などと言ったりします。

感じの良いフランス流挨拶をしっかり身につけて、フランス人たちと上手くやっていきたいものですね。


②言葉の壁は乗り越える。
著者・麗ド・ラ・ヴァレットのこのブログを読んでくださっているかたの中には、
フランス人との交流を持ちたいと願っておられるかた、あるいは持っていらっしゃるかたもおいでだと思いますが、
フランス人たちに限らず、国籍の違う人々との交流には、どうしても「言葉の壁」がつきものになることでしょう。
これは、どうしても、「乗り越えてゆく」と強く考えていきたいです。
今は、テレビもあれば、ラジオも、インターネットもあるので、
どうやったって「モチベーション」さえあげていけば、フランス語を勉強しやすい環境です。

著者が初めてフランス語を習い始めたのが、1992年のことです。
東京のフランス語・語学学校でした。
そして、英語以外の「初めての」外国語でした。

初めての授業の日、私は都合で、少し遅刻したのですが、指定された構内の教室に着くと、
既に全ての生徒さんがたは着席しており、フランス人の男性教師が話しをし始めてしまっていました。
著者は、既にその学校の教科書を読んでいましたが、フランス語で「話した」ことが無く、
「遅れて申し訳ありません。」とフランス語で言って教室に入ってゆくとき、
顔から火がでそうで、家に帰ろうか、と一瞬考えてしまいました。

それでも、逃げなかったのは、先を考えてのこと。
いつでも「先」を考えていたら、モチベーションをあげられます。
フランス人の友達が出来るかも知れない、フランスに住めるかも知れない、フランス中旅行できるかも知れない、
フランスで働けるかも知れない・・・・!! などと夢が広がります。
これは、他の言語、例えば、あなたが今、イタリア語を勉強したいとすると、イタリア語でも同じこと。

著者はいつでも、「とちったっていい!」 「間違ったって死ぬわけじゃない!」 「わからなければ、紙に書いたっていい !」
とにかく勉強するんだ !! と自分を奮い立たせていました。 こうすれば、多少のことは乗り越えられます。
とちったって、本当に、死ぬわけじゃありません !

③Yes、 No をはっきりさせる。質問、疑問を恐れない。
フランス人たちとのお付き合いで、大事なことのひとつに、「Yes Noをはっきりさせる」ことが挙げられます。
わたしたち日本人は、「以心伝心」の文化のなか育ってきています。
「言われなくても、その人の表情から様々な事柄を察する」ことが出来、
「一を聞いて十を知り、気を使って相手の為に働く」ことが出来る、そういう国民性です。
これは、日本人の非常に美しい、まさしく「美点」なのですが、
外国においては、それが「裏目にでる」ことがある上に、
フランス人たちは、そのような、「以心伝心」が出来ないのです!!!!
と言うわけで、フランス人が相手の場合には、一を聞いて十を知る、
ではなくて、百(パーセント)を聞いて百を説明するくらいの
コミュニケーションが必要になってきます。
Yes、 Noをはっきりさせる必要もあり、フランス語では Oui Non ですが、
ちょっと疲れるくらいきちんとしているといいと思います。

同時に、疑問や質問を恐れないで、話し合うことも大事です。

④一般フランス人が、日本をどう解釈しているか理解する。
よく、出会う人から「日本人と日本が大好きなんです」と言われる機会がありますが、
一般のフランス人たちが、日本のことをどんな風に解釈しているかを理解しておくと
コミュニケーションもスムーズに行きます。

日本は物価も家賃もとても高く、ウサギ小屋に住んでいて、
皆、朝から晩まで働いていて、ぎゅうぎゅう詰めの電車に毎日乗って出勤している・・・
家電などのテクノロジーの技術は世界一で、面白い漫画が一杯あるといったところでしょうか

でも、フランス人によっては、日本人はみんな、キモノを着ているとか、
みんな自転車に乗っていると思っている人だっています。
誤解を防ぐために、日本の国の習慣や、個人の生活をよく説明し、
文化と生活環境の違いからくる、疑問点や不快な点は
「日本ではそんなやりかたしないし、したら失礼だけど」としっかり説明しましょう。
特に、フランス人と日本人の大きな違いを見つけることができるのは、
「お金の使い方」と「清潔に関する考え方」ではないかと思いますので、誤解のないようにする必要があります。


 

 

 

ではでは、今日はここまで。
明日は「美食大国、フランスをおすそわけ!」フランスからおいしいものお持ち帰りできるおいしいものの特集です。

シャンゼリゼ散歩・半日使って疲れずに、世界一美しい通りを散歩。

パリガイド
先日、シャンゼリゼを散歩してきました。

世界でも最も美しい通りと言われているシャンゼリゼですが、凱旋門とコンコルド広場に突き当たり、

快適に歩くことが出来、たくさんのブティックや、レストランがある。 これ以上の通りはないと言っても過言ではありません。

シャンゼリゼを歩く際には、出来ることなら、凱旋門側から、コンコルドへ歩いてゆくと、ラクです。
何故なら、ゆるやかではありますが、この通りは坂になっていますので、コンコルド側からだと、登る形になり、少しきついかもしれません。
著者は今回凱旋門を背に降りてゆき、ロンポアン・シャンゼリゼから反対側に渡って、今度は凱旋門まで登る形をとりました。
したがって、前半は、凱旋門を背に右側に存在するショップなど、後半は左側となります。

