南仏の宝石・プロヴァンスの「ヴェニス」ポール・グリモー( Port Grimaud)花々と自然と海を堪能する旅。

フランス国内・魅力の旅行。

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南仏の宝石・プロヴァンスの「ヴェニス」ポール・グリモー(Le Port Grimaud)

花々と自然と海を堪能する旅。

Port Grimaud(ポール・グリモー)はサントロペよりも内陸にある世界初の人造海洋リゾートです。
建築家・フランソワ・スポエリ(François Spoerry)氏により、1966年に完成。
この土地はそれ以前には沼地だったのだとか。
この建築家フランソワ・スポエリ氏はこのポール・グリモーの港以外にも、近くのGassin(ガサン)の街や、
ニューヨーク湾のポート「Port Liberté(ポール・リベリテ)」など世界の
海洋リゾートを手がけておられる方ですが、各リゾートはそれぞれが異なっており
その立地する場所にふさわしい色・外観です。
なお、建築家・フランソワ・スポエリ(François Spoerry)氏については
「やさしい建築 ポール・グリモからポール・リべルテへ」という書籍が
鹿島出版会から発売されています。

Port Grimaud(ポール・グリモー)へ行くには、サントロペの港から出発するフェリー
「Le bateau vert(ル・バトーヴェール)」で約20分、
(このフェリーは毎年6月から10月下旬までの運行)
あるいはサンラファエルからサントロペまで運行しているバス・「Zoo」でサントロペから約14分です。
今日はこの南仏の宝石・プロヴァンスの「ヴェニス」と呼ばれるポール・グリモー
(Le Port Grimaud)の写真を公開します。

下が「Bateau vert」直訳して「緑ぶね」この会社は、Saint-tropezサントロペから、
Les issambles(レジサムブル)までを網羅しているほか、カンヌまでの往復便も運行しています。

愛するサントロペ。またあとで 😉

サントロペの港を出発し、湾をつきって進んで行きます。港の入り口へ到着。


こちらがフェリーの乗船場。

奥に見えるのはこのポートの4つ星ホテル「Giraglia.」。湾を眺められるレストランもある美しいホテルです。HP:https://www.hotelgiraglia.com/

さて内陸へ向かって歩いてゆきます。


このポール・グリモー、夏には人だかりが出来るという噂ですが
私たちが行った日には歩く人も少なく、そこにあるのは
青い空によく映えるカラフルな家々と静けさ、よく手入れの行き届いた庭、
美しい花々、多くの自然たちでした。
人だかりができる日もあるのだろうけれど、このポール・グリモーには
「荒らされていない自然や花々」が多いなというのが私の個人的感想です。
人だかりを見ないで、そこにある自然をひとつひとつ、丁寧に味わってみてください。

南仏の不思議な魅力に、「そこに在るだけで幸福を味わわせてくれる」ことがあげられます。

今、私があなたが「この場所に居る。」そこにあるのは自然と、海と、空と、太陽、そして その薫りたちと自分自身です。
「今」という現実がこんなに楽しくてありがたい、としみじみ感じさせてくれるのが、南仏の魅力であり
南仏の自然の持つ力です。

深呼吸をして、その場所の空気を胸いっぱいに吸い込み、
自然の風景を自身の瞳に焼き付ける。
これこそ、旅の醍醐味だと思います。
魂に焼き付ける南仏の美しい景色を堪能する旅です。

我が家のパリのバルコン(バルコニー)にも置いてある花。南仏ではパリの我が家の花よりも生き生きしていました。

このポートの家々は厳しい規制の上に建てられているそうですが、どの家もカラフルにして配色のセンスを感じさせてくれます。

南仏らしい色の壁をした家。このような配色は床に使われることも多く、私の主人の別荘の床もこんな色。

このポール・グリモーへ行ったら家々とその自然をゆっくり見て廻りたいです。私はまた来年も行く予定です。

水上レストラン。

私が海辺の町でいただく食事は常に「海の幸」 !!!サラダに至るまで、魚介類!
ところで私は相当の「食いしん坊」 人間ですが、身長166センチ、体重44キロ。
19歳当時から同じ体重。(21歳から24歳まではもっと絞って40キロでした。)
太らない秘訣は今後、このブログでご紹介します。
女性のみなさん、無理な食事制限など人生には必要ありません。
好きなものをいただいて、人生を謳歌してください。

このポートではレストランも水辺近くです。人々が船で通過してゆきます。

下の写真のような回廊がある建物も多い。大好きです。

このポール・グリモーを効率よく観光するための足となってくれるのが、
海上を走るフェリー「Coche d’eau」。湾内部を一周してくれます。
私たちが乗ったときには、運転手のかたが、「あの家は○○株式会社のもので、
あちらの家は映画○○の俳優○○の家」」
などと説明してくださったほか、思い出話も聞かせてくださいました。

というわけで、これより以下はこのフェリー「Coche d’eau」上で撮影した写真です。
下の写真は、住民のかたでしょうか。慣れた運転で通りすぎてゆく船も多かったのですが、
中には無免許で、一時的に船を借りて運転している観光客の船も見られました。
私たちが乗ったフェリーの運転手のかたも、横切ってゆく船で
怪しい運転をしている船を見ながら「あらら、あれは無免許だね。」などどおっしゃってました。
私の住むパリのセーヌ川には船の免許の学校があり、いつも船を見かけるたびに注目しているのです。
私も船の免許があったら、来年はカンヌからサントロペまで自分で運転してゆくのですが。
ひとつひとつ、やりたいと思っていることを実践していっています。

お隣のサントロペはもちろんですが、この港・Port Grimaud(ポール・グリモー)も世界の億万長者たちのリゾート地です。
どのような人がお住まいなのだろうと考えるだけでも楽しい。

 

いかかでしたか。
本日はサントロペから20分で行くことができて
しかも多くの自然が残るポール・グリモーをご紹介しました。
更にサントロペを特集した記事、それにサンラファエルの記事を
書きたいと思いますのでお待ちください。

今年の夏にヴァカンスの予定を立てる際、かつて訪ねたことのある
Eze(エズ)や、Grasse(グラース)も再度訪ねようかと考え、
更にサントロペの隣村で「フランスの最も美しい村」に選出されている
Gassin(ガサン)をも訪ねようかと考えていたのですが
全てを予定にはいれませんでした。
今年行くことが出来なかった場所は、来年訪ねます。
お楽しみに。

Port Grimaud office de tourisme(ポート・グリモー・ツーリスト・オフィス):

https://www.grimaud-provence.com/noesit/!/fiche/office-de-tourisme-de-port-grimaud-4632147/

Port grimaud フェリー「Couche d’eau」:
https://www.grimaud-provence.com/noesit/!/fiche/les-coches-d-eau-864254/

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