デートコース①白鳥の散歩道と自由の女神、パリ15&16区。
こんにちは。
麗ド・ラ・ヴァレットです。 私はパリ留学中に出会ったフランス人男性と結婚しています。
このブログにて、2人の話を少しずつしていきたいと思っておりますが、彼はパリ生まれの生粋のパリジャンです。
先日から、ふと、パリジャンとの恋とは? パリジャンはどんなところでデートするのだろう?
と、個人的興味を持ってパリの人々の生活とデートの仕方を考えていたのですが、
では私自身と、私の主人は今までどこでデートをしてきただろう、とふたりの歴史を振り返ってみました。
そこで、今回から「パリのデートコース」というシリーズにて、
実際に私、麗と私の主人が巡ったデートコースをご紹介したいと思います。
どのようなカップルでも、その連れ添うふたりの歴史には沢山の「思い出の場所」があるものですが、
私と主人にもパリの街の至るところに2人の「思い出の場所」があります。
(ただし、ご紹介するとロクなデートをしてないな、と思われるのがオチかも知れません・・・汗)
第一回目は、パリ16区と15区の中間、グルネル橋を渡る途中にある人工中州のL’île aux cygnes、白鳥の島、または「白鳥の散歩道」です。
セーヌ河にかかるPont grenelle/ グルネル橋と Pont de Bir-hakem/ビラケム橋からのアクセスが可能で、
片側にパリ15区を、片側にパリ16区を望むことが出来ます。
歩いて1分ほどで、パリ15区側の巨大ショッピングセンター、「Beaugrenelle/ ボーグルネル」 へアクセスでき、
16区側には、かの「カステル・ベランジェ」https://fr.wikipedia.org/wiki/Castel_B%C3%A9ranger
も近いという絶好のロケーションにあるこの島ですが、まずはこの島自体を楽しみましょう。
白鳥の散歩道で、エッフェル塔と自由の女神を間近に眺めながら、手を繋いで歩いて、楽しく語り合いましょう。
下の写真をご覧ください。セーヌ河中心の中洲が正式名称・「白鳥の島」L’île aux cygnes、その中の歩道がAllée des Cygnes「白鳥の散歩道」です。
写真引用元:Par Alessandro Prada (Flickr: Paris – Seine vue de la Tour Eiffel) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
写真引用元:Par Paris 16 (Travail personnel) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
下の写真をご覧ください。この写真はグルネル橋から撮影したものですが、右側に見えるのが、この人工中州「白鳥の散歩道」です。
自由の女神像でなく、橋にピントが合ってしまっています。ごめんなさい。

降りてゆくと、このような感じのいい散歩道がふたりを待っています。ここが、Allée des Cygnes「白鳥の散歩道」です。

この島の歴史として、1676年にデンマークとスエーデンの国王たちが、
ルイ14世に白鳥を贈ったことから「白鳥島」と呼ばれるようになったという説があります。
しかし、パリにはもうひとつ 「L’ile des cygnes」と呼ばれていた島があり、資料によっては2つの島のどちらが
この歴史の元なのかわからず、しかもふたつの島を混合しないようにという説がありましたので
今回この島の歴史には言及しません。
(事実確認後、アップします。)
http://www.parisinfo.com/musee-monument-paris/146156/Ile-aux-Cygnes
ところで、この島では本当に時々白鳥たちを見かけることができます。
セーヌ川には何羽もの白鳥が住んでいて、運が良ければ見かけることが出来ます。
私は、何年も前の7月14日の花火大会の際に、この「白鳥の島」の横を7羽の白鳥が列をつくって泳いでゆくかわいい姿を見かけました。
列の先頭にいたのが、お父さんらしき白鳥で最も大きく、その後ろをついていた5羽は子供の大きさ。
最後についていたのが、お母さんなのか、やはり大人の白鳥。
そのお母さんらしき白鳥は、最後尾あたりにいた子供白鳥が遅れをとったときに
しばらく泳ぎをやめ、その子供白鳥が皆に追いつくのをじっと待っていました。
携帯電話で撮影した写真が残っているはずですので、見つけ次第アップしたいと思います。

上でお話した白鳥たちの写真が見つかりましたのでアップします。(追加・11月3日)


下の写真は、のちほどご紹介する「Batobus」バトービュスです。
この船では、パリのセーヌ川上の9つもの停船場がありますので、好きな場所へアクセスしやすい。
下の写真は、白鳥の散歩道から眺めたパリ16区側。
この島の最先端の場所に立っているのが「自由の女神」像。後ろから失礼します。ここから、次のページがありますので、「2」をクリックしてください。