8月15日によせて。
私には南フランスと、8月15日という日に思い出があります。
フランス人の主人と結婚してフランス在住を開始し始めた
間もなくの頃でしたから2008年、2009年のことではなかったかと思いますが
私たちは主人が所有する南仏の別荘で夏を過ごしていました。
別荘で迎えた8月15日、その日、南仏に豪雨が降りました。
それまでのフランス滞在で見たことも無いような激しい雨、日本語で
「滝のような雨」という表現がありますが
その表現でも足りないような激しい激しい雨で、文字通り、
「空が割れたかのように」水が落ちてきていました。
私はただただ驚いて「このような激しい雨をこれまでのフランスで見たことがなかった」
と考えながら空から落ちてくる「川」とも言うべき雨を
別荘のテラスに立ってひとり眺め、空に意識を合わせていました。
すると・・・・突然、ひとつの言葉、メッセージが空から降ってきました。
「この雨は、戦時中に流された人々の涙である。」と。
8月15日、日本では終戦記念日です。
南フランスでは南仏を奪回するために
連合軍による上陸作戦が行われ多くの命が失われたことを祈る1日です。
その日の激しい雨。
私はそのようなメッセージが降りてきたことに更に驚いて
空に向かって即座に祈り始めました。
(このブログで何度も書いていますが私はサイキックなので
このようなワークが可能です。)
戦時中にどれほど多くの涙が流されたのだろうか。
大切な家族、友人、財産、全てを無くされた方々が
どれほど叫んで泣いておられたのだろう。
地球が、泣いているのだ。
これは地球の涙なのだ。
私たち人間が誰も望むとは思えないこれらの恐ろしい
戦争は何度も起こされたのです。何のために ?
誰かの個人的利益と、誰かの曲がった思想と、
誰かの憎しみのためにだったのでしょうか。
私はそれまでの人生でも多くの人々の供養を教会などでしてきましたが、
自分自身でも祈っており、
幸いなことに、多くの亡くなられた人々が天国で癒されていることを
2020年の今、感じています。
しかし、私たちは、これらの戦争で「国のために」命を落とされた方々のためにも、
今後の、ひとりひとりの人間の調和と、各国間の調和を忘れないように
生きてゆきたいと願い今日この記事を書いています。
先日、私はひとつの記事を書いてみました。
タイトルは「近未来的・ソーシャルディスタンス」というタイトルです。
いつもながらの非常に拙い文章ですので、上手く伝わっていないかも知れませんが
私なりに考えている「人間関係のありかた」を書いたものです。
人間関係にも、国家間にも更に新しい形のソーシャル・ディスタンスを
取り入れ、誰もが調和を選んでゆく方法で、今後の
地球の暮らしを護っていくことは出来ないであろうかと考えるものです。
現在の「近未来的・ソーシャルディスタンス」の記事は狭い範囲に限定した内容ですので
今後更に加筆・修正していきます。
国家の墓地遺跡
「ネクロポール・ナショナル・ド・ブロリス」
Nécropole Nationale de Boulouris
83700 Saint-Raphaël
次回はサンラファエルの「今日」を見ていきます。
世界一といわれるドライブルートを持つカンヌからサン・ラファエル
までの海岸線、幻想的で美しいサン・ラファエルのノエル、
まだ知られていないサン・ラファエルを私のブログでお伝えします。
世界一のドライブルートと言われる「Corniche d’or」はカンヌからサンラファエルまでのドライブルートです。
次回のサンラファエルではこのドライブルートについてもお伝えします。