フランスのスーパーマーケットで買う、プチプリ、でも効くコスメ激選。

フランス・コスメ

フランスのスーパーマーケットで買う、プチプリ、でも効くコスメ激選。

フランスの女性達は、特に学生たちは普段、ファッションやコスメにそれほどお金をかけません。
これはフランス人の暮らしのありかたで、日本人女性より明らかに質素です。
もちろん、比べる必要などない話で、これはフランスと日本の生活のあり方の違いや、
システムの違いからきている暮らしへの信条の違いではあるのですが、
誰だっておしゃれはしたいわけで、賢いお金の使い方を考える必要があります。

若いパリジェンヌたちを見かけるのが、スーパーのコスメ売り場。
コスメを探すその目は真剣です。
日本人の同年代女性よりも恐らくは、少ないであろうお子遣いを使うのです。
しばらく前に、「パリのファーマシーで見つける日本未発売コスメ」http://madamerei.com/2017/03/08/を特集しましたが、
今回は、パリジェンヌたちがよく使っている、スーパーマーケットで買うことの出来るプチ・プリで、
でもフランス製(あるいはヨーロッパ)でしっかり効くコスメを特集します。

  今回は各メーカーの商品を一品ずつ購入してみましたので、使用感などもお伝えします。

なお、各メーカーから購入した商品は著者の個人的な、個人的すぎる判断による選択ですので
あらかじめご了承くださいますよう、お願いいたします。
更に、今回の特集では、商品を使ってみた感想をお伝えしますが、星付けになどよる評価は行いません

①Mixa・ミクサ
ミクサはフランスにおける大ブランド、ロレアルのグループ会社です。

これらのコスメたちは、デリケートなお肌の為に開発され、ベビー用品から、大人のデリケート肌まで、家族全員のための製品が揃っています。
デリケート肌だけでなく乾燥肌対策商品をも得意としています。
著者の買った商品・Mixa EXPERT HYALURO Sérum hydratant intensif 8.10ユーロ。 

ちょうど、著者の使用していた保湿用の美容液が無くなり掛けていたので、今回このメーカーからこれを買ってみました。
ヒアルロン酸配合。パラベン・フリー。
ほぼ無臭、透明の美容液で、重くも軽くもありません。しっとり感はずっと続きます。
デリケートなお肌むけというだけあって、刺激がないのがとてもいいと思いました。


②NATURA SIBERICA・ナチュラ・シベリカ:Born in Siberia
ナチュラ・シベリカはシベリア産のブランドです。
シベリア産のワイルド・ハーブを多用したブランドで、ベビー用から大人の肌ボディケア・ライン、
メイクアップ商品と必要なコスメが全て揃います。
注目すべきは、キャビアをしようしたラインがあることと、スパ・ライン、それにヘアケア・ラインです。
シベリア発のコスメですが、既にヨーロッパの国々で注目され、スペインには2店舗オープンしています。
このブランドに関しては、著者は個人的に関心を持ったので、近日中に「フランスの大注目株コスメ」の特集を組んで再度ご紹介します。

著者の買った商品Northern soap for deep fecial clensing/
Savon détoxifiant du grand nord nettoyage du visage en profondeur 14,99ユーロ。
今回このメーカーだけ、2品買いました。 理由は著者の使っていたボルゲーゼのファンゴ石鹸が無くなり掛けており、
もう入手できないので、何か変わりのものをと探していたところでしたので、このメーカーのこの「石鹸」を購入してみました。
シベリア産松のオイル、ブルーベリーエキス、白樺、木苺の種子、炭配合。黒い色は炭の色です。

ポットに入った、ねっとりしたクリーム状の黒い石鹸、それに黒いスポンジ、小さな商品説明書が箱の中に入っています。
とても親切なブランドとの印象を受けました。こういう丁寧さは、女心をくすぐりますね。
ねっとりしたクリーム状の石鹸は、フランスの水でも泡だちやすく、しかもこの石鹸、とてもいい香りがします。
(なお、著者は泡立ちネットを使用しています。)
黒いスポンジで顔を洗うと角質が取れやすく、つやつやになります。
この商品は2014年のBeauty Challenger Awards Winner を受賞しています。

著者が買ってみた商品②・Sérum pour le visage à la rhodiola rosea/ revitalisation et nutrision

15.99ユーロ。

MIXAの商品を買った理由にも書いたのですが、著者の普段使っている保湿用美容液がなくなりかけていたので、
「保湿」に重点を置いた美容液を重視してこの商品を選択しました。
重みがあって、しかもつやつやした感触の、肌色のとろみ美容液で、しっかりお肌に吸い付きます。
この肌色やつやは配合されているヴィタミンからきているのでしょうか。
膜が出来たような印象で、美容液兼乳液のような感触。
つやが出るのがいいと思いました。



