フランス窓の美しさ・パリの街を歩く。フランス建築の魅力を窓でご紹介。

パリガイド

フランス窓の美しさ・パリの街を歩く。フランス建築の魅力を窓でご紹介。
下の写真:パリ16区。

こんにちは。麗です。
秋も深くなり パリの街では街路樹の色から公園の植木、花々など植物の色が美しいです。
今日は秋色の写真をお見せしてから本題の「窓」の話をしたいと思います。

写真はクリックで拡大します。

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下の写真はいわゆる「プラタナス」Platane commun、モミジバスズカケノキです。かわいい実を沢山つける秋の名物です。
パリの街と聞いて、その美しい石畳や建築物の白い石を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
主に「オスマニアン建築」と呼ばれるこの建築物は19世紀にパリを含む
セーヌ県知事のジョルジュ=ウジェーヌ・オスマンによって行われた
フランス最大の都市整備事業・パリ改造計画のもとに統一して建てられた建築物です。
これらの建築物がパリの街を美しく見せていることは間違いありません。
白亜の風格ある建物は芸術品といいたくなるような鉄製のバルコニーと窓を持ち、
壁とそれぞれの窓には精巧な彫刻が施されています。
これらはパリの地下で採取されるLutetian Limestone リュテシアン石灰岩と呼ばれる白い石。
パリの地下はこの白い石と砂で出来ています。
(余談ですがパリでも最も大きなシャトレ駅やその他メトロのために地下を掘り、パリメトロを建設した一族の人々によると
例えば、パリには「ミラボー」という駅がありますが、なぜか一方通行・片道しか存在しません。。何故か。
地盤の石があまりにも硬くて掘ることさえ出来なかったのだとか。)それほど頑丈な石で出来ている街がパリです。
話がそれましたが、これらの美しい建築物、
昼間には外の植木鉢の色とりどりの花にて道行く人の目をしませてくれ、
夕方になると中にお住まいの人々のアパルトマンから
もれてくる白熱灯の間接照明のやわらかい光で、パリの街をいっそう美しく見せています。
外部に美しい装飾が施された窓から室内の美しいシャンデリアが見える場合もあり、
どのような暮らしなのだろう、とその暮らしを想像させられます。
あたたかな「家庭」の暮らしを感じさせてくれる、パリのアパルトマンの窓たち。
季節季節の美しい花々で飾られた美しい窓たち。
今日は、パリの建物の「窓」の写真をお届けします。

あたたかな家庭・・・と関係のない写真(エリゼ宮など)も含まれます。ご了承ください。

下は私が大好きなパリのアパルトマン。パリの14区を散歩中に発見。

下の写真は上のアパルトマンの壁部分です。
撮影していたら、通りかかった女性から「(この建物)美しいわよね !」と話しかけられました。パリ14区。

下は有名なギマール建築。パリ16区。特徴のある鉄製のバルコニー。煉瓦の色が一枚一枚微妙に異なっていて、美しい。

下の写真はホテルです。愛らしい窓と煉瓦のコントラストが綺麗です。パリ15区。

下の写真も同じく、パリ15区のホテルですが、ひとつひとつの窓のデコレーションが違います。さすがです。
パリ16区で発見した美しい窓。ピンクと赤は非常に多いパリの窓ですが、これらがパリの街を美しく見せていること間違いありません。
下の写真は、「フランス窓」と定義には入らないかも知れませんが、あまりに美しいので撮影したものです。オペラ地区。

下も厳密に言うと「窓」ではないのですがあまりの美しさに感動してと撮影したものです。

ギリシャの国が世界の言語・芸術・建築に与えた影響は計り知れませんが、下の写真もまさしく「ギリシャ」です。パリ4区。

更にアップしてみました。

ずっと以前に散歩していて一目ぼれした窓を、今回再度見に行ってきました。パリ16区。下の写真は夏に通りかかって一目ぼれした窓です。夏にはこのすぐ横にある窓に緑の植木と
白い花々が咲き誇っていましたが、夏の花だったようで、先日には白い花がありませんでした。パリ16区。

下の写真も明らかにギリシャ建築の影響の窓で、煉瓦色の壁との対比が美しい。パリ16区。

下の写真m窓を両脇の美しい「柱」が見えますでしょうか。まるで城ですね。パリ8区。

下の写真、この赤のあでやかさと装飾の美しさ。見覚えのあるかたも多いのではないでしょうか。
そう、天下のプラザ・アテネです。プラザ・アテネの前の通りアヴェニュー・モンターニュは既に木々の上にイルミネーションが点されていました。

下の写真もプラザ・アテネです。このような窓、憧れてしまいますね。
下の写真。多くのフランスの城と同じような建築形態。パリ8区。

下の写真は先日の記事でもご紹介した大統領官邸・エリゼ宮。


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