国際映画祭の街・Cannes(カンヌ)で世界いちの花火を。Festival pyrotechnique de Cannes

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国際映画祭の街・Cannes(カンヌ)で世界いちの花火を。
Festival pyrotechnique de Cannes

国際映画フェスティバルで世界的に有名な南フランスの街・Cannes(カンヌ)。
カンヌへはパリからですとフランス新幹線・TGVで約5時間30分の旅、
あるいはパリの空港から飛行機で1時間のNiceニースまで行き
ニースからTGV、あるいはローカル線でまたはフェリーでも行くことが出来ます。
私が前回カンヌを訪れたのは2000年のこと、私の母と共に旅行で訪ねたのですが
それ以来、訪ねるチャンスのなかったカンヌへ今回来たのには理由があります。

私とフランス人の主人は毎年のように南フランスへとやってきて
サントロペ近郊に滞在していたのですが、
サントロペへと向かう場合にはカンヌの手前の駅、Saint-Raphaël(サンラファエル)にて下車し
車あるいはバスで向かいます。

ところで、南フランスのコートダジュールには海岸線を走るフェリーがあり、
コートダジュールの海岸線沿いの町を船で気軽に行き来することが出来るのです。
私たちも何度か利用したことがあるのですが
私にはこのフェリーを知ってからというもの、
「夏の滞在中の足を全て、フェリーとクルーズ船にして、海のうえを走りたい」との
強い願いが以前からありました。
サントロペ(Saint-Tropez)から、カンヌ(Cannes)へと、カンヌ(Cannes)からモナコMonacoへと、
サントロペからサントロペ湾の内側へと、船で走りたい。

その願いを叶えるために、カンヌからサントロぺまでのクルーズがしたいために
今回、まずカンヌまで足を伸ばして滞在し、
「世界一」言われるカンヌの花火大会を楽しんできました。
(なお、コートダジュールを走るフェリーについては次回別の記事で特集を組みます。)
カンヌの港沿いの道とフェスティヴァルの看板。

フランスには美しい場所がまだまだ沢山あります。
コートダジュールの海の蒼。空の青。
カンヌの国際芸術花火大会。
それらを目に焼き付けて、私の魂に焼き付けて人生を過ごしたい。

私はこうやって、この自分の行きたいと願う場所へ全て行き、
自分の人生でお会いたいと思っている方に会いにゆき、
「学びたい」と思うことを全て学び、
人生で行いたい事柄を全て行なうために生きています。
題して「自分幸せ企画(笑)」この企画は、私の命がある限り続きます。
みなさんもご自身を幸せにする計画・企画を今すぐ始めてみてください。
私はこれが世界を幸せにすると信じています。

これは、私自身が長い間生きてきて「経験」で知ったことで
誰かの言葉を信じている、あるいは何かの宗教で習った事柄ではありません。
そのような「表面的」な話ではなく、実践です。

さて、今回私が体験したかったのは「カンヌの国際花火大会」。

この花火大会、正式名称を「Festival d’Art Pyrotechnic de Cannes(カンヌ芸術花火大会)」といいます。
このカンヌにおいては毎年夏の1ヵ月間、
7月14日から8月24日にかけて合計6回にわたって、週に1度行われています。
この花火大会では世界各国から参加した6ヶ国のチームが、
その打ち上げる花火の技術と美しさを競い合うコンクール形式になっており
夏の間に合計6回、それぞれの国のタイトルがついた花火を楽しむことが出来ます。

毎年開催されているこのフェスティバル、
各回の動員数は200.000人にもおよび、花火大会としては世界最大級になります。
花火はカンヌ湾で打ち上げられ、カンヌの海岸沿い・目抜き通りであり、
湾と砂浜に沿って長く続く「クロワゼット通り」は観客で一杯になります。
世界トップの6チームが競う、花火の最新技術は選び抜かれた音楽と共に
観客の目と耳を楽しませてくれます。

カンヌ市が力を入れているのが映画祭だけではないことがよくわかりますね。

今年2019年はドイツ、イタリア、オーストリア、
スエーデン、アメリカ合衆国、フランスの6ヶ国が参加。
フランスからは「Pok 2.0 Lux Factory」というチームが参加しています。
(日本からも、1967年から1969年に ㈱丸玉屋小勝煙火店が参加したとの
情報がフェスティヴァル公式HPに掲載されていますが、
㈱丸玉屋小勝煙火店のHPで残念ながら確認できませんでした。)

なお、この芸術花火大会のコンクールですが、その年最も優れていると選考されたチームには
「La Vestale d’argent」が、また、4年に1度、
その全ての中から最も優れていると選考されたチームには
「La Vestale d’or」が与えられます。

4年に1度の「La Vestale d’or」は昨年2018年にフランスの「Alpha Pyro 」チームが、
今年は、オーストリアチームが「La Vestale d’argent」を受賞しました。

フランスでは夏になると、各地で花火大会が行われていますし
パリでも7月14日の国民の祝日の日に花火大会が行われていますが
カンヌの大空に舞い上がる花火は艶やかかつ華やか。
美しい音楽と共に舞いあがる大輪の花火を堪能してきました。
また、来年を楽しみにしたいと思います。

プライベートビーチで花火大会の開始を待つ人々。

下は、カンヌ市の公式インスタグラムからの引用です:

 

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Un soir de feu d’artifice en #BaieDeCannes… 📍#FestivaldArtPyrotechnique de #Cannes avec l’#Autriche aux manettes. 📸 f.schieler

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実は、今回私自身もこの花火大会をビデオ撮影したのですが、
ビデオから切り出した写真があまり映りの良いものではありませんので
今回はFlickerから写真をお借りしてきました。
私は来年の夏もこの花火大会を見に行く予定ですので
来年、また写真撮影に挑戦したいと思います。
(私は写真歴が長いのですが、これまで花火を撮影した経験がありませんでした・・・。)


Flicker.com /Copyright © Nicolas Grevet (https://www.flickr.com/photos/pyroeffect/14826504202)


Flicker.com/ Copyright © Florian Ferfer (https://www.flickr.com/photos/nyko18/15083438475/)

 

カンヌ国際芸術花火大会公式HP:https://www.festival-pyrotechnique-cannes.com/

http://www.festival-pyrotechnique-cannes.com/le-festival/le-jury-2019/

カンヌまでのアクセス:

パリ・Gare de Lyon(リヨン)駅からフランス高速新幹線TGVで5時間30分。

カンヌには空港がありません。
最も近い国際空港は「 Nice Côte d’Azur,ニース・コートダジュール国際空港」。
この空港からカンヌまでは27キロ。
TGVで25分、TERで34分。
ニースからのバス運行会社HP:
https://www.niceairportxpress.com/fr/accueil
フランス新幹線TGV 国内急行TERの予約先:
https://www.oui.sncf/

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