③L’OREAL:ロレアル

ご存知、知らない人のいない大ブランド・ロレアルの商品です。日本でも入手出来るロレアルですが、
このブランドは除けないかなと思い、今回リストに入れてみました。

著者が買ってみた商品L’oreal Age Perfect golden age
lotion sérum écrat Quotidien・15、99ユーロ。

沢山ある商品の中から、この商品を選択したのは、「ローション・セラム」ローション美容液と謳ってあることが理由です。
著者はローションマニアなのですが、フランスでは「ローション」というカテゴリーの商品は、
メイク落としが主で、保湿向けのローションは少ないのです。
対象年齢は60代からと箱に書いてありますが、くすんで輝きが無い成熟したお肌とも明記してあります。
保湿と肌に自然な輝きを持たせることが目的の商品です。カルシウムとパール成分配合。
使用法は1、2滴を洗顔後のお肌へ。
重いとろみのあるローション・美容液で、説明にある通り1、2滴で十分です。非常になじみやすいです。
キラキラしたピンクゴールド(あるいはゴールド)のパールが綺麗。
乾燥しきっていないお肌のかたなら、次につけるのはクリームだけでもいいかも知れません。
なお、パール成分は塗ったあと消えますので、肌にパールが残りません。
このローションの存在はフランス在住者にとって、本当に助かります。


④DIADERMINE・ ディアデルミィン
2014年にその110年の歴史を祝ったコスメブランドで、創立当初は薬局で売られ、
今日では大ブランドとして大スーパーなどでも取り扱いがあります。クリーム・ラインのN°110はこの110年から来ています

著者の買った商品LIFT+  ECRAT IMMEDIAT
Soin Tenseur éclat Anti-age Révélateur d’éclat immédiat
Pro-collagene+Complexe vitaminé 5.79ユーロ。

カプセルからは非常に重い感じの美容液が出てきますが、お肌に乗せた途端、さらさらの感触に変わり、
お肌のきめまで整ったような印象にしてくれます。
この効果にはちょっと驚いてしまいました。この効果だけでも「買い」だと思いました。
強いリフト効果はないようですが、長時間お肌をいい感じで保護してくれます。
しっとり・さらさら。その上お買い得です。


⑤Garnier・ガルニエ 美容師、カツラ師であったムッシュー・ガルニエによって1904年に創立されたコスメブランドで、
1965年に大メーカー「ロレアル」によって買収されました。(ウイキぺディアから引用)。
オリーブ、レモンや、アボカド、カモマイル、はちみつといった自然の食物を多様しています。
他のブランドたち同様、全てのお肌のためのコスメが揃いますが、ムッシュー・ガルニエが美容師だったためか、
最も注目されるのが、ヘア用の商品です。実に多くのヘアカラーとシャンプー類があります。
著者は自分でヘアカラーを入れないので、残念っですが、今回はヘアカラーではなく、他の商品を選択しました。

著者の買ってみた商品Solution Micellaire tout en 1・・・ 5、25ユーロ。

フランスでは、メイク落としというと、このようなローション状の製品が多く、全てのメーカーが販売していると言っても過言ではありません。
フランスでは水で顔を洗うと肌を傷めるという発想があるので、こういう商品で「ふくだけ」の人も多いのです。
この製品では、顔だけでなく、デリケートな目元や唇の周りにも使えると書いてあることから買ってみました。
使用感・ほぼ、無臭でまるで、ミネラル・ウオーターのような感触のクレンジング・ウオーターです。
このようなクレンジング・ウオーターの中には、ちょっとべたつく商品もあるのですが、この製品はべたつきが
まったくありませんでした。このお値段は、このようなローションの中でも低価格です。優秀です。

終わりに。

フランスの場合、非常に沢山のラボラトリーがあります。
文字通りフランスはコスメ大国ですので、プチプリでも信用が置けるのではないか、と思い特集してみました。
このコスメ特集は、今後も続きます。
デパート、ファーマシー、専門デパートと様々な選択肢がありますので、
ひとつずつテーマ別に特集してゆくほか、特定のブランドを特集することもあると思いますので、
コスメ好きなあなた、また遊びにいらしてください。

今回は、プチプライスでも充分いいものが見つけられると確信した特集でした。

お断り:
最近よく、「ステマ」Stealth Marketingという言葉を耳にするようになりましたが、
今回この特集においてご紹介した 商品あるいはブランドと著者はまったく個人的つながりがありません。

あくまで、個人的興味で全ての商品を購入しているものです。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です