パリは降誕祭を過ぎて、行動と情熱の新年を迎える。間もなく新年 !

パリガイド

パリは降誕祭を過ぎて、行動と情熱の2019年を迎える。間もなく新年 !

ノエルを過ぎ、間もなくフランスも新しい年を迎えようとしています。
(日本はもう2時間で新年!)
シャンゼリゼでは、31日の深夜に今日では毎年恒例になった、光と音の祭典「Son et Lumière」
が凱旋門を使って行われ、今年は花火大会も行われます。一年の総決算にふさわしい豪華さですね。
私自身は昨日、家族と共にクリスマス(ノエル)・イルミネーション・バスツアーへ出かけてきました。
この時期のパリの街はいつもに増してきれいで、輝いて見えます。

今日はパリのクリスマス・ノエルの習慣や楽しみを振り返ると共に
本年最後のご挨拶をさせていだだこうと思います。

私は今年2018年の後半から、これまでより多く行動するようになりました。

一人の人間としてこの地球に生きて、もって良い人生のために何をするべきか、探しながら
毎日行動をしその中で、熟考も同時にしているわけですが、
行動することで更に新しく見えてくる発想、広いものの見方、
自分自身への理解や他者への理解・・・
生きる幸せって、当然ではありますが行動と共にあって、更に大きく行動することで自分の魂に経験を与え、
生きることの喜びを毎日強く感じています。
もちろん人間はひとりひとりが「存在する」だけで価値があるのですが
行動でそれを更に確かめて前進する喜びというのかな、経験する喜びを感じています。

来年2019年は 更に強く「情熱」と「行動」を持って生きてゆこうと思います。
このブログで生き方について、私がこの地球上で最も好きな街・パリについて
フランスについて公開してゆきますので、みなさん来年もまた遊びにいらしてくださいね !

今年私のブログを見に遊びにいらしてくださったみなさに心よりの
感謝をこめてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

パリのノエルとその習慣。

私とフランス人の主人が結婚してから既に10回のノエルを過ごしてきたのですが
ある年には主人の親族と共に主人の親族の家で過ごしたノエル、またある年には私たちの友人が働いている
パレ・ロワイヤル近くのレストランで、既に顔見知りの常連の方々と共に過ごしたノエル・・・
と様々に楽しんできました。
今年は主人の父と、主人の兄、私たち3人の合計5人で、主人の父の家で静かなノエルを
過ごし、シャンパンを空け、フォアグラやブッシュ・ド・ノエルをいただきました。
下のようなお菓子をBûche de noël(ブッシュ・ド・ノエル)といいます。

 

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フランスのノエルの習慣「Crèche」
フランスではノエルになると「Crèche de noël (クレッシュ・ド・ノエル)」と呼ばれる人形を飾る習慣があります。
キリストが誕生した場面を再現したもので馬小屋の中で生まれたばかりのイエス、
聖母マリア様とジョゼフ、当方の三博士などの模型人形で、
各教会、あるいは街の中で、各家庭でこれらを見ることができます。
パリの中心、シテ島にあるノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Damde de Paris)では素晴らしい
クレッシュが飾られます。

通称は「クレッシュ」で通じますが今回は正式名称で書いておきます。
このクレッシュという単語、ラテン語Cripiaが語源で家畜小屋を意味していましたが、今日では3歳以下の子供を預かる
保育園のこともクレッシュといいます。

下がCrèche de noël (クレッシュ・ド・ノエル)。

今回は先日行った「Le vaux le vicompte(ヴォー・ル・ヴィコント)城」でのクレッシュを
ご紹介します。これはLe vaux le vicompte城のルイ14世の間「王の間」に飾られてあったものです。

2019年を迎えましたらまた記事を書きたいと思います。

みなさん、素晴らしい年末年始をお迎えくださいね !!

