夢の気球で、フランス伝統の城を眺めよう。フランス夢旅行。

フランス国内・魅力の旅行。
自己紹介欄にも書いたのですが、著者はフランスの伝統の城たちを巡る旅を何度もしています。
おいおいとこのブログにて旅日記を公開してゆきますが、
フランスの伝統の城たちは、通常、歴代の国王たちによって建設が命じられ、
歴代の国王たちによって愛され、住まわれ、それらの城の中で歴史が創られていった面があるわけで、
フランスの歴史を感じ、学ぶことの出来る旅を素晴らしいと思うのです。

著者は、シャンボール城の目の前にあるホテルに宿泊し、城で行われたスペクタクルを楽しんだり、
フランス人の主人と共にアンボワーズ城の夜のスペクタクルを見、
次の日には城の前で開催された蚤の市の屋台でおいしいものを食べたりといった楽しみかたをしてきました。

写真引用元・Par User:Elementerre, edited by Atoma and Sir Gawain [GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html), CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/) ou CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ところで、この城の訪れ方なのですが、本日は目線を変えて、「気球」に乗って上空から
これらの城を巡る旅をご紹介したいと思います。
下の写真は、シャンボールと気球。クリックで拡大します。
写真引用元:By Nathalie Seigne (http://data.abuledu.org/wp/?LOM=26847) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
今日では、他の乗り物に比べて、気球について語られることはあまりありませんが、気球はとても歴史のある乗り物です。
気球のことをフランス語でMontgolfière/モンゴリフィエールと言いますが、
これは1783年に初めて熱気球の実験に成功したフランス人、
モンゴリフィエ兄弟からとられたものです。彼ら兄弟は1777年までには熱気球を思いつき、
1783年にはフランスのヴェルサイユ宮殿において、ルイ十六世と マリーアントワネットを目の前に公開飛行を成功させています。
同時にガス気球も開発され、1783年8月27日にはパリのシャン・ド・マルス広場にて、実験飛行が行われています。

その後も開発と気球利用はとぎれることなく続き、
現在では、熱気球、ガス気球、ロジェ気球と三種類の気球があり、一般人でも気軽に乗れるようになりました。

今日はフランスを楽しむ方法のひとつとして、この「気球旅行」をご紹介します。
フランス各地に気球旅行を取り扱う会社があり、
各地を楽しむことができますが、フランスのロワール地方、
すなわち、シャンボール Chambord やシュノンソーChenonceau城、ブロワBlois城、アンボワーズAmboise城など、
フランス暦代の国王たちが愛した城たちのある、フランスにおいては大変、重要な地域の気球の旅です。
下の写真はシュノンソー城と気球。

By Nathalie Seigne (http://data.abuledu.org/wp/?LOM=26834) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

こちらは、各会社のカタログたちです。
では、まず、上の写真でシャンボール城に降り立っている気球の会社のアドレスを挙げます。
したの会社、「Au gré des ventes」、この会社は、数ある気球運営の会社の中、
唯一国有地であるシャンボールへの気球での離着陸を許可されている会社です。
オゥ・グレ・デ・ヴォン: Au Gré des vents
http://www.au-gre-des-vents.com/
Au Gré Des Vents – S.A.R.L. Air Altitude – 65 Avenue de la paix – 41700 Contres
Tél : 02 54 46 42 40
料金は大人1人1フライト・200ユーロから。

アール・モンゴリフィエール社 Art-Mongolfières
http://www.art-montgolfieres.fr/
9, le Petit Villeneuve 41400 Saint Georges sur Cher
02 54 32 08 11

上の写真のカードたちは、割引カードたちです。ロワール地方の旅行案内所でもらうことが出来るほか、
ホテルのレセプションにも置いてあるのですが、このカードがあると、少し割引してもらえます。

フライトは合計で約3時間、そのうち約1時間が、飛行に当てられます。
上空から城を眺めるという楽しい目的のほかに、広い空やその地方を広い視点で見ることが出来ます。
お値段はちょっとお高めかも知れませんが、きっと一生忘れられない、特別な経験になると思います。
フランスの城を見るというだけでも 心臓の高鳴る話ですのに、更に気球に乗るなんて、憧れの旅ですね !

さて、「ロワール地方まで行くのはちょっと、遠い」というかた、
あるいは気球を気軽に楽しみたいというかた、もう少し気軽に乗れる気球がパリにあります。
パリの15区、アンドレ・シトロエン公園には公園内に固定されている気球があり、
上空150メートルまで、登ってくれます。料金は大人12ユーロ。先日、この気球に乗ってきました。

Parc André Citroën/アンドレ・シトロエン公園
2 rue Cauchy 75015 Paris
 入り口・Quai André-Citroën, rue Leblanc, rue Saint-Charles, rue de la Montagne-de-la-Fage.
Métro M° Javel, ligne 10・Laurmel、 Balard
アンドレ・シトロエン公園はパリの15区、セーヌ河沿いにある巨大公園です。
テーマ別にいくつかの庭園があるほか、噴水や、巨大な敷地の芝生そして今回ご紹介する気球もある
非常に心地のよい公園です。アンドレシトロエン公園特集:http://madamerei.com/2017/04/10/

下の写真は、気球を下から眺めた図です。1度の定員12名です。フライトは約15分ほど。パリを一望できる気球です。
こちらはチケットです。気球に乗るために、アンドレ・シトロエン公園へ行く場合には、
気球の運営会社のサイトでその日の気球の運営状況を確かめてから
公園へ向けて出発することを強くお勧めします。http://www.ballondeparis.com/
(風が出てくると運行中止になります。)
パリが一望出来ます。遠く、サクレクールまで見えました。
こちらは、セーヌ河で、パリの16区側。 ラ・デファンスのビル群も !
この気球なのですが、パリ市内あちらこちらから見えます。
こちらの写真は、ミラボー橋の上から撮影しました。

終わりに。
本日は著者が大好きなフランスの城を別の視点から眺められる気球の旅をご紹介しました。
これからの季節は、パリの美しさを様々な方法で満喫できます。
新しいフランスの楽しみかたとして、パリを眺める方法としての気球。
鳥のように眺められるように空まで連れて行ってくれる気球。
夢のフランス旅行としてお勧めしたいです。
本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。








写真引用元・By Aero4 (Own work) [CC BY-SA 4.0 (httpcreativecommons.orglicensesby-sa4.0)], via Wikimedia Commons

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