パリに来たら是非とも食べたい、おいしい味・8選。

パリガイド
今日は、著者が皆さんに「パリに来たら是非とも食べていただきたいもの」をご紹介します。
①Soupe de Poisson・スープ・ド・ポワッソン(魚介類レストランにて食べられます。)
画像引用元:http://fr.wikipedia.org/wiki/Fichier:Soupe_de_poissons.jpg /Utilisateur/Marianne Casamance

著者がこのスープを初めて食べたのが、1993年に留学生としてパリに到着した直後のことでした。
自分の住むアパルトマンの契約を終え、入居しおわった後、アパルトマンに最も近いレストランへ行きました。
そのレストランが、魚介類のレストランだったのです。 そこで、スープ・ド・ポワッソンを生まれて初めて食べたのですが、
「フランスにはこんなにおいしいものがあるのね」と感動せずにおれませんでした。

下のレストランが私の行った店ですが、この店以外でも、魚介類のレストランでしたら、どこの店でも食べることができます。
「La criée」http://www.lacriee.com/ この「La criée ラ・クリエ」というお店は、
チェーン店でパリ市内に数店舗あります。

なお、このスープは、スーパーで売られているものもあり、これらは開封するまで常温保存可能な商品ですので、
もしかしたら、おみやげにしてもいいかも知れません。
(ただし、飛行機内に預けるスーツケースの中に入れることになるため、割れないようにしなければなりませんが・・・)。
なお、開封後は冷蔵庫で保存しなければなりません。
左右のスープ・ド・ポワッソンは、スーパー、FRANPRIXのもの、下はスーパー CARREFOURのもの。

②Steak tartare ステック・タルタル

こちらも著者が初めてパリに着いた1993年に食べたおいしいものです。
実は、その頃著者はフランスにおける食べ物には詳しくありませんでしたので、「Steak Tartare 」がどんな料理なのかを知らずに注文。
出てきたお皿に驚かされました。生肉 ! ?・・・って食べられるの !?
大きなカルチャーショックでした。(当時、イタリアのカルパッチョも知らなかったわけです。)
食べてみた感想と言いますと「世界にはこんなおいしいものがあるのね。
(スープ・ド・ポワッソンを食べた時とほぼ、同じ感想です。自分のボキャブラリーのなさに呆れます・・・。)」
というわけで、このブログをご覧くださっている皆様にもお勧めします。
バジリコや、パルメザンチーズを混ぜてある「イタリアン」や、あるいは切り刻んだりんごやカルバドス酒を混ぜた「ノルマンディー風」、
あるいはトリュフを混ぜたものなど、様々なレストランで、様々なお味のステック・タルタルが食べられます。
お好みの一品を探す旅もいいかも知れません。

上はあるレストランのメニューですが、この店では、四つの異なるステック・タルタルを見つけることが出来ます。

 

③Baguette/バゲットを始めとする、焼きたてパンたち。

フランスはご存知の通り、「パンの国」です。
パリへ来たら、是非とも朝にパン屋さんへ行き、焼きたてパンを味わっていただきたいと思います。
著者は子供のころから、日本で「フランスパン」を食べていました。
スーパーや、パン屋で売られていたそれはプラスティック製の袋にはいっており、
非常に太くて、時間の経過のため、全体がやわわらかなものでした。
それはそれでおいしかったのですが、学生時代に、本格的なパン屋さんでアルバイトをして、初めて「バゲット」というのだと知りました。
1993年に初めてパリで着き、朝にブーランジェリーでパンを買うようになり、「本物のバゲットはここまでいい味なのだ」と感動しました。

さて、フランスにはパリ市が主催する、その年一番おいしいバゲットのコンクールが存在します。
このコンクールは毎年開催され、最もおいしいバゲットとして選ばれたブーランジェリー・
職人には、4000ユーロの賞金と、1年間大統領官邸、エリゼ宮にそのパンをおさめる権利を与えられます。

ここに、2015年と2016年の受賞者とそのパン屋さんを紹介しておきます。
2015年受賞者:Djibril Bodian, ブーランジェリー名: ル・グルニエ・ア・パン Le Grenier à pain , 住所: 38 rue des Abbesses (18e)
アドレス・アベッス通り38番地、パリ18区。
 2016年受賞者: Michael Reydelet et Florian Charles, ブーランジェリー名: ラ・パリジェンヌLa Parisienne , 住所: 48 rue Madame (6e)
アドレス・マダム通り48番地、パリ6区。

④le moule marinière ムール貝
写真引用元・https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AAOC_C%C3%B4tes-de-provence_La_Londe_ros%C3%A9_et_moules-frites.JPG・auteur :JPS68


パリでおいしくて簡単に食べられるもののひとつに、「ムール貝」があります。
そのムール貝で有名なのが、上の写真のレストラン「 Léon de Bruxelles」。
このレストランはベルギー料理の店で、1893年に開店以来、フランス中にそののれんを開き、
現在では、フランス国内に78店舗、2012年にはロンドンにも店開きしました。

このムール貝も、留学生としてやってきた直後の1993年に初めて食べたもので、
シャンゼリゼ店の中で、お隣のテーブルに座っていた女性の食べ方を見習いました。
空になった貝を使って、次の貝の中にあるムールをつまみます。
こうするととても食べやすいのですよ。 (写真はシャンゼリゼ店です。クリックで拡大します。)
⑤Le Fruit de mer フリュイ・ド・メール

写真引用元・ttps://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AFr%C3%BCchte_des_Meeres.jpg/ Auteur Gordito1869

一番目に挙げた、スープ・ド・ポワッソンを食べる際に、是非とも、フリュイ・ド・メールのお皿を一緒に食べていただきたいと思います。
パリジャンにとって、海の幸は特別な一皿で、お祝いごとなどがあるときによく食べています。

⑥Café gourmand(キャフェ・グルマン)
a title=”By JPS68 (Own work) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons” href=”https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ASillans-la-Cascade_Caf%C3%A9_gourmand_Bistrot_La_Cascade.JPG”>Sillans-la-Cascade Café gourmand Bistrot La Cascade
カフェ・グルマンドは、コーヒーといくつものお菓子が乗った一皿。
乗っているものは店によって多少違いますが、ひとつのお皿にフランスの美味と、
彼らの愛くるしさが全て表現されていて、いい思い出になると思います。
⑦Boeuf Bourguinon (ブッフ・ブルギニョン)

画像引用元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ABeef_Bourguignon_(5376623256).jpg
ブッフ・ブルギニョンは、フランスの伝統的な料理です。まずは、いいレストランで堪能なさってください。
著者は、自宅でもよく作ります。
⑧Soupe à l’oignon (スープ・ア・ロニヨン)

こちらも、フランスの伝統的な一皿です。冬の日に食べると格別です。
写真引用元・https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AMmm…onion_soup_(5344349906).jpg・Author jeffreyw

以上、フランスとパリで食べることのできる、格別なお味たちををご紹介させていただきました。

 

 

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