パリのノエル。街で見つけた美しいショーウインドー。Vitrine de Noël

パリガイド


こんにちは。
みなさん、楽しいNoëlノエルをお過ごしになられましたでしょうか。
私たちは、今年は主人の父の家で、主人と兄と共に合計5人でノエルを祝いました。
フランスにおいては、この日は「家族が揃って過ごす」大切な日です。
このような日が存在するというのは、とてもありがたいことだと個人的に思っています。
なお、このノエルにいただく料理やお菓子について、更に教会でのミサや
ノエルの習慣については、次回の記事「パリの降誕祭」にて写真と共にご紹介します。
(次回の記事は、新年前に載せるべく急ぎますのでお待ちください。)

今日は、パリの市庁舎前で行われているイヴェントの写真、それに
私がパリの街で見つけたノエルの美しいデコレーションをギャラリー的にお届けします。

パリの市庁舎前に置かれたクリスマス・ツリー。
木製のそり。無料で乗ることが出来ます。

デパート・BHVのショーウインドー。

偶然発見した花屋の美しいクリスマス・デコレーション。真っ白いふくろうやりすたちがかわいすぎます。

小さなバラ。私は個人的にこのような小ぶりなバラが好きで、これまた大好きな百合の花についで、みつけると買う花です。

スノーグローブのことをフランス語で「boule à neige(ボール・ア・ネージュ)」といい、
ヨーロッパ並びにフランスではなじみの深いノエルのデコレーションです。
土台部分がオルゴール製のものも多く、おみやげにするにも最適ですね。


これより次ページへまいりますので「2」をクリックなさってください。

パリのノエルのショーウインドーVitrineの美しさご紹介。アヴェニュー・モンテーニュ通りの点灯式。

トレンド, パリガイド

こんにちは !

麗ドラヴァレットです。
前回の記事で、体調を崩した経過と、それゆえ記事の公開が遅れたことを書きましたが
その後、ありとあらゆる方法で体調を完全回復させました。
その方法とは、高栄養の食事にビタミン・ハーブ類で体の機能を回復させ、
更にバスソルトあるいは粗塩を入れた入浴で体を温め、その後、質の高い睡眠を体に与えてやります。

現在、体調が優れないという方、あるいは病み上がりの方、どうぞ、食と入浴、睡眠を
心地よいものにして、体をほっこりさせてあげてくださいね。

私、麗はこの冬にはよく「鍋物」を作っていただきました。ちゃんこ鍋、寄せ鍋、味噌鍋・・・
鍋で体をほっこりさせてあげると体の中心からまた、やる気が漲ってきます。

今日は11月にAvenue Montaigne (アヴェニュー・モンテーニュ通り)で行われた点灯式の模様と、
パリのノエルのショーウインドーについてです。
点灯式の写真は11月24日にシャンゼリゼの点灯式の記事を載せた後、
すぐに記事にする予定だったのですが、ブログ管理人の体調不良で今日まで延期するはめになりました。
Avenue Montaigne (アヴェニュー・モンテーニュ通り)はパリの主だったショッピング通りで
シャネルやディオール、ルイ・ヴィトンといったフランスが世界に誇る
ブティックが軒を連ねるそれは美しく、あでやかな通りです。

パリの街はこの時期、どのお店もノエルのデコレーションが美しいのですが
有名なのが、デパートたちです。
どのデパートも、その「アート」性の高いショーウインドーを用意して子供たちや私たちを待ってくれています。
これらショーウインドーから、このパリという街のアート性の高さとその底力ともいうべきものを知ることができます。
なお、ショーウインドーのことをフランス語では「Vitrine(ヴィットリン)」といいます。

Avenue Montaigne (アヴェニュー・モンテーニュ通り)の点灯式。11月20日に、Stepharn Bern(ステファン・ベルン)氏を招いて行われました。カウント中です。
もうすぐ点灯しますよ!
点灯式はニナリッチ店の前にて行われました。私はこの日、あちらこちらを歩いていて点灯式の場びは長い間いなかったので、写真が沢山ありません。

点灯したモンテーニュ通り。ゴールドカラーが美しいですね。
下は後日、イルミネーション・バス・ツアーに乗ってバスの二階部分から撮影したモンタ-ニュ通り。


私がいつも楽しみにしているのが、ディオールのデコレーション。あるときは壁一面に気球が飾られたり、いつも繊細にして美しい。天才です。ほれぼれ・・・、


下はプラザアテネのデコレーション。非常に鮮やかです。

さてここからはパリのデパート。ギャルリー・ラファイエットとプランタンのショーウインドーの写真をお届けします。


瞳を輝かせてショーウインドーを眺める子供たち。






この後、更にパリのノエルのショーウインドーを記事を載せたいと思います。
更にその後には
11月16・17・18日にChâteau de Fontaignebleau(フォンテーヌブロー城)にて行われたチョコレート祭りの記事が待っています。
どうぞお楽しみに。

それでは、みなさんが、愛する人々と心の温まるクリスマスをお過ごしになられることを
心から強く願っています。
Joyeux Noël !!

