フランスの田舎の魅力。 メゾン・ド・カンパーニュ。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

こんにちは。麗です。
ブログ更新が遅れましたことを、お詫び申しあげます。

私たち家族はいつも通り、健康に過ごしています。

今年の夏はパリの自宅にずっと居て、ヴェルサイユ宮殿の花火大会や
ミュゼに出かけて楽しもうと考えていたのですが、
前回のブログ更新(8月6日)のあと、所有する別荘(メゾン・ド・カンパーニュ)の管理人さんから電話があり、
「水漏れがある」とのこと。

管理人さんが工事を頼んだにも関わらず、水漏れの箇所がわからないとのことで
私たちは急遽、ノルマンディー地方に近いメゾン・ド・カンパーニュへと向かい、
そのまま夏を過ごすことになり、ようやく昨日帰宅しました。

幸いなことに、水漏れは修理され、私たちは豊かな自然のなかで、ひと夏を過ごすこととなりました。
フランスではコロナ禍による長距離移動禁止令が出ていたこともあって、
私たち家族は、しばらくの間、このメゾン・ド・カンパーニュに滞在することができなかったのですが
今回、ようやくひと夏を過ごしてきました。

なんと、我が家の森に、鹿くんが住んでいました。

牧場の多い田舎です。

 

下のメゾン・ド・カンパーニュです。

フランス田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。第二回。

フランスの田舎の魅力。冬のひとときに灯す光、こころにも光りを灯す家の楽しみ。メゾン・ド・カンパーニュ。

 

今、この夏に撮影した写真で記事を作っていますので、公開まで少し
お待ちください。

 

下が自宅の森です。この時期は緑かがやいて、こころから癒されました。

前回のブログで書きました通り、「地球をもっと幸福にする方法、思いつた。」

も間もなく公開したいと思います。

 

 

 

 

フランス人とヴァカンス。

パリガイド

フランス人とヴァカンス。

2019年の9月のこと。
このブログでも写真を載せたのですが
私は夏のバカンスであったサントロペやカンヌ旅行の感動と興奮収まらぬまま
時間を見つけてはなんと次のバカンスの行き先を探して
Youtubeでビデオを探し始めました。

行き先はスイスです。
「いつの日にか、パリからスイス、そしてオーストリアのインスブルグまでの、汽車の旅をしてみたい。」
、それは饗庭 孝男 氏の「ヨーロッパの四季」を、1993年にパリへ留学する以前に、
読んで以来の私の憧れであり願いです。

饗庭 孝男氏の「ヨーロッパの四季」にはパリからインスブルグまでの
汽車が走り抜ける美しい風景の描写があったのですが
残念ながら、ご本が見つかりませんので引用ができません。
(今でもその本を持っていますので見つけ次第、引用をさせていただきたいと思います。)

とは申しますものの、私の子供がまだ6歳と幼く、例えば寝台列車などには乗せられないという
思いがあってバカンスの予定のリストに、そのパリからの汽車は入れたことがありませんでした。

私の息子は6歳ですが、母親とあちらの街で、こちらの街で「プチ・トラン」に乗っているうちに
鉄道マニアになってしまいましたので
いつか、本物の蒸気汽車に乗せてあげたいと思っていました。

下はシャルトルの街のプチトランです。

さて、Youtubeでスイスの汽車を探し始めてすぐに、
私はある汽車のビデオに目が釘つけになりました。

それはスイスのロートホルン、標高2000メートル山頂近くまで登ってゆく
赤い色をした可愛らしい汽車を写したビデオでした。

Copyright: Transferred from de.wikipedia to Commons by Leyo using CommonsHelper.
Author Roland Zumbühl

赤い汽車はコトコトコトコトと音を立て、蒸気を吐きながら
スイス・ロートホルンの山肌を登ってゆきます。

途中には民家が点在する山肌をわけて通り、
緑の木々がうっそうと茂る中を通り、
更に遠くに、動物たちを眺めながら、山の山頂へと向かっています。

更に山の中段以降には、エメラルド・グリーンの湖を眼下に
眺め、ベルナーアルプス、ユングフラウまで眺められます。

ビデオを食い入るように眺めていた私は、ふとわれに帰ると、その汽車に乗る旅を即決、
同じ部屋で別の作業をしていた主人のほうへ振り向くといいました。
「ちょっと、ここへ行ってきます !! 」

