こんにちは。
麗 ドラヴァレットです。パリは間もなく、「キャトールズ・ジュリエット」7月14日、日本で言うところの「革命記念日」にあたります。
Photo by:Ecole polytechnique Université Paris-Saclay/https://www.flickr.com/photos/117994717@N06/14695207243
今年はアメリカ合衆国の大統領が来られることもあってか、
パリの街、特にキャトールズジュリエットの式典が行なわれるコンコルド広場付近は厳戒態勢が取られています。
http://www.lepoint.fr/politique/ceremonies-du-14-juillet-donald-trump-accepte-l-invitation-d-emmanuel-macron-28-06-2017-2139021_20.php
私はキャートールズジュリエットの式典・パレードを見るために、当日何度かシャンゼリゼに足を運んだことがあるのですが、
非常に早い時間に到着しないと、シャンゼリゼに通じる道は全て閉鎖されます。
昨日から、パリでは激しい雷がなり、強い雨が降っていました。
これはパリの春から夏にかけてはよく見られる天気です。
通常、春夏の雨は15分ほどでやんでしまうので、パリジャンたちは傘を持ち歩きません。
ただし昨日の雨は珍しく今日まで長引いています。
今週はあまりお天気が良くないようですね。
今日は「街と人との相性」について書いて見ます。
パリの街へ着いて、もし街との相性が悪いと感じたらの対処法を挙げてみたいと思います、
街と人との間に「相性」があると感じたのは何歳のことだっただろう。
私は、小さな頃から、街や人の「エネルギー」を非常に感じやすい子供だった。
「エネルギー」という言葉を使ってしまうと、おわかりいただけない場合もあると思うし、
誤解を呼ぶ場合もあるかと思うので、もっとわかりやすく言うと「魂」だ。
その街が持つ「性質」のことで、街は呼吸しているし、
そこに住む人々の生活習慣や意識も反映されている、全てを包括したものが「魂」。
(もちろん、誤解しないで理解できるかたは「エネルギー」と考えてくださって結構です。)
それは私が初めての海外旅行で着いた、ロス・アンジェルスでの出来事。
まず、空港を出た瞬間に感じたエネルギー・性質。
「東京とは違うのだ。」と瞬間に悟った。
私にとっては、東京よりもずっと優しい性質で、私は滞在中、夢中になってしまった。
実をいうと私は東京の持つエネルギーや性質が苦手だった。
猥雑で重く、私には結構、同調が難しいと感じていた。
もちろん、人自身の精神や価値には、街の性質は全く関係が無く、
どこの街にいようとも私は私であなたはあなただ、そこはしっかりと理解して
流されないでいる必要がある。が、同調しやすい街と同調しにくい街がある。
パリの街に初めて着いたとき、私は着いたとほぼ同時にこの街の持つ
魂やその性質に同調してしまった。
街の空気が自分の体にやわらかくやわらかくまとわりつき、包み込んでくれるかのようだった。
私自身の魂にまで、優しく浸透してくるようで、私は心底「安らぎ」を感じた。
ブライアン・ワイス博士のベストセラー「前世療法」を読んだのは今から15年ほど前だったと思う。
その中で紹介されているある女性は、生まれて初めて着いたイタリアの街で地図も持たずに、
前世の記憶だろうと思われる記憶を頼りにその街を歩くことができ、
街の人が次から次へとイタリア語で話しかけてきたという経験をもつ。
私もそれと同じような経験をパリに着いたばかりの頃にしていた。
街と人との間には相性があるのだ。
その街の持つ性質とその人の性質の違いかも知れないし、前世が関係する場合もきっと、あるのだろう。
ただし一般的には、人は前世の記憶などを今生に持ってはいないし、常に「前世」を考えたり
するのではなく、「大切な今」を生きる必要もあるかと思う。
私の経験をもうひとつお話しすると、主人と2人でスペインのバルセロナへバカンスへ行ったときのこと。
バルセロナの街に着いてみると、街のエネルギーで悪寒が走った。
バルセロナの街は美しいと思ったし、私には何の先入観も無かったが、
胸がえぐられるような痛みと、街に対して感じる嫌悪感で吐き気を感じてしまった。
「前世で何かあった場所だ・・・」とはっきりと感じたが、
それを思い出すことが大切なのではなく、対処することが大切だと感じたので、
簡単な方法を試してみた。
方法は簡単。
地元の人たちが入っているレストランへ行き、地元の人に混じって食事をするのだ。
そして、公園などの「土地」を感じられる場所のベンチに座り深呼吸をする。
これは簡単ではあるが「グラウンディング」と呼ばれる方法のひとつで、
これは人をその土地の「エネルギー・性質」と同調させてくれる。
私と主人はこのとき、バルセロナにて地元の人でにぎわうタパスの料理店に入り、
店の主人と話をしながら、タパスを何品も注文し、主人は上機嫌になって
地元のワインも注文した。
なすびとシェーブルチーズとはちみつ、という生まれて始めていただく
不思議な組み合わせのタパスを食べ過ぎて私たちはおなかが痛くなったが、
この方法と公園でのグラウンディングで私の嫌悪感はなくなった。
今では、バルセロナの街に対していい思い出が残るだけだ。
もうすぐ、夏休み。
もしこれを読んでくださっているあなたがパリに来られて
パリの街と相性が良くない、あるいは居心地が良くないと感じられたなら、
どうかこち方法をお試しください。
この方法で「街」の持つ性質と同調してみてください。
居心地の悪い思いをしながら滞在するよりも、ずっと心地よいはずですし、
パリの街から護ってもらえるはずです。
全世界には沢山の街があり、様々な人種の人々が住んでいるのですが
人種の違う人々に対して「ガイコクジン」などと思わずに
「相手はひとりの人間である、対等の人間である」と思うことにより、
滞在中、より楽しい経験ができることとと思います。