こんにちは、麗ドラヴァレットです。
フランスでは昨年年末から年始にかけて非常な悪天候、二つの台風、
「Eleanor 」「Carmen」に襲われ死者、けが人の出る結果となり、
現在更に別の台風が近付きつつあります。
今年は世界的にも異常気象が続いていますね。
私はこのようなときには、自分自身の生き方や気持ちを更に引き締めて暮らします。
従ってこれら悪天候の中、年始は自宅で過ごす時間が長かったのですが、
今年の起業のための作品作りに加え、しばらく前に
雇っていた家政婦との契約を止めましたので、沢山の家事、
それに今後、子供の教育のために教師が自宅に来ますので、自宅の整理整頓、と大忙しでおります。
家政婦につきましては、きれいな仕事をしてくれる女性だったのですが、
色々と自宅の物が無くなるので契約を止め、別の人を探す予定です。
今日は、年末年始の悪天候を過ごしてきた後の貴重な青空が広がるお天気でしたので、
子供を近くの公園に連れてゆくことができました。
パリの多くの公園には、管理人が常駐しているほか、ポリスが見回りに立ち寄っていることも
多く、非常に安心して散歩でき、子供を遊ばせることもできます。
(なお、先日の台風の日には全ての公園が閉鎖されました。)
私の子供は2015年生まれで、来年9月からは l’école maternelle、幼稚園に入学します。
役所への登録が既に始まっていますので先日、私の住んでいるパリの区役所にランデヴーを取り、登録に行ってきました。
先日、10日にパリ市庁舎の前を通リかかりましたところ、
リヴォリ通リ/rue Rivoliの多くのブティックで「solde/ソルド」の文字を発見。
忙しさのあまりすっかり忘れていましたが、フランス恒例のソルド・バーゲンが始まっていました。
By erin (Flickr: Soldes at BHV!) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
パリのショッピング通リと言いますとディオールやシャネルなどのブランド店が軒を連ねる
「モンテーニュ通リ」や「フォーブル・サントノーレ通リ」が有名ではないかと思いますが
このリヴォリ通リにも一大ショッピング通リがあります。
リヴォリ通りは、コンコルド広場から、マレ地区のサンポール駅までの長い通りで、
同じ通りが、サンポールにてサン アントワーヌ通りと名前が変わり、
バスティーユ広場までずっと続く、パリの右岸を東西に横切る通リです。

By Marcin Białek (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
私の友人はかつてこの通りに住んでいたそうですが、最高の眺めが得られたのでは・・・。
日本でも有名な「ZARA」や「H&M」「C&A」、「ETAIN」、「JENNIFER」「Mango」ランジェリーの「 Etam」
コスメのYVE ROCHERにセフォラ、とブティックが揃っています。
日本では知られていないかも知れませんが「Un jour d’ailleur・アンジュールダイユール」の店舗もあります。
このブランドは時折、綺麗なプリントの洋服やストールを出しているので注目しており、
よく16区のブティックをのぞいています。
フランスのシックなご家庭の娘さんたち御用達の「Caroll」のブティックもこの通りにあります。
今まで一度もこの通リでショッピングをしたことがありませんでしたので、
今回ちょうど通リかかったことですし、普段着を買おう! と思い立ち、
「Mango」でセーターを買い、「Zara」でパンタロンを、
それに以前着物について記事を書いたときにご紹介した「Osyho」のお店でパジャマを買いました。
私は普段から「エレガントでフェミナンな」服ばかり買ってしまう傾向にあるのですが、
「普段着ぐらいちょっと冒険して、普段着ないタイプの服を買ってみてはどうか」との発想で
これまで買ったことのないタイプの服を買ってみました。
女性はみな、どなたも綺麗な洋服が好きだと思うのですが、私もモードと洋服があまりにも好きすぎて
どこの街に行っても洋服のブティックには必ず見入ってしまいます。
「これがフランスのモードなのだ」とひとつひとつのアイテムに目を
やると、センスも磨かれてゆくというものです。
その美しい組み合わせ・着こなしで、見る人をはっとさせるファッションセンスの女性も多いパリですから
パリでは各ブティックを、好き嫌いや、買う買わないという視点ではなく、
「センスを磨く」という視点で見てゆくとこれまでとは違った経験ができるのではないかな、
と最近は考えています。
先日12月5日にはフランス国民的大歌手・スターのジョニーハリデーさんがお亡くなりになり、
7日にはFrance Gallフランスギャルさんがお亡くなりになりました。
私はこと芸能界については、日本・フランス双方とも詳しくないほうなのですが、
France gallさんの曲たちには思い出があり、
現在のフランス人主人とと結婚後、2008年に初めて南仏の別荘に行った際に
義兄がフランスギャルさんの曲をずっと別荘で聴いており、
主人、私、更に一緒に滞在した友人たち全員で大合唱、
しまいには全員で「laisse tomber les filles leisse tomber les filles・・・」と歌いながらダンスまでしていたものです。
(邦題・ 娘たちにかまわないで/1964年/PHILIPS)
フランスという国は、ことロックに関しては難しい環境なのかも知れませんが
その中で素晴らしい曲を届けてくださったジョニーハリデーさんと
ポップで明るい数々の曲を残してくださったフランスギャルさんのご冥福をお祈り申し上げます。
下はフランスガールさんのお墓。モンマルトル墓地です。
次回の記事は「パリジェンヌ的美容生活・お茶編」です。
お楽しみに。