白い雪の降り積もる、パリのファッション・ウイーク。CHANELコレクションはネージュと共に。

パリガイド

白い雪の降り積もる、パリのファッション・ウイーク。
CHANELコレクションはネージュと共に。

先日9日から毎年恒例の「SOLDE(ソルド)」が始まったパリですが、
続いて恒例の「Fashion Week」が始まりました。
世界中が注目するオートクチュールの、パリコレクションです。

ファッションのモードにはパリ、NY、ミラノ、東京コレクションがあります。
パリのそれはいわゆる「パリコレクション」と呼ばれますが、世界最大規模です。
これが、フランスとパリがモードの中心と呼ばれる所以です。

フランス服飾連盟「フランス・オートクチュールおよびファッション連盟(Fédération de la haute couture et de la mode)」
に加盟するクチュリエたちが発表する「今年のモード」。
世界中が注目し、発表後は世界の多くの流行にそのエスプリが取り入れられる大元が、このコレクションです。

今日は、昨日1月22日にパリの「le Grand Palais(グラン パレ)」で行われた世界の中心のコレクション、「シャネル」です。
真っ白い雪の降り積もるパリと共にご覧ください。
(なお、ショーそのものはシャネル社のHPのヴィデオをご覧ください。)

シャネル社は2006年からいつもプレタポルテ・オートクチュールコレクション共に、
このGrand Palais(グラン パレ)をコレクション会場に選んでいますが、
デザイナーのカールラガーフェルド氏はグランパレの思い出を次のように語っておられます:
「私がグランパレを見たのはまだ子供の頃、自動車のショーでのことだった。
だけど、私の中で、最も美しい思い出のひとつは、
60年代最後にこの特別な場所で行われた行われたMaurice Béjart(モーリス・べジャール)のバレエだったな。」
(グランパレHPより引用)

以下では以前に特集したシャネルの記事をご覧いただけます。

CHANEL・シャネルがパリのマレ地区、国家遺産の邸宅に期間限定でオープンしたブティックに行ってきました。

ココ・シャネルの足跡を旅する。エレガントなパリ案内。第一回。

ココ・シャネルの足跡を旅する。エレガントなパリ案内。第二回。

次の記事は「ヴォー・ル・ヴィコント城のフランス最大のノエル」です。

パリの夜景を堪能する、イルミネーション・バス・ツアーのススメ。

パリガイド

私は結婚してから、普段、フランス人の主人と日仏ハーフの子供と共にパリに住み、
夏の間にはサントロペ近郊にある別荘に行くという暮らしをしてきたのですが
昨年の秋から、「パリの街だけでなくもっとフランス全土を楽しんで、
フランスの魅力を人に伝えたい」と考え始め
パリから数時間であれば気軽に訪ねてみるようになりました。
その結果がフォンテーヌブローへ行くことだったり、
シャンティイーの街を訪ねることであったりします。

私はフランスだけでなくヨーロッパの建築物やその景色が好きで
それまでも、シャンボール城やシュノンソー城、アンボワーズ城といった壮大な建築物を
訪ねる旅をしてきたのですが、これからは建築物だけでなく、
もっと幅の広いフランスの楽しみを追求してもいいのではないか
それは、例えばフランスの小さな町であったり
どこかの街のフェスティバルであったり、
田舎の草原であったり、色々とフランスの美しさを追及したいと思うようになりました。

昨年の末には「フランス中のノエルを楽しみたい」と考えて、
様々な城のノエルのイヴェントやマルシェ・ド・ノエルを訪ねていました。
残念ながら、昨年の末からフランスでは暴動があり、一部キャンセルしたイヴェントもありますし、
私自身にも多くのやらなければならないことがありますので
毎日どこかを訪ねるわけにはゆかないのですが、

今年の始めに、既に2019年内に訪ねたい場所は計画済みで、
その結果は、今年、これから様々な街や地方を訪ねることで
このブログに反映させてゆきますが、では「パリの街は」とも考え、
「パリの街をも、もっと楽しもう」と考えています。命ある限り、パリとフランスを楽しみます。
パリに長く住む人々の中には「観光地には行かない」という方もおられると聞きますが
世界でも最も美しいといわれるこの街、
何年暮らしても、その美しさにはっとさせられるこの街、楽しもうではありませんか。

