フランス語レッスン・第2回。街で見かけたフランス語。

フランス語レッスン

フランス語レッスン② 街で見かけたフランス語。
こんにちは。麗ド・ラ・ヴァレットです。
今日はフランス語レッスン第2回、パリの街で見かけるフランス語です。
街で見かける言葉たちですので、今回はレベルに関係なくご紹介させていただきます。
では、早速著者が見つけたフランス語を見てゆきたいと思います。
下の写真はパリの街中で見かける電光掲示板です。
掲示板の左上に、「mairie de paris」、「パリ市役所」あるいはパリ市行政という文字が見えます。
この掲示板では、パリのイベント情報を見つけることが出来ます。

では、読んでいきましょう。23 Avril et 7 Mai où est mon bureau de vote ?
今年2017年は5年に1度の大統領選挙が行われる、フランスにおいては非常に大事な年です。
昨日23日はフランスにおける大統領選投票日、第一回投票で、とても大事な1日、
日仏カップルである私と主人も、友人と話したりテレビを見たりと大忙しでした。
「4月23日 と 5月7日、何処が私の投票所?」この掲示板は自分の投票所がわからない人へ向けたものですね。
フランス大統領選は、国民による直接投票で、投票が2回行われます。
第一回投票で大統領に選ばれるためには、有効投票の過半数得票が必要で、過半数得票が得られない場合
には2人の候補者たちによって第2回投票が競われます。
今回の第一回投票では上位のMacron 氏が24.01% Le Pen 氏が21.3%とどちらも過半数に満たなかったわけで、
この2人によって第2回投票に持ち込まれます。https://www.google.fr/#q=presidentielle&spf=1

次回、第2回投票は5月7日です。
Réponse sur le site paris.fr/élections Rechercher votre bureau de vote.
「返答・paris.fr/élections サイト上。あなたの投票事務所検索。」
予断を許さないフランス大統領選、と言われていますが、世界の未来のためにもいい大統領に選ばれてほしいですね。

次の写真へ行きます「Accès pompiers 」アクセ・ポンピエール。消防用通路。
Pompier/ ポンピエーというのは「消防」のことです。
この「消防用通路」の看板はいくつかの異なったデザインのものを見かけますが、この看板、なんだか可愛いと思いませんか。
なお、フランスで消防に電話するためには「18」番をまわします。

Sortie ソルティー。出口のことです。Sortie de secours で「緊急用出口」。 反対に入り口は「Entrée 」アントレ。

「Entrée Hameau Béranger」上の写真と共に「Entrée 」入り口を説明しましたが、
この看板はかの有名なアールヌーヴォー建築・「カステル・ベルジェ」の建物の脇にある門についているものです。
Hameauは集落のことで、「ベランジェ集落入り口。」カステル・ベランジェの建物の横(脇)には、
門があり、いくつかのアパルトマンの出入り口へと通じる小さな小道があります。
それを「集落」といっています。
下の写真も「カステル・ベランジェ」の門にある看板。「PROPRIETE PRIVEE/ ACCES RESERVE AUX RESIDENTS」。
プロプリエテ・プリヴェ・アクセ・レザルヴェ・オー・レジダン」。
Propriété という単語は、「所有地」のことで、「Privée」で「私有地」。
「Acces réserve aux résidents」は「通行は住民たちの専用のものです」。
つまり、この看板では、「私有地につき、住民以外立ち入り禁止」と言っています。
以前は、カステル・ベランジェの門は現在と違った色で、
門自体が開いており、誰でもカステル・ベランジェの建物脇まで
入ってゆくことができ、そこで写真を撮影している人々も多かったのですが、あるときから
現在の(写真の)ような門に取り替えられ、立ち入り禁止となりました。住民の方にご迷惑がかかっていたのですね。
次に行きたいと思います。この看板はマカロンで有名な「Ladurée/ラドュレ」のものです。
ショッピング・センター「Beaugrenelle/ボーグルネル」でみつけたもの。
「Ouverture prochaine ! 」ウーヴェルチュール・プロシャイン。まもなく開店 !
Ouverture は英語でいうOpening のことです。ちなみに、「Horaires d’ouverture 」で「営業時間」。
著者は先日、パリのロワイヤル通りを歩いていてラデュレを見つけたので
マカロンを買って食べました。どのマカロンもおいしかったですが、「Muguet/ すずらん」味のマカロンが最高だと思いました。
Ladurée/ラドュレの新開店、楽しみですね。


下の写真はある銀行の前の看板です。「Un distributeur de billets est à votre disposition à l’intérieur 」。
Distributeur de billets は「現金自動支払機」のことです。「ディストリビュトゥール・ド・ビエ」と思えておけば、便利ですね。
この看板では更に、「 est à votre disposition à l’intérieur 」と書いてあります。
à votre disposition というのは、「あなたの意のままに」「あなたのご自由に」と言う意味で、これは結構丁寧な言い方です。
続いて「à l’intérieur 」で、「内に」つまり、「銀行の中に」。
「この銀行中に、ひとつの現金自動支払機があります。」
「Acces toutes cartes bancaires」
全ての(異なる銀行の)カードがお使いいただけますということですね。


下の写真は学校の壁でみつけたもの
「Affichage interdit 」
張り紙禁止 ! パリの街では何処にでも張り紙することは出来ません。
貼ってもすぐにはがされます。
パリの街では、看板や張り紙にはとてもうるさく、それがこの街の景観を護っています。
私たちの知人はセーヌ川の脇に住んでいますが、セーヌ川沿いは景観のために看板禁止とか。
下は公園で見つけた 看板です。左はパリ市の広告で、「Parc Rives de SEINE」とは
「セーヌ河岸公園」のことで、セーヌ河にかかるイエナ橋からシュリー橋までの
合計7キロのセーヌ沿いの道路を車両禁止にしたうえで、歩行者用遊歩道とした道路のこと。
4月2日、公式にオープンしました。
「Venez flâner」 ぶらつきに来て下さい。写真のカップルの方たちのように歩きたいですね。
右の広告は、「Kiosque en fête」、キオスク・オン・フェッテ。 パリ市主催で、パリの公園(キオスク)にて行なわれる お祭りです。
「des animations gratuites pour tous, en famille ou entre amis dans 40 kiosques」
40のキオスク内での、家族や友人とのすべてのための無料のエンターテイメント。
「kiosque en fête」につきましては、次の特集で触れましたのでご確認ください。

パリで見つける無料の楽しみ・第一回 ! 無料コンサートへ行こう。

セーヌ河岸公園についてはまた次回特集しますのでお楽しみに。







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