ヴェルサイユを楽しみつくす。第一回。Château de Versaillesとヴェルサイユの街を歩く。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

始めにお断り:
この記事は9月14日に公開されたものです。
この記事中に紹介しているスペクタクル 「La Sérénade Royale de la Galerie des Glaces」
「ラ・セレナード・ロワイヤル・ドラ・ギャラリー・デ・グラス」は
ヴェルサイユにて6月から9まで行われていたもので9月15日で終了しています。
なお、12月1日より同じダンスグループのスペクタクル
「Le parcours du roi」がヴェルサイユ宮殿の鏡の間で敢行されますのでリンクを貼っておきます。
https://www.chateauversailles-spectacles.fr/programmation/le-parcours-du-roi_e2011

ヴェルサイユを楽しみつくす。Château de Versaillesとヴェルサイユの街を歩く。

フランス・パリを訪れる人々がその観光の大きな目的とするのがヴェルサイユ宮殿。
フランスの重要な歴史の舞台であり、フランスが誇る世界遺産でもあるこの城ですが
パリ近郊、わずか数十分で行くことのできる世界遺産です。
パリ市内から郊外電車RERに乗ってわずか30分で行くことの出来ることもあり、
私はこのヴェルサイユ宮殿とヴェルサイユの街をよく散歩しに出かけます。

(パリからガイド付き観光バスで来られるかたも多いと思いますが、バス旅行も
非常に効率の良い方法で、初めての方には特にお勧めできます。)
ヴェルサイユへのアクセスについては記事の最後におつけいたします。

ヴェルサイユ宮殿はよく知られているように、非常に大きな城・宮殿ですので
何度訪ねても勉強になるだけでなく
展覧会や催し物も多く、いつ訪ねても幸せな経験をすることが出来ます。
正直な話、その規模のあまりの大きさに一日で全て回りきるには
効率よく、計画を立ててから訪ねないと無理があるというのが私の個人的な感想です。
最近では、ヴェルサイユ宮殿の離宮、小トリアノン宮殿(Petit Trianon)の庭園内に
王妃マリー・アントワネットのために建てられたメゾン・ドゥ・ラ・レーヌ/Maison de la Reineが、
クリスチャン・ ディオール社の資金援助によって5年前より修復工事が開始され、
5月12日から一般に公開されたことで話題となっており、一時はチケットもソールドアウトになっていました。
(公開当初、すぐに行きたいと願ったものの、以上のような理由でまだ訪ねておりません。
次回のこのシリーズ、「ヴェルサイユを楽しみつくす」でお伝えします。)

ブログを始めた当初から「城」について書いてきたものの、
ヴェルサイユ宮殿についての記事を書いたことがありませんでしたので、
今回から「ヴェルサイユを楽しみつくす」と題して、シリーズで
ヴェルサイユ宮殿とヴェルサイユの街についての特集を度々お送りすることにします。

折りしも、先日9月12日に、日仏友好160周年を記念してフランスをご訪問中の皇太子殿下が、
ヴェルサイユ宮殿で、マクロン大統領と初めてご面会、
ヴェルサイユ宮殿における晩さん会にご出席されました。

日仏友好160周年について、私と主人では
「日仏友好は私たちに、最高の息子をプレゼントしてくれたね」と話していました。
(生まれてくる子供は全て、地球の宝ですよ、みなさん!! )

パリで暮らしていると「あなたは日本人ですか、私は日本が大好きなんです」
と言われる機会が多いのが、在仏日本人にとっての共通の体験だと思いますが、
フランスから心地よく迎えていただけるのも、先人がたの努力のお陰だなと
日本とフランス在住の先人がたに感謝の念がわきます。

今回は7月からヴェルサイユの「鏡の間」で行われていた催し
La Sérénade Royale de la Galerie des Glaces「ラ・セレナード・ロワイヤル・ドラ・ギャラリー・デ・グラス」
についてお送りします。
この催し物は、7月から9月15日まで、ヴェルサイユ宮殿で行われるよるのスペクタクルの前後に
行われる約40分の催しで、当時のコスチュームに身を包んだダンスグループのダンスです。
この催しでは宮殿の「チャペル」「鏡の間」「戦いの間」の3つの間を移動しながら
3つの異なるスペクタクルを楽しむことが出来ます。下の写真がチャペル。
チャペル前にてまずは美しい歌声を聞くことのできるひととき。