 

 

 

 

 

 

 

フランス暴動・Gilet Jaunes(ジレ・ジョーヌ)その後。ブログ再開しました。

パリガイド

こんにちは。麗です。
前回、11月24日の記事公開から時間が経過してしまいました。

前回の記事公開から3日後に、主人が咳き込み始めたのを
きっかけに私も次の日に急に高熱を出し、
その状態から「もしやこれは、人生初のインフルエンザでは?」との疑いを持って
内科医の先生の元へ駆けつけたのですが、一般的な冬の感染症ということで、
お薬を処方してもらい、自宅で休んでおりました。
高熱はすぐに下がったのですが今回の風邪は症状が長引いて、
毎日眠気が強く、仕方なく毎日を休養して過ごさざるをえませんでした。
つい数日前からようやく、通常の体調に戻ってきましたのでブログを再開します。

下の写真、12月1日、パリで最も家庭的といわれるパリ16区の「Apprenti d’Auteuil」で開催されたノエル市場。

フランスではインフルエンザ・風邪・感染症共に流行しており、
例えばインフルエンザワクチンなども薬局を何件も探して歩かなければ
ならないほど、どこでも「ストック切れ」なのだそうです。
(通常、ワクチン摂取は季節の始めにするもので、季節の終わりに
ストック切れは当然といえば当然の話でもありますが・・・)。

今日は11月からフランスを震撼させている「Gilet Jaunesジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」フランス暴動について
書きます。

フランス政府が11月に発表した燃料税増税に反対する人々が
SNSにて参加呼びかけを行い、道路作業用の黄色いベストをまとって
始めた、この「黄色いベスト運動」Gilet Jaunesですが
開始当初から二週目の11月24日、三週目の12月1日には過激さを増し、
3週目には凱旋門が破壊されるまでにいたりました。
「抗議デモ」からその様相が「フランス革命」に近い状態にまで
発展してゆき、一時はFacebook上で「エリゼ宮襲撃」を呼びかける人まで現れていました。

下の写真、12月1日、暴動中に壊されたショーウインドー。

これら非常事態に対して、12月10日に大統領がテレビ演説を行い、
配慮措置を打ち出し、最低賃金の引き上げSMIC(全産業一律スライド制最低賃金
/Salaire minimum interprofessionnel de croissance)、時間外労働(残業)への非課税措置
従業員全てへ年末のボーナス支給、更に年金生活者への一般社会税増税の廃止などを発表。
既に発表されていた(今回の暴動の発端となった)2019年度中の燃料税引き上げ断念と共に
今回のデモ・暴動に対する配慮策が打ち出されました。

これら配慮措置に対して、Gilet Jaunesジレ・ジョーヌからは色々な声が聞かれます。
「何も得るものがない」「デモ行進を続ける」といった声も聞かれますが、
フランス政府並びにパリ市長からの沈静化の呼びかけや
更にGilet Jaunesジレ・ジョーヌの広告塔からの沈静化呼びかけもあり
デモ行進を行うGilet Jaunesジレ・ジョーヌの人数も少なくなってきています。
1月17日の初動日から、毎週土曜に行われているこのデモ行進、抗議運動も12月15日で既に5週目。
今週22日の土曜には、どのような抗議運動が行われるのでしょうか。

今後の動向を見守りたいと思います。

下の写真、12月1日、シャンゼリゼ近く、チュルリー公園で開催されているノエル市場をキャンセルして、
パリで最も家庭的といわれるパリ16区の「Apprenti d’Auteuil」で開催されたノエル市場を
見学。静かな住宅街の中のノエル市場で、この場所は何事もないかのように
ノエルを楽しむ人々でにぎわっていました。

フランスでは、毎日のようにどこかでデモ行進が行われており、
それが彼らの歴史でもあるのですが、
今回のように「暴動」と化してゆくものは珍しい。

このノエルの時期に、ノエル市場・消費市場に与えた経済的打撃は大きいといいます。

私自身も、体調が悪かったこともありますが、12月1日にはチュルリー公園でのノエル市場、
12月15日には中世の街・Provinプロヴァンのノエル市場と全てキャンセルを入れざるを得ませんでした。
上に書きました通り、体調が回復してきましたので今後、キャンセル分を取り戻し
これからまた記事を書いてゆきたいと思います。

というわけで、また遊びにいらしてください。