下の写真をご覧ください。これは、Velo-Taxiと呼ばれる乗り物です。1度、是非とも乗ってみたいです
シャンゼリゼ通りほか、観光名所で、みつけることが出来ます。
le tour de paris en velo
https://www.facebook.com/pg/LeTourDeParisEnVelo/reviews/?ref=page_internal
この写真は著者が撮影しましたが、このベロ・タクシーが上記のものかどうか、確かめることができませんでした。このような会社はいくつかあります。


グラン・パレにおいて、エルメスの催し物がありました。著者がシャンゼリゼに行った日には、道の両側に、エルメスの宣伝の旗が。
フランスならではの、美しい宣伝方法ではないでしょうか。

SAUT HERMES AU GRAND PALAIS 下の写真もエルメスの宣伝です。
Hôtel Élysée Palace ホテル・エリゼ・パラス・103-111 Avenue des Champs-Élysées 

上の写真は銀行の建物なのですが、フランス建築ファンの著者にはたまらない美しさです。この建物は、「Hôtel Élysée Palace」と言う名の、
歴史的建築物(Monument historique)で、1898年に建てられたホテルです。 現在は銀行として使われています。
アドレス・103-111 Avenue des Champs-Élysées , 39 rue de Bassano , 12-14 rue Vernet et 62-66 rue Galilée Voir
Louis Vuitton Champs-Elysée・101 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris・Téléphone : 01 53 57 52 00
みなさんが大好きな、ルイ・ヴィトンシャンゼリゼ店です。常に行列していることで有名ですが、先日は、長蛇の列ではありませんでした。



HERMES GEORGE V ルイ・ヴィトンの店舗脇の道がジョルジュサンク通りです。エルメスの店舗や、ジョルジュサンクホテルはここです。

Ladurée Paris Champs Elysées・ラデュレ・アドレス・Adresse : France, 75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris   Téléphone : 01 40 75 08 75

こちらも、皆さんがご存知のマカロンで有名な「ラデュレ」です。
こちらでお茶をしようと思っていたのですが、今回は他のお店へ行って食事をしました。
シャンゼリゼには主だったブティックが全てあると言ってもいいほどのブティック天国です。
シャンゼリゼでまとめて、お買い物をしてしまってもいいほどです。
では、ブティックたちを見ていきましょう。

LANCEL ランセル 127, Avenue des Champs Elysées Paris 75008  


HUGO BOSS    Adresse : 115 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris/Téléphone : 01 53 57 35 40


 NESPRESSO ・ネスプレッソ・  Adresse : 119 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris   Téléphone : 0 800 55 52 53

極上のカフェが飲みたかったらここです。店員さんがたも親切です。

Restaurant Le Deauville レストラン・ドーヴィル・Adresse : 75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris

上は「Le Deauville」というレストラン。Adresse : 75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
Téléphone : 01 42 25 08 64

 

Restaurant Leon de bruxelles  Adresse : 63 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris/Téléphone : 01 42 25 96 16

先日「フランスに来たら食べたいおいしいもの」で特集しましたが、このレストランでは、ベルギーのお味、ムール貝を食べることができます。
非常に安価です。

ROND POINT CHAMPS-ELYSEES  凱旋門から出発して、著者は 、ROND POINT CHAMPS-ELYSEES ロン・ポアン・シャン・ゼリゼまで下り、
道の反対側に渡り、今度は凱旋門へ 登り始めましたが、このロン・ポアン・シャン・ゼリゼに交差する道、
Avenue Montaigneにも、沢山のブティックがあります。
シャネルや、ディオールでお買い物の予定のあるかたは、アヴェニュー・モンターニュへどうぞ。

写真引用元・By Freepenguin (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons

Thèatre rond point champs- élysées ロン・ポアン・シャン・ゼリゼにある劇場です。
写真引用元・By Moonik (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

さて、ここからはシャンゼリゼの反対側へ渡り、今度はシャンゼリゼを凱旋門まで歩いていきます。

Guerlain・ゲラン・Adresse : 68 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris

このゲランのお店は非常に広い店舗でしかも 全てのコレクションがあり、パリでしか買えない香水も。

 

 Petit Bateau Adresse : 116 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris / Téléphone : 01 40 74 02 03

かわいいかわいい子供服のプチ・バトーです。著者もよく買いに来ます。

 LIDO・キャバレーリド・ Adresse : 116 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris・Téléphone : 01 40 76 56 10

世界にその名をはせるキャバレー・リド。「ディナーショー」という形態のショーはこのリドが考案したものだそうです。
良質なスペクタクルとディナーをここで、忘れられない経験になることでしょう。

作者 KoS (投稿者自身による作品) [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で

YVES ROCHER・イヴ・ロシェ(コスメ)日本未発売コスメ・イブロシェです。


Zara PARIS Champs Elysées・ザラ・シャンゼリゼ・アドレス・44, CHAMPS ELYSEES 75008 Paris 8e 

序々に、凱旋門に近ついてまいりました。ZARAのお店もあります。

CELIO Adresse : 146-150 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris

著者はCelioでも、よくお買い物をします。主にご主人さま用ですが、お値段も高くなく、トレンドを意識した商品を見つけることが出来ます。
Cartier MB・カルティエ・ Adresse : 154 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris・Téléphone : 01 40 74 01 27

カルティエは、パリの他の地区にも店舗を持っていますが、このシャンゼリゼ店は大店舗で、外から少し商品を見ることもできます。
ほら、凱旋門に戻ってきました。両側にエルメスの秦が見えます。快適な凱旋門のお散歩、いかがでしたでしょうか。
以上、シャンゼリゼの魅力をお伝えできていたら幸いです。
下の写真のようなヴェロ・タクシーも。かわいいと思いませんか。

写真引用元・By flightlog (champs elysees Uploaded by Paris 17) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons