花の都・パリの花景色。生命は愛の中にある。

スピリチュアルなお話, パリガイド

こんにちは、麗です。
フランスにおいては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて
先日3月31日に、マクロン大統領が国民向けテレビ演説を行われ、3度目のロックダウンを発表されました。
今日4月3日からの施行ですが
これまで一部地域に適用していたロックダウンは全国に拡大され、
フランス全土の学校は3週間の休校措置がとられました。

我が家では現在のところ、家族3人ともがコロナウイルスにも
また他の季節細菌にも感染することなく元気にやっています。

子供の教育機関が休校になったこともあり、
時間を取れるようになりましたのでブログを再開します。

今日はイースターEaster、フランス語では「Pâques (パック)」といいますが
十字架にかけられて亡くなった
イエス・キリストが3日目に復活したことを祝う祭りです。

本来ならば、この日には
フランス各地の教会においてミサが行われますが
コロナ・ウイルスの影響を受けている現在の世界状況においては
教会のミサを含む集会も禁止されており
バチカンのサンピエトロ大聖堂でも少人数のミサを
執り行われたとのことです。

この日には、「復活」や「生命」を意味する
カラフルな卵の「イースターエッグ」や
ウサギの「イースターバニー」を飾り、食する習慣があり
チョコレート・メーカーではこの日のための卵型のチョコレート
が販売されます。我が家でも「Lindt」社のトランク詰め合わせを買いました。
(息子は大喜びですが、砂糖の過剰摂取には注意・・・。)

この日は、コロナウイルス感染抑制のための規制が
敷かれて居なければ、本来ならば
パリの公園で、フランス各地の城で、「 Chasse aux œufs」と呼ばれる
卵探しのイベントも行われるのですが
今年は上のような事情で開催されていません。
以前に参加したイベントの写真がありますから、見つけ次第このブログにアップしたいと思います。

 

花の都・パリの花景色。生命は愛の中にある。

 

私はサイキックとして生まれましたが、
物心ついた頃から「私の命は、何故かいつも護られている。」と感じていたんですね。
何故かと申しますと、いつも私の身の回りには「奇跡」と言われるような、
不思議な出来事ばかり起きていたからです。

例えば、お金を使うと、同じ日に使った分と同じ金額の臨時収入がある。

例えば、私が「今日は何か「おふくろの味」のするものを食べたい、
例えば肉じゃがとか。」とイメージすると、知り合いの素敵なおばさまから
「これ、麗ちゃんに。」と言って肉じゃがが届く(笑)(注:子供の頃の話。)

道路を歩いていると、2人の女性が大喧嘩していたことがありました。
調和を願って天界の光を送ると、その直後に犬を散歩させている男性が仲裁に入る(笑)

とにかく私の日々には、日常の奇跡がたくさん。望んだことは必ずや叶います。

ただし、これは、私が神様から「特別、愛されているから」ではありませんし
「サイキックだから特別」なわけでもありません。
地球上に誰一人として「特別な人」はいないのです。
この世の隠れた場所にある摂理に気がつくか、つかないかだけの違いなのです。

この地球上では、人間は多くの違いを経験します。
人種の違い、収入の違い、地位の違い、思考の違いはありますが
誰もが、いつかは同じ場所に行き着きます。
行き着く先は「愛」です。

先日、私たち夫婦の6歳になる子供を、彼が通っている教育機関まで
タクシーで迎えに行った日のこと。

普段は健康のために、1日5000歩ほど自分の足で歩くことにしているので、
何処へ行くにも公共の交通機関を使っていますが、疲れているときにはタクシーで行きます。

私は車の中で、考え事をしていたのです。

主人と二人三脚で経営・管理しているいくつもの不動産のこと。
私たちは、昨年の4月に義父が亡くなってからいくつもの不動産を相続しました。

このブログでも何度かそのことについて触れましたが、新たに経営・管理を始めた
それら不動産のために多額の税金を支払い、
昨年の末から今日まで、公証人・弁護士・不動産会社そのほか、
多くの人々とのランデヴーがあり、また一部の不動産については工事もしなければならず、
私たち家族3人も、今後更に大きなアパルトマンへと引越しを予定しています。

それら不動産の難しい経営について、
更に子供の教育のこと、コロナ・ウイルスの影響を受け
状況が大きく変わってきた世界のこと、更には夏のヴァカンスのこと・・・。

人の暮らしというものは、丁寧に考えて進まないと
少しずつどこかが「ずれてくる」ことがありますので、私は今後の人生を
どのように進むかを、タクシーの中で、考え込んでしまっていました。

