今日は、そんな方々のために、フランスの国とパリの街の魅力をお伝えします。

①パリの街の美しさ。
パリと聞いてまず思い浮かべることが出来るのが、その街並みの美しさ。
世界的な建築家によるアパルトマン、エレガントなオスマン形式の建築物、アールヌーボー建築。
淡いベージュ色の建築物、それらは高価な石だと言う。
それらはまるで、宝石箱のよう。
フランス中に点在する城の数々。
街にたたずむだけで、まるで、美術館の中に居る気分にさせられる。
そう、街そのものが芸術なのです。
②加えて、フランス中に点在する美術館や、城の数々。
パリには1ヵ月滞在しても周りきれないほどの美術館がありますが、
毎月第一日曜日には、それらが無料で公開され、散歩気分で美術館へ行くことができます。
しかも、それら美術館のなかにあるのは、世界的名画たち。
世界的アーティストの本物の絵画を肉眼で、間近で鑑賞することが出来ます。
③美食の街、パリと食の宝庫、フランス。
パリの街では世界中のあらゆる国の食を堪能できる。レストランの数の多さと
豊富さは世界トップレベル。
一流レストランのシェフがその一品一品の皿をアートにしたいとかける熱情。
フランス中のシェフたちの「食」に対する探究心の強さと
その努力が「食の宝庫」をもたらしている。
フランスという国は元々農業国で、食料自給率が120パーセントを超えており、その食の多様さと豊かさは特筆すべきもの。
著者はよくパリから南フランスまでTGV(フランス新幹線)にてフランス縦断の旅にでるのですが、
フランスという国はパリなどの都心部を除いては大自然、大自然、大自然が続いているのです。
その大自然の中に、点在する小さくて可愛い街たちをTGVの車窓から眺めながら、フランスの豊かさを感じています。
一生かかっても、味わいつくせないほどの、フランスのワイン、シャンパン。
料理を味わった後にはデザート。
日本で有名な「ラデュレ」のマカロンもフランス製。
それにチーズたち。
この国にはいったいどれだけの食の楽しみがあるのでしょうか。
この国にいれば、一生、美食を楽しむことができます。
④フランスのモード・精神性を高める服たち。
パリという街は、世界的建築家や、街創りの天才たち、各方面の天才たちによって創り上げられたといっても良い。
その街で、シャネル、エルメス、ウンガロ、ジバンシー、イヴ・サンローラン、ディオールといった天才クチュリエールたちが、
多くのインスピレーションを受け、
毎年のコレクションを発表させ、パリの街はまた、それら天才のアイデアと供に、息ついてゆく。
それらモードは、身に纏うと、心を高揚させ、背筋をまっすぐさせてくれる。
精神性を高めさせてくれる、これらの洋服は、パリ発信の芸術です。
作家のへミングウェイが、若い頃に友人に贈った言葉に以下のようなものがあります。
“If you are lucky enough to have lived in Paris as a young man,
then wherever you go for the rest of your life, it stays with you, for Paris is a moveable feast”
もしきみが幸運にも
青年時代にパリに住んだとすれば きみが残りの人生をどこで過ごそうとも
パリはきみについてまわる なぜならパリは 移動祝祭日*だからだ
なんという心にしみる言葉でしょうか。
パリに住んだことのある方々は、この言葉を聞くたびに、パリの全てを思い出し、
そこに住んでいたあなた自身を、愛おしく感じることでしょう。
私はこの言葉をパリ発のモードにもあてはめたいと思います。世界中どこにいても、パリの息吹を感じさせる服たち。
パリはただいま、ファッション・ウイークです。これは宣伝。
⑤どのような理由をあげても、充分ではありません。
私たちが、フランスとパリを愛する最大の理由は、パリはひとつの宝石箱だから。 フランスは愛すべき国だから。
この街のなかで、人々は愛し合い、傷つけあい、笑いあい、人生を楽しんでいるのです。
パリの街とともに呼吸し、パリの街とともに暮らし、そして、眠り、人生を終えるのです。
悲しいことがあっても、ほっとできる公園があるから。
嬉しいことがあったら、もっとわくわく嬉しくさせてくれるのが、パリの街だから。