パリの夜景を堪能する、イルミネーション・バス・ツアーのススメ。

パリガイド

私は結婚してから、普段、フランス人の主人と日仏ハーフの子供と共にパリに住み、
夏の間にはサントロペ近郊にある別荘に行くという暮らしをしてきたのですが
昨年の秋から、「パリの街だけでなくもっとフランス全土を楽しんで、
フランスの魅力を人に伝えたい」と考え始め
パリから数時間であれば気軽に訪ねてみるようになりました。
その結果がフォンテーヌブローへ行くことだったり、
シャンティイーの街を訪ねることであったりします。

私はフランスだけでなくヨーロッパの建築物やその景色が好きで
それまでも、シャンボール城やシュノンソー城、アンボワーズ城といった壮大な建築物を
訪ねる旅をしてきたのですが、これからは建築物だけでなく、
もっと幅の広いフランスの楽しみを追求してもいいのではないか
それは、例えばフランスの小さな町であったり
どこかの街のフェスティバルであったり、
田舎の草原であったり、色々とフランスの美しさを追及したいと思うようになりました。

昨年の末には「フランス中のノエルを楽しみたい」と考えて、
様々な城のノエルのイヴェントやマルシェ・ド・ノエルを訪ねていました。
残念ながら、昨年の末からフランスでは暴動があり、一部キャンセルしたイヴェントもありますし、
私自身にも多くのやらなければならないことがありますので
毎日どこかを訪ねるわけにはゆかないのですが、

今年の始めに、既に2019年内に訪ねたい場所は計画済みで、
その結果は、今年、これから様々な街や地方を訪ねることで
このブログに反映させてゆきますが、では「パリの街は」とも考え、
「パリの街をも、もっと楽しもう」と考えています。命ある限り、パリとフランスを楽しみます。
パリに長く住む人々の中には「観光地には行かない」という方もおられると聞きますが
世界でも最も美しいといわれるこの街、
何年暮らしても、その美しさにはっとさせられるこの街、楽しもうではありませんか。

今回はパリの美しい夜景を楽しむ「バスツアー」の旅です。
ロンドンの街には有名な二階建て観光バス「ダブルデッカー」がありますが
二階建て観光バスはパリにもあり、パリの主要モニュメントを網羅しています。
私がこのバスに始めて乗ったのが1994年のこと、更に2000年にも
このバスでパリを一周したことがありますが、今回久しぶりに
「パリの美しいノエルの景色をバスで楽しんでみてはどうか」と思い、
再度、このバスツアーを楽しんできました。

記事の最後に、バス会社へのリンクを貼っておきます。
では、私が撮影したパリの夜景をお楽しみください。

なお、今回掲載する写真は全て、バスの二階部分で撮影したもので
非常に激しく揺れるバスのこと、ピントが甘い写真もありますので
あらかじめご了承ください。見られる写真のみお届けします。

私が今回利用したバスはシャンゼリゼ発でした。11月に、世界のデザイナー・カール・ラガーフェルド氏が点灯されたシャンゼリゼのイリュミネーション。
シャンゼリゼの点灯式の記事へとリンクを貼っておきます。

シャンゼリゼのクリスマス・イルミネーション。世界で最も美しい通りがカール・ラガーフェルドに灯された夜。

ルイ・ヴィトンのショーウインドー。もっと撮影したかったのですがバスが動いてしまい、撮影がうまく行かず・・・。


下はコンコルド広場からマドレーヌ寺院へ向かって。バスの前の座席に座っていた人たちの頭を入れないように撮影したので建物の下部分が切れています。

バスはルーブルの中庭も通過します。夜景が見事です。

下の写真はバスからルーブルのピラミッド内部を望遠で撮影したものです。

ルーブルの反対側に凱旋門。

凱旋門ごしに、シャンゼリゼのイルミネーションと、凱旋門を望む。この写真は上の写真から切り取ったものです。

Moilin rouge(ムーランルージュ)の写真、数枚撮影したのですがバスが動いてしまい、これしか成功せず。
モンマルトルの夜景。

セーヌ川越しに、アレクサンドル3世橋とアンヴァリッド。Café de la paixのファサード を撮影してみました。

アルマ・マルソー近くのカフェ。

ヴァンドーム広場。Ritz(リッツ)ホテル。

リヴォリ通り。

下は リヴォリ通りから撮影したチュルリー公園。ノエル時期に行われていたマルシェ・ド・ノエルの模様。リンクを貼っておきます。

新年明けましておめでとうございます。パリジャン・パリジェンヌ的新年の楽しみ方。

オスマン通り。ギャルリーラファイエットのデコレーション。

下はカフェ。
下はオペラ地区の美しい窓。

ノートルダム大聖堂をセーヌ川越しに臨む。

ノートルダムの前にもクリスマスツリーがありました。

二階建てバスで巡るパリの旅、バス会社2社へのリンクを貼っておきたいと思います。
Open tour paris

http://www.paris.opentour.com/fr/

 

 

Big bus paris

http://www.bigbustours.com/en/paris/paris-bus-tours

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか、今日はパリのバスツアーの模様をお伝えしました。
このバスツアーは各バス会社が昼間と夜間のコースを用意されていますので
ご興味のあるかたはご都合に合わせて、バス会社をお選びいただき、楽しんでください。
なお、今回ご紹介した写真は全て、ノエルの時期に撮影したものです。
ノエルのデコレーションは通常1月初旬までですので、現在は違う夜景になりますが
パリの夜景はいつ訪ねていただいても美しいことをお伝えしたいと思います。
私がこのバスに乗ったのは12月の終わりの週でしたが、気温は0度、しかも夜。
カメラを持つ手が凍えてしまって、撮影に困難を覚えるほどでした。

このバスツアーと前後してヴェルサイユの街でも「馬車で巡るヴェルサイユのノエル」
へも参加してきたのですがあまりの寒さに眠気と疲れまで押し寄せて、参ってしまいました。

なお、ヴェルサイユの馬車については次回あるいはその次の
「ヴェルサイユを楽しみつくす」でお伝えします。
(注:「ヴェルサイユを楽しみつくす」第二回でマリーアントワネットのアモー、第三回でこの馬車ツアーを
予定していますが、順序が逆転する場合があります。)

「ナイトツアーに参加して二階のオープン部分に乗りたい」という皆様、
くれぐれも温かい服装でお出かけください。

次の記事は「Château de Vaux-le-Vicomte(ヴォー=ル=ヴィコント)城
で楽しむフランスで最も豪華なノエル」です。

更に、「人生を幸せで満たしてゆく、魂が望む生き方・自分を大切にするということはどういうことなのか」


「Château de Chantilly(シャンティィー城)」の予定です。
記事は基本的に出来上がった順にお届けしています。
記事が前後する場合が、また間に別の記事を挟む場合があります。
あらかじめご了承ください。

以下の記事でパリのノエルの景色を更にお楽しみいただけます。

パリのノエル。街で見つけた美しいショーウインドー。Vitrine de Noël

 

 

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