続いては、鏡の間。メインイベントのコスチュームダンスはこちらで行われます。
引用元:Photo: Myrabella / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0



By Zairon [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], from Wikimedia Commons




ヴェルサイユの街を歩く際にお勧めしたいのがしたの写真で「馬車」。
このような馬車・あるいはミニトレインは各地の主要観光地が用意しており、私も毎回乗っているのですが
ヴェルサイユのこの馬車はまだ未体験ですので、次回の「ヴェルサイユを楽しみつくす・第二回」で
お届けします。
・・・ヴェルサイユ宮殿までの行き方・・・

パリからヴェルサイユ宮殿までの行き方には全部で4つの方法があります。
電車で行く・

①ヴェルサイユシャトーリヴゴーシュ駅「Versailles château rives gauche」
高速郊外鉄道RERのC5番線に乗ってパリから約30分。
乗車時間はパリの乗車駅によります。
到着駅から宮殿入り口までは約10分ですが、駅を降りて大通りをまっすぐ歩いて左に
曲がれば既に宮殿正面玄関が見えますので実際の感覚は7分ほど。

②ヴェルサイユシャンティエ駅「Versailles-Chantiers」
パリの「Gare Monparnasse」モンパルナス駅からフランス国鉄・SNCFを利用して12分から25分。
このモンパルナス駅は大変大きな駅でフランス新幹線・TGVの発着駅でもあります。
迷わないよう注意。
到着駅は「Versailles-Chantiers(ヴェルサイユ・シャンティエ)」駅です。
駅から宮殿までは徒歩20分。

③この他、パリの「Gere Saint-Lazare(サンラザール)」駅からフランス国鉄・SNCFを利用して
「Versailles-Rives droites(ヴェルサイユリヴドロワ)」駅まで行く方法もあるのですが
現在途中の駅が工事中で直通がありませんので今回の記事では
ご紹介いたしません。今後、工事終了しましたら記事を訂正いたします。

バスで行く
④専用シャトルバス
「Versailles Express(ヴェルサイユ・エクスプレス)」という名のシャトルバスがエッフェル塔の足元、
「バトーパリジャン」のパーキングでもある場所から出ています。
出発地点は「Quai de la Bourdonnais(ケ・ド・ラ・ボードネ)」で到着地点は
ヴェルサイユ宮殿の正面玄関前の
パーキング・「Parking Place d’Armes(パーキング・プラス・ダルム)」になります。

朝の9h45に出発して15h15にパリに帰ってくる半日ツアーと
13h30に出発して18hにパリに帰ってくるツアーがあり
ヴェルサイユ宮殿の入場チケットつきで
それぞれ42ユーロ。他にも夜の祭典への入場券付きのツアーなどもありますのでサイトでご確認ください。

ヴェルサイユ宮殿・開館時間
ヴェルサイユ宮殿公式HP:http://www.chateauversailles.fr/

ハイシーズン(4月1日から10月31日)
月曜以外の毎日9h-18h30
最終入場時間は18h
チケット売り場の閉店時間17h50
5月1日休業

ローシーズン(11月1日から3月31日)
月曜以外の毎日9h-17h30
12月25日と1月1日 休業

トリアノン宮殿・会館時間
ハイシーズン12h-18h30
ローシーズン12h-17h30

宮殿は毎週月曜日・5月1日・12月25日・1月1日休館。
庭園は毎日見学可。

庭園会園時間

ハイシーズン7h-20h30・ローシーズン8h-18h。悪天候をのぞく。

〈Le Hameau De La Reine〉Place d’Armes 78000 Versailles
TEL (33)1 30 83 78 00。ガイドツアー14時45分から約1時間半(日程と時間要確認)。
〈トリアノン〉入場券にプラス10ユーロ。要予約。月曜、12月25日、1月1日、5月1日休。

下は現在記事作成中の「世界遺産・シャンボールを眺めて眠る、そのエレガントな旅」からの写真です。

下も記事作成中、「ブロワ城とシックで閑静なその城下町」からの一枚。
記事が出来次第公開します。時間がかかってすみません。


ヴェルサイユを楽しみつくす。第一回。Château de Versaillesとヴェルサイユの街を歩く。」への4件のフィードバック

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