今回はパリの美しい夜景を楽しむ「バスツアー」の旅です。
ロンドンの街には有名な二階建て観光バス「ダブルデッカー」がありますが
二階建て観光バスはパリにもあり、パリの主要モニュメントを網羅しています。
私がこのバスに始めて乗ったのが1994年のこと、更に2000年にも
このバスでパリを一周したことがありますが、今回久しぶりに
「パリの美しいノエルの景色をバスで楽しんでみてはどうか」と思い、
再度、このバスツアーを楽しんできました。

記事の最後に、バス会社へのリンクを貼っておきます。
では、私が撮影したパリの夜景をお楽しみください。

なお、今回掲載する写真は全て、バスの二階部分で撮影したもので
非常に激しく揺れるバスのこと、ピントが甘い写真もありますので
あらかじめご了承ください。見られる写真のみお届けします。

私が今回利用したバスはシャンゼリゼ発でした。11月に、世界のデザイナー・カール・ラガーフェルド氏が点灯されたシャンゼリゼのイリュミネーション。
シャンゼリゼの点灯式の記事へとリンクを貼っておきます。

シャンゼリゼのクリスマス・イルミネーション。世界で最も美しい通りがカール・ラガーフェルドに灯された夜。

ルイ・ヴィトンのショーウインドー。もっと撮影したかったのですがバスが動いてしまい、撮影がうまく行かず・・・。


下はコンコルド広場からマドレーヌ寺院へ向かって。バスの前の座席に座っていた人たちの頭を入れないように撮影したので建物の下部分が切れています。

バスはルーブルの中庭も通過します。夜景が見事です。

下の写真はバスからルーブルのピラミッド内部を望遠で撮影したものです。

ルーブルの反対側に凱旋門。

凱旋門ごしに、シャンゼリゼのイルミネーションと、凱旋門を望む。この写真は上の写真から切り取ったものです。

Moilin rouge(ムーランルージュ)の写真、数枚撮影したのですがバスが動いてしまい、これしか成功せず。
モンマルトルの夜景。

セーヌ川越しに、アレクサンドル3世橋とアンヴァリッド。Café de la paixのファサード を撮影してみました。

アルマ・マルソー近くのカフェ。

ヴァンドーム広場。Ritz(リッツ)ホテル。

リヴォリ通り。

下は リヴォリ通りから撮影したチュルリー公園。ノエル時期に行われていたマルシェ・ド・ノエルの模様。リンクを貼っておきます。

新年明けましておめでとうございます。パリジャン・パリジェンヌ的新年の楽しみ方。

オスマン通り。ギャルリーラファイエットのデコレーション。

下はカフェ。
下はオペラ地区の美しい窓。

ノートルダム大聖堂をセーヌ川越しに臨む。

ノートルダムの前にもクリスマスツリーがありました。

二階建てバスで巡るパリの旅、バス会社2社へのリンクを貼っておきたいと思います。
Open tour paris

http://www.paris.opentour.com/fr/

 

 

Big bus paris

http://www.bigbustours.com/en/paris/paris-bus-tours

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか、今日はパリのバスツアーの模様をお伝えしました。
このバスツアーは各バス会社が昼間と夜間のコースを用意されていますので
ご興味のあるかたはご都合に合わせて、バス会社をお選びいただき、楽しんでください。
なお、今回ご紹介した写真は全て、ノエルの時期に撮影したものです。
ノエルのデコレーションは通常1月初旬までですので、現在は違う夜景になりますが
パリの夜景はいつ訪ねていただいても美しいことをお伝えしたいと思います。
私がこのバスに乗ったのは12月の終わりの週でしたが、気温は0度、しかも夜。
カメラを持つ手が凍えてしまって、撮影に困難を覚えるほどでした。

このバスツアーと前後してヴェルサイユの街でも「馬車で巡るヴェルサイユのノエル」
へも参加してきたのですがあまりの寒さに眠気と疲れまで押し寄せて、参ってしまいました。

なお、ヴェルサイユの馬車については次回あるいはその次の
「ヴェルサイユを楽しみつくす」でお伝えします。
(注:「ヴェルサイユを楽しみつくす」第二回でマリーアントワネットのアモー、第三回でこの馬車ツアーを
予定していますが、順序が逆転する場合があります。)

「ナイトツアーに参加して二階のオープン部分に乗りたい」という皆様、
くれぐれも温かい服装でお出かけください。

次の記事は「Château de Vaux-le-Vicomte(ヴォー=ル=ヴィコント)城
で楽しむフランスで最も豪華なノエル」です。

更に、「人生を幸せで満たしてゆく、魂が望む生き方・自分を大切にするということはどういうことなのか」


「Château de Chantilly(シャンティィー城)」の予定です。
記事は基本的に出来上がった順にお届けしています。
記事が前後する場合が、また間に別の記事を挟む場合があります。
あらかじめご了承ください。

