こんにちは。昨日は七夕でしたが、我が家でも、「願い事」を書いて室内観葉に下げました。
ちょっと男女のことを書きたいと思いますが、男と女というものは不思議なもので、
自分自身に「写し鏡」なのではないかと思うことがよくあります。私はフランス人男性と結婚しているのですが、
性格、趣味などは全く正反対の主人なのに、何故か、「人生における課題」が私と全く同じなのです。
「人は自分の持つ波動と同じものを引き寄せる」という考えがありますが、
波動がどうとかはさておき、人はこうやって魂をお互いに磨きあってゆく、のかも知れないですね。
フランスにおいては、年に二度大きなソルド(SOLDE、バーゲン)があり
前日までお店に売られていた商品が30パーセントや50パーセントオフ、などという破格値で売られるので
実に興味深く、便利なシステムだと思っております。
日にちがしっかりと決められていて、一斉に始まるのが便利で、フランスという国の快適さ、便利さを賞賛したくなる一面です。
先日からパリではソルドが始まりました。
上の写真は先日、ロワイアル通りで。
著者はもともと「エレガントかつフェミナン」な服がすきなのですが、毎年夏になると、Robe de l’été、サマードレスが着たくなるので、
「ドレス狂」ではないかと自分で思ってしまいます。
今年はドレスを一着買ったきりなのですが、私の買ったドレスは今半額で売られています。
パリでは、夏目前になると「サマードレス」を売りに出すブティックが多く、
パリジェンヌたちの中にももサマードレスを美しく纏う人が多く見られます。
私はドレスマニアで、夏になるとドレスを着たくなりますので、パリのブティックにてドレスを探すのが楽しみです。
あるとき、パリの「アレジア通り」を車で通りかかりました。
あるブティックのショーウインドーに飾られていたドレスに心を奪われた私は
車を降りてそのブティックへ駆け寄りました。
やわらかで、フェミナンなイメージのそのドレスはソルドで、半額になっていました。
私のサイズ、36を探すも、在庫にある中では最も小さいサイズは40だと店員の女性から言われ、
試着をしてみましたがやはり40では大きすぎました。
店員の女性に「私のサイズを他の店舗から取り寄せていただくことは出来ますか」と訪ねたのですが、
ソルド中は難しいかも知れない、問い合わせてみますがのこと。
商品番号を聞いて自宅に帰り、自分でも何店舗か電話をかけてみたのですが、どの店舗にも私のサイズはおいてありません。
ところが翌日の朝のこと、自分の内側から、「行きなさい」という激しい衝動が起きました。
でも40では大きすぎる、お直ししても形が崩れない保障がない・・・と迷っていましたが、衝動に従ってブティックまで足を運びました。
「Bonjour !」私がブティックに入って店員さんに挨拶するなり、昨日の店員の女性は
「ああ ! この方はついてる!」と言って、そそくさと店員だけが触れられるラックから例のドレスを持ってきてくれました。
サイズは・・・36 !
「お探ししたらあなたのサイズが一着だけ残っていましたよ。」とのこと。衝動に従って来てよかった !
大喜びで買って帰りました。
こんな風に、普段気に入っているブランドではなくとも、偶然通りかかった道りのブティックで
自分に合った「嬉しい出会い」の商品を見つけるのも、パリの楽しみかたのひとつですね。
パリのソルドは8月8日まで。
なお、この通りは「ストック街」としても有名で、有名ブランドの以前のシーズンの商品を安く売るブティックが軒を連ねています。
有名なのが「ソニアリキエル」で非常に大きな店舗を構えています。
他にも、洋服や子供服、化粧品、ランジェリーと多種多様なストック商品を売るブティックがあります。
パリ14区 ・アレジア通り