こんにちは。麗です。
この私のブログでは、私が心の底から、魂の全てで大好きなパリの街について、
フランスについて、更に地球について書いてまいります。
更に私の個人的な趣味・嗜好で「美」に関することやインテリア、
建築や物つくりについても掘り下げて生きたいと考えています。
この地球に生を受けて、人として生きるときにただ毎日を生きるというだけでなく
自分自身の「魂」が持っている全ての感覚や情報をこの地上に移す
「楽園」をこの地上で展開してゆくことがとても大切なことではないのか
そうでないと自分自身の生というものに対してあるいは魂というものに対して
失礼だと考えるからです。
最近では「自分の好きなことをしよう」という人々が多くなっていると思いますが
誰もがそうやって生きてゆき
ひとりひとりがパズルのように地球の一部としての存在を果たしてゆく
楽園を築きあげてゆきたいと考えております。
私自身は今年、更に生き方を進化させ、思考と行動をより良いものへ
変化、その上更にこのパリとフランスを楽しんでゆくつもりです。
ブログ自体の更新頻度も増やしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
人生の一瞬一瞬を大事にしてゆくと、「幸せ」の感じ方や思考も変わってゆきます。
楽しい人生を全ての人に ! 全ての人に幸いあれ !
歴代王が愛したフォンテーヌブロー城で味わう最高峰のチョコレート。
Impérial Chocolat au Château de Fontainebleau
今日は昨年の11月16/17/18日にこの城で開催された3日間の祭典の模様をお伝えします。
パリから南東に70キロ、サンラザール駅から約40分のフォンテーヌブロー城は1137年にはその存在が確認されており
12世紀後半には既にルイ7世の所有であったといいます。
歴代のフランス国王が8世紀に渡り居を構えたこの城は、フランスの代表的な城のひとつです。
基本的な建築構造はフランソワ1世によるものですが
歴代の国王たちによって増改築されており、各王の好みを知ることが出来ます。
19世紀のナポレオン3世にいたるまで長く愛された城です。
この城では秋にチョコレートの祭典「Salon Impérial Chocolat(サロン・アンペリアル・ショコラ)」
が行われており2018年で3年目になります。
今日は昨年の11月16/17/18日に開催されたこの3日間の祭典の模様をお伝えします。
下はフォンテーヌブロー城の公式インスタグラムから引用させていただきました。
私にとって、各城で行われるイヴェント・祭典は極上の楽しみです。
今回の目的は城の各展示室ではなく、
城の庭を一周するミニ・トレイン「Le petit train(ル・プチ・トラン)」に乗って
庭を楽しむことと、このチョコレートの祭典のふたつですのでこれらに絞ってお伝えします。
下がLe petit train(ル・プチ・トラン)です。城の庭園約5キロの距離を35分で一周してくれるこのプチトラン、
料金は大人7ユーロ、子供3ユーロ。4月から11月までの運行。以下HPでご確認ください。
https://www.chateaudefontainebleau.fr/Petit-train
今回のこの祭典は「ルレ・デセール」というフランスで創立された
パティシエおよびショコラティエが組織する協会の
名誉会長であり、ご本人も世界的なパティシエおよびショコラティエでおられる
Frederic CASSEL(フレデリック・カッセル)氏が主催されたものです。
https://www.frederic-cassel.com/img/cms/Programme%20Imp%C3%A9rial%20Chocolat/CP%20Imp%C3%A9rial%20chocolat.pdf
このフレデリック・カッセル氏、世界20カ国から各国を代表する最高のパティシエが集い、
その腕を競う「クープ・デュ・モンド」というパティシエ・コンクールがあるのですが
2013年の「第13回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2013」では、
氏が率いるフランス代表チームが優勝されています。
氏のお店は、日本にもあるのですがパリにはありませんので
フォンテーヌブローに来たら是非とも立ち寄りたいアドレスです。
https://www.frederic-cassel.com/
今回の「Imeprial Chocolat(アンペリアル・ショコラ)」で多くのチョコレート店のブースが置かれていたのは下の「鹿の回廊」。
アンリ四世の要求で1600年頃に装飾された間で、ルイ15世・ルイ16世統治下で損傷、1860年にナポレオン3世が回廊をその大きさで復元。
この回廊の写真のみWikimedia Commonsからの引用です。
Alain G [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
多くのブースがこの鹿の回廊に並ぶさまは圧巻でした。
下のサンタさんの置物は「Calendrier de l’avent(カランドリエ・ド・ラヴァン)」
といいフランスではプピュラーなもの。クリスマスのアドベントカレンダーです。
ノエルの時期になると、各社から一斉に販売されます。
チョコレートだけでなく、コスメ会社からも、ビール会社からも発売されます。
これもチョコレートですが、外側にある張り紙にはいくつもの賞を受賞したと書かれていました。
下はフランスで有名なアニメキャラクターの「タンタン」です。
なんと、日本の「Meiji/明治」社が出展なさっていました。
明治社のHPを拝見したところ、「日本企業として初参戦! 」との記事がありました。
Bravo ! と申し上げます。誇らしいですね。「parrain de l’escalier en Fer-à-Cheval」という作品です。
勝手ながら記事へのリンクを貼らせていただきます。
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2018/detail/20181108_01.html