以下の記事でパリのノエルの景色を更にお楽しみいただけます。

パリのノエル。街で見つけた美しいショーウインドー。Vitrine de Noël

 

 

歴代王が愛したフォンテーヌブロー城で味わう最高峰のチョコレート。Impérial Chocolat au Château de Fontainebleau

パリガイド

こんにちは。麗です。

この私のブログでは、私が心の底から、魂の全てで大好きなパリの街について、
フランスについて、更に地球について書いてまいります。
更に私の個人的な趣味・嗜好で「美」に関することやインテリア、
建築や物つくりについても掘り下げて生きたいと考えています。

この地球に生を受けて、人として生きるときにただ毎日を生きるというだけでなく
自分自身の「魂」が持っている全ての感覚や情報をこの地上に移す
「楽園」をこの地上で展開してゆくことがとても大切なことではないのか
そうでないと自分自身の生というものに対してあるいは魂というものに対して
失礼だと考えるからです。
最近では「自分の好きなことをしよう」という人々が多くなっていると思いますが
誰もがそうやって生きてゆき
ひとりひとりがパズルのように地球の一部としての存在を果たしてゆく
楽園を築きあげてゆきたいと考えております。

私自身は今年、更に生き方を進化させ、思考と行動をより良いものへ
変化、その上更にこのパリとフランスを楽しんでゆくつもりです。
ブログ自体の更新頻度も増やしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
人生の一瞬一瞬を大事にしてゆくと、「幸せ」の感じ方や思考も変わってゆきます。
楽しい人生を全ての人に ! 全ての人に幸いあれ !

歴代王が愛したフォンテーヌブロー城で味わう最高峰のチョコレート。
Impérial Chocolat au Château de Fontainebleau

今日は昨年の11月16/17/18日にこの城で開催された3日間の祭典の模様をお伝えします。

パリから南東に70キロ、サンラザール駅から約40分のフォンテーヌブロー城は1137年にはその存在が確認されており
12世紀後半には既にルイ7世の所有であったといいます。

歴代のフランス国王が8世紀に渡り居を構えたこの城は、フランスの代表的な城のひとつです。
基本的な建築構造はフランソワ1世によるものですが
歴代の国王たちによって増改築されており、各王の好みを知ることが出来ます。
19世紀のナポレオン3世にいたるまで長く愛された城です。
この城では秋にチョコレートの祭典「Salon Impérial Chocolat(サロン・アンペリアル・ショコラ)」
が行われており2018年で3年目になります。
今日は昨年の11月16/17/18日に開催されたこの3日間の祭典の模様をお伝えします。
下はフォンテーヌブロー城の公式インスタグラムから引用させていただきました。


私にとって、各城で行われるイヴェント・祭典は極上の楽しみです。
今回の目的は城の各展示室ではなく、
城の庭を一周するミニ・トレイン「Le petit train(ル・プチ・トラン)」に乗って
庭を楽しむことと、このチョコレートの祭典のふたつですのでこれらに絞ってお伝えします。

下がLe petit train(ル・プチ・トラン)です。城の庭園約5キロの距離を35分で一周してくれるこのプチトラン、
料金は大人7ユーロ、子供3ユーロ。4月から11月までの運行。以下HPでご確認ください。
https://www.chateaudefontainebleau.fr/Petit-train

のちほど、庭一周の写真を見てゆきます。

今回のこの祭典は「ルレ・デセール」というフランスで創立された
パティシエおよびショコラティエが組織する協会の
名誉会長であり、ご本人も世界的なパティシエおよびショコラティエでおられる
Frederic CASSEL(フレデリック・カッセル)氏が主催されたものです。
https://www.frederic-cassel.com/img/cms/Programme%20Imp%C3%A9rial%20Chocolat/CP%20Imp%C3%A9rial%20chocolat.pdf

このフレデリック・カッセル氏、世界20カ国から各国を代表する最高のパティシエが集い、
その腕を競う「クープ・デュ・モンド」というパティシエ・コンクールがあるのですが
2013年の「第13回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2013」では、
氏が率いるフランス代表チームが優勝されています。
氏のお店は、日本にもあるのですがパリにはありませんので
フォンテーヌブローに来たら是非とも立ち寄りたいアドレスです。
https://www.frederic-cassel.com/