ふと気付くと、タクシーはいつもと違う進路をとってパリの街を走っています。
「この運転手さん、これまでのタクシーと全く違う進路を取っているけど・・・
今日は他の道が混雑しているのかしらん。」
タクシーはこれまで通ったことのない小さな通りに入りました。

すると、その小さな道の両側には、見事な白い花が満開の木々が並んでいます。
白い桜の木々のようでしたが正確にはわかりません。

パリの街はよく「花の都」と称えられますが、これはパリ市が多くの努力をはらい
多くの花々を配置しているおかげです。
パリにおいては、一年中、冬であっても多くの花々を見つけることができます。
今の時期はその努力の最も大きな成果、つまりその美しさを競う、満開の花々を街のいたるところで
見つけることが出来ます。

私は道の両側に並ぶそれらの花の美しさに見とれて、考えごとから「我」に返りました。

すると突然、ハイヤーセルフの声がしたのです。
「ほら。考え込んでないでこの美しさを楽しみなさい。
あなたは美しさの中にある。慈しみなさい、味わいなさい。」

私は驚くと同時に「何故、タクシーがいつもと違う進路を取ったのか」を理解しました。

これは単なる偶然などではなくて、私が未知であった、
この花街道を見せてくれるためだったのだ・・という摂理が
エネルギーとなって私の身の回りを包んで、私にそれを理解させると共に
私の心に深い感謝の念がわきました。

(霊的経験はいつも、非常に高いエネルギーと共にあります。)

私たち人間の命はいつも、このような多くの「愛」の摂理の中にあるのですが
実はそのことに気がつかない場合も多いのです。
そして人間はエゴから、争いや地球支配、貧しさを選んでしまっているのですね。

美しさや、愛はいつも目の前にあります。
あなたも、私も「愛」の中にあります。

全ては「自分の心」から来ています。心が全てを決定しています。
愛の中にありつつも、それを壊す作用をしているもの、それは心の迷い。
心の迷いのことを「迷妄」といいます。

その迷妄は人間のエゴから来ています。
その迷妄が摂理からはずれ、愛から外れてゆく大元となっています。

なお、これはポジティヴ・シンキングだけが正解で、ネガティヴを排除せよ、
と言っているのではないです。
心に「摂理」を入れるすきまを作る。すると、どのような奇跡も可能になります。

冒頭に、私の暮らしは、日常の奇跡が多いと書きましたが
ここをクリアすると、どのようなシンクロも可能になるのでお教えしています。

イエスキリストが、1965年から1972年にかけてアメリカ人女性にコンタクトし
口述させたという「奇跡のコース」という本がありますが
そこでイエスキリストはこう述べておられます。

「神に愛された子が自分で創造し、それなのに真実だと信じている悪夢から逃亡することは
価値ある目標ではないだろうか。成功と失敗、愛と恐怖という選択肢があるように見えても
これより多くをのぞむことが誰に出来よう?」

私がいつも霊性のお話をするのは、幸福を感じるために、幸福になるために
どうすればいいかご存知ないかたが多いから。
私はサイキックですので、経験数が半端ではありません。
( 私の場合は、心と現象がダイレクトなので、すぐに答えが出てきます。)

心理学のアプローチも大切ですが
「脳」が同じ現実を繰り返すことに中毒になっている場合に、
この方法を取り入れて初めて、変わってくるものがあります。
脳の話はまた、別の機会にしたいと思います。

私たちはいつも、愛の中にあるのだから、その大切な摂理を忘れないで
多くの愛をみつめながら、生きてゆこうではありませんか。

今日はイースター。
再び、「奇跡のコース」からの言葉を引用させていただいて今日のブログを終えようと思います。

「これが神の最後の審判だ。「あなたがたはいまも私の聖なる息子であり、永遠に無辜であり、永遠に愛に満ち、
永遠に愛され、創造者と同じように限りがなく完全に変化せず、永遠に純粋である。
だから、目覚めてわたしのもとへ戻りなさい。私はあなたの父であり、あなたはわたしの息子だ。」

今日はパリの花の話と、私たちを常に包んでいる愛の話でした。

次回は、ブログ更新が滞っていた理由となった、多くの不動産管理の話や
その間の我が家3人の幸せな話やら、大変な仕事量の話、
幸福なパートナーシップの話を、
最近まで撮りためた写真と共にお届けしたいと思います。

どーも綺麗なイメージが作成出来なかったので、あとでやり直します。へたなイメージ公開して恥ずかしいわ。

いつも沢山の方々から、「もっと早く更新して」とのコメントを頂戴しています。
読者のかたがた、いつも読んで下さってありがとうございます。
私のブログから、パリの美しさや、この世の摂理のこと
宇宙の愛は隅々まで行き渡るようにと願って、ブログを書いております。

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