写真で旅するフランス・まだ誰も知らないサンラファエル。
こんにちは、麗です。
以前も書いたことがありますが
南仏のこのSaint-Raphaël(サン・ラファエル)という町は、
パリからサントロペへと向かう場合にTGVでの玄関口としての役割を果たしています。
南仏へ向かう場合には、空の便でニースまで赴くことが出来ますが
サントロペまで向かう場合には、このTGVで下車してバス、あるいはフェリーの足が非常に便利です。
パリからTGVで約5時間、このサンラファエルの駅
「Saint-Raphael valescure(サンラファエル・ヴァレスキュール)」で下車、
サントロペまではバスで2時間、フェリーでは数十分です。
下はサントロペのフェリー。
私と家族は、本来なら今日ご紹介するサンラファエルで昨年のノエルを過ごし、
今年の5月に開催予定だった「ユーロ・フェスティバル・ハーレーダヴィッドソン」のために
サンラファエルを通過してサントロペで滞在する予定があり、
更に、今年7月8月の夏休みをこのサンラファエルを含めた南仏で過ごす予定でした。
今年フランスにおいては、コロナ・ウイルスのパンデミックの影響を受けて
多くのフェスティヴァルが中止していますので
私たちも旅行を中止しています。
いくつかのフェスティバルが9月、10月に開催されるという情報を入手しましたが
今年はそれらを予約しないことにして、
その分を自宅で「私がやるべき他のこと」をやる時間にあてることにしました。
先日、私のところに天界からのメッセージがきましたが
「あなたの願いは、全て叶うのだからいいことを考えなさい。」とのことでした。
まだまだ私は何歳になろうとも大きな夢を持ち続けて自身のやりたいことは全て
実践していきます。人生がまだまだ楽しみで仕方ありません。
人生は大海原と同じ。広くて航海するのは怖いけど、進む。
なお、冒頭に挙げたフェスティバルやノエル旅行は、どれもほぼ毎年開催されていますので
フェスティバルが開催され次第、再度予約を取り直します。
ところで、自宅にいながら旅行できる方法として「Googleストリートビュー」が挙げられます。
今回、ご紹介するサンラファエルの道路もどうぞみなさん、ご自宅にいながら
「Googleストリートビュー」でも旅してみてください。
更に、私と主人はGoogleストリートビュー以外にもすごいツールで世界旅行を楽しんでいます。
すごいツールについては次回、詳しくご紹介します。(病み付きになるかもしれませんよ。)
今日はサンラファエルのまだ多く知られていない面をお伝えします。
世界一のドライブルート「Corniche d’Or(コーニッシュ・ドオー)」
コーニッシュ・ドオーのバルコニーと言われるAnthéor(アンテオール)。
「Corniche d’Or(コーニッシュ・ドオー)」はサンラファエルにおいて
1903年に建設が完了した、世界でも有数のドライブルートです。
美しいコートダジュールの海辺に沿って走るこのドライブルート。
この場所は元々、ローマ人が開拓したローマ街道の一部であったものを
近代になって整備・建設完了させたものです。
カンヌの少し先から、このサンラファエルを通過し、お隣の歴史ある街、
フレジュスまでを「Corniche d’Or(コーニッシュドオー)」といいますが
道路自体は道路名こそ変わるもののサントロペまで続いています。
なお、私の写真は全てカンヌからサントロペまでへのフェリーで撮影したものです。
フェリー会社は二つ。「trans côte d’arur(トラン・コートダジュール)」と
「Les Bateaux de Saint-Raphaël(レ・バトード・サン・ラファエル)」残念ながらリンクは貼ることができません。
下の写真。ドライブルートが見えますね。この写真はカンヌからサントロペへと向かう船の中から眺望遠で撮影したものです。
前回サンラファエルの記事でもご紹介した「Ils d’or/黄金の島」の写真。1944年8月15日に、ドイツ軍によって占領されていた
南仏を開放させるために連合軍が上陸をしたのは、このサンラファエルの海岸を含む広い海岸線でした。
このドライブルート、フランス新幹線・TGV も、ローカル電車TER、もほぼ同じルートを通過します。
カンヌからサン・ラファエルまでTGVで22分、ローカル電車TERで33分。
下の写真ではローカル電車が確認できます。
サンラファエルのツーリスト・オフィスが「You tube」に美しいビデオを公開しておいでです。
これより次ページへ参ります。