今回の「Imeprial Chocolat(アンペリアル・ショコラ)」で多くのチョコレート店のブースが置かれていたのは下の「鹿の回廊」。
アンリ四世の要求で1600年頃に装飾された間で、ルイ15世・ルイ16世統治下で損傷、1860年にナポレオン3世が回廊をその大きさで復元。

この回廊の写真のみWikimedia Commonsからの引用です。


Alain G [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

多くのブースがこの鹿の回廊に並ぶさまは圧巻でした。
下のサンタさんの置物は「Calendrier de l’avent(カランドリエ・ド・ラヴァン)」
といいフランスではプピュラーなもの。クリスマスのアドベントカレンダーです。
ノエルの時期になると、各社から一斉に販売されます。
チョコレートだけでなく、コスメ会社からも、ビール会社からも発売されます。

これもチョコレートですが、外側にある張り紙にはいくつもの賞を受賞したと書かれていました。
下はフランスで有名なアニメキャラクターの「タンタン」です。
なんと、日本の「Meiji/明治」社が出展なさっていました。
明治社のHPを拝見したところ、「日本企業として初参戦! 」との記事がありました。
Bravo ! と申し上げます。誇らしいですね。「parrain de l’escalier en Fer-à-Cheval」という作品です。
勝手ながら記事へのリンクを貼らせていただきます。
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2018/detail/20181108_01.html

鹿の回廊内の銅像と・・・チョコレート色の像は本物のチョコレートでしょうか。

ここから次のページへ参ります。「2」をクリックなさってください。
次のページでは今回行われたコンクールの模様です。

フランスの暮らし。フランス人の新年は伝統菓子と共に。

パリガイド

フランスの暮らし。第一回。フランス人の新年は伝統菓子と共に。

日本では新年を祝うためにおせちを用意しますが、
フランスでは新年に「galette des rois(ガレット・デ・ロワ)」という伝統菓子をいただきます。
ガレット・デ・ロワは1月6日、あるいは1月2日から最も始めの日曜日に
キリスト教の公現祭・エピファニーを祝っていただくフランスの伝統菓子です。
新年には、フランス中のお菓子店、ブーランジェリー(パン屋)、あるいはスーパーで販売されます。
通常はパイ生地にアーモンドクリームをつめて焼くお菓子ですが
その他のクリームのバージョンもあります。

Galette des Roisを日本語に訳すと「王様(たち)のケーキ(菓子)」ですが、
「des Rois(デ・ロワ)」と「王」が複数形になっています。
フランス語をおわかりになるかたなら、すぐに「どうして王が複数形なのだろう」と
考えられることだろうと思います。私も初めてこの名前を知ったとき、そう考えました。

この「des Rois」は正式には「Rois mages(ロワ・マージュ)」といい
イエスキリストの誕生に際し、星に導かれてベツレヘムにたどり着き、キリストに贈り物を贈って誕生を祝ったとされる
東方の三賢者のフランス語名なのです。

フランスについて知るとき・暮らす上でヨーロッパ全体の歴史や、キリスト教との歴史を忘れるわけにはいきません。
フランス人の暮らしにキリスト教は生活に密着しています。
この公現祭・エピファニー、フランス語ではépiphanieと書きますが
英語でもEpiphany、いずれも古代ギリシャ語の動詞から派生した、Ἐπιφάνεια (Epiphaneia)という名詞からきています。

「出現」「顕現」を意味するこの言葉、
1月6日から12日前の12月25日に誕生したとされる、イエスキリストの誕生を祝うイエスキリストの出現(顕現)を記念するお祭りです。
ノエル(降誕祭)が終わって間もないお祭りのように感じますが
この12月25日から公現祭・エピファニーまでを実は「降誕節」と呼び、イエスキリストの誕生を祝っています。
ノエルのデコレーションやマルシェ・ド・ノエルが1月まで続くのはこの日までがお祭りだから。

このGalette des roisガレット・デ・ロワ、通常はパイ生地にアーモンドクリームをつめて焼くお菓子ですが
その他のクリームのバージョンもあります。紙製の王冠の飾りをパイと共に出します。
このガレット・デ・ロワには「Fève(フェーヴ)」と呼ばれる小さな陶器の小物がひとつ、隠れていて
切り分けた後にそれが当たった人は、その日一日「王様」になれ、パイと共に出された紙製の王冠を被って、皆から祝福されます。
このFèveフェーヴという言葉は「ソラマメ」を意味します。
もともとはソラマメを入れていたそうですが、今日では陶器製の小物。下がFèveフェーヴです。

Copyright:Varaine

このFève(フェーヴ)、実はコレクターが多くいて、インターネットのオークションサイトや蚤の市で
探している人も多いのだとか。
確かに、蚤の市に出かけると多く見つけることができます。

さて、このGalette des rois(ガレット・デ・ロワ)先日、我が家でもいただきました。
今年は、主人の家族と共に2種類のガレット・デ・ロワを5人でいただいたので、
誰に当たるか楽しみ・・・、と思い食べ始めたところ・・・当たりました !!
今年は私が当てました。(こっそり言いますと、私神社でおみくじを引くと毎回大吉を引くタイプです。)

中に入っていたFève(フェーヴ)は、子供が大好きなキャラクターの
Titi(Tweety)でした。日本ではトゥイーティーと呼ばれて親しまれている
カナリアのキャラクター、フランスではTiti et Grosminetと呼ばれています。
近日中に写真を撮ってUPしたいと思います。下二枚の写真は南仏・プロヴァンス地方のGalette des rois(ガレット・デ・ロワ)、地方によって違いがあります。

次の記事では昨年11月16・17・18日と3日間に渡ってフォンテーヌブロー城で行われた
チョコレートの祭典「Salon impérial chocolat」についてお伝えします。
第3回目のこの祭典に行ってきました。お楽しみに。

新年明けましておめでとうございます。パリジャン・パリジェンヌ的新年の楽しみ方。

パリガイド

2019年、新年明けましておめでとうございます。

今日は、フランス人の新年の楽しみかたについてです。
と申しましても私の周りにいるフランス人の話ですので
あなたがご存知のフランス人のかたとは違うかも知れません。

フランスでは12月31日に共和国大統領の「Voeux(ヴー)」と呼ばれるテレビ演説が行われるのですが
このテレビ演説を見て、政治について、一年の出来事についてシャンパンを開けながら
わいわいがやがやと話し、新年のカウントダウンを待ちます。
今年のマクロン大統領のテレビ演説の視聴率は924万だったとか。
(尚、大統領の演説前文はエリゼ宮のHPで読むことができます。)

この数年では、パリ近郊に住む人々なら、凱旋門に映し出されるプロジェクション・マッピング型の
光と音のスペクタクル「Son et lumière」を楽しみにシャンゼリゼへ繰り出す人々も多いことと思います。
このスペクタクルはテレビでも見ることができるのですが
今年はシャンゼリゼに来ている人々の人数が例年よりも少なかったように思いました。
11月初旬からフランス全土でデモ行進を行い、
「Gilets jaunes(黄色いヴェスト運動)」がデモ行進を行うという報道がありましたので
それを恐れての結果かも知れません。

我が家も今年は自宅で、大統領のVoeux(ヴー)を聞き、テレビで凱旋門の
カウントダウンをみました。
テレビを見ながらカウントダウンをし、新年になれば、「Bonne année(ボナネ!)新年おめでとう」と言ってキスをします。

毎年やってくる新年ですが、いつでも一瞬一瞬、毎日を楽しみたいですね。
この日はもう二度とないのですから、「生きていて楽しい」「あなたと一緒にいられて幸せ」と感じられる
関係を築きたいですね。

私はこうしてパリに住んで、ブログを読んでくださるかたがたがいることに
とても大きな喜びを感じます。
みなさん、今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。
今年も、フランスとパリの魅力をお伝えしていきます。

Bonne année  à tous !!

 

今日の写真は全て、チュルリー公園で行われているマルシェ・ド・ノエルの模様です。
この、マルシェ・ド・ノエルではフランスの素晴らしい特産品を販売しています。下はろうそくを入れて楽しむオブジェ。美しい。ひとつ買います。
フランス各地の特産品・おいしいものをその場で購入・いただきことができます。

フランスの冬のおいしいお味「Vin chaud(ヴァン・ショー)」ホットワインそスタンドも多く見られます。私はこのVin chaudが大好物です。
ここで体をあたためてくださいね。

これはお肉やさんですね。

再び、Vin chaud(ヴァン・ショー)。

「La magie de noël aux tuileries」

https://pro.parisinfo.com/sortie-paris/199758/La-Magie-de-No%C3%ABl-aux-Tuileries