ところが、時は既に9月。
夏のバカンスを終えたばかりで、子供は学校、長期の休みは10月まで待たねばなりません。

調べてみると、汽車の運行は10月末まで。
仕方なく、次の夏まで待つことにしました。

初めて乗るのなら、秋の山ではなく夏の緑濃く、清々しい色の花々が
太陽で輝いて瑞々しい印象を与える夏の風景が見たい。

そして翌年、昨年2020年の3月には既に、
7月のスイスまでの切符を買ってあったのですが
コロナ・ウイルスによる影響を受けて、汽車は運行中止。
ここまではブログで書いた通りです。

写真で楽しむ、フランス旅行のすすめ。コロナ時代に楽しみ方を変える。

 

今年、2021年もコロナ・ウイルスの影響でインターナショナル・トラベルを避けたいがために
スイス行きは中止することにしました。
今年の夏、私たち家族は、パリの自宅に居て、パリとそのその近郊で楽しむことにしました。

さて今年の夏にスイス行きを中止したからといって、計画がなくなったわけではありません。

実を申しますと私はスイスが大好きで、
フランス留学中には、シャネルのデザイナー・マドマゼル・ココ・シャネルのお墓参りへ行きましたし
結婚してからは主人と二人でジュネーブへのバカンスへも行っています。
「久しぶりにスイスに行くのなら、あの街も、この街ももう1度訪ねたい、
さらにレマン湖を走るクルーズ船にも、また乗りたい。
マドマゼル・ココ・シャネルが宿泊したホテルの部屋にも泊まりたい、
有名なあの街へも立ち寄って、リトリートもしたい」

当初はロートホルンに登る汽車だけが目的だったのですが、
次回のバカンスの予定はシンプルな旅行から、
日本人的にやりたいことを全て詰め込んだ大旅行にすることにしました。

というわけで、読者のみなさま、私のスイス旅行とその写真をお待ちください。

 

 

さて、私はフランス人と結婚していることは読者のみなさま、ご存知だと思いますが
フランス人のバカンスの過ごし方は、
通常、一箇所に滞在するケースが多いのです。
例えば、メゾン・ド・カンパーニュと呼ばれる田舎の家であったり
親族の誰かが所有している別荘であったり、
あるいは親族の家におじゃまする、などのケースがほとんどです。

滞在中は何もせず、ゆっくりと日常の暮らしを楽しみ、
会話を楽しみ、家のなかで映画を見たり、テレビを見たり。

そんな彼らからみると、日本人の短期間旅行は短すぎるのだとか。
私はどちらのタイプの旅行も経験していますが、どちらも大好きです。
ただ、欲を言えば、滞在する土地のおいしいお料理も食べたいし
美術館があれば、ぜひとも鑑賞しに行きたいし、
壮大な風景も眺めに行きたい。

このような感覚はやはり日本人なのでしょうか。

下は南仏のレストランでいただいた一皿なんですけど・・・フランスでこれいただいているっていかにも日本人ですね・・・。いやはや・・・。

サントロペ名物のお菓子です。

今年の夏は以上のような理由から、私たち家族はパリで過ごしています。

パリで撮影した写真を今後、公開しますのでどうぞ楽しみにしてください。

みなさま、コロナウイルスの緊張下にある夏ですが、

ご家族や、ご友人のかたがたとの愛あるバカンスを、どうぞお過ごしくださいませ。

みなさまのご健康と、夏の安全を願っています。

 

次の記事は:

「地球をもっと幸福にする方法、思いついた。」です。

 

 

「成熟したロマンスで求められた女」生きる使命・宿命を知り、それを生きる。

スピリチュアルなお話, パリガイド

「成熟したロマンスで求められた女」使命・宿命を知り、それを生きる。

 

人は誰しも、1度は「宿命」について考えたことがあるのではないでしょうか。

占星術では、その人の「宿命」を示すポイントがあるのですが
一般的に知られる(運命判断に使われる)主要10天体ではなく、
更に詳細を見てゆかなければ、そのポイントを知ることが出来ませんので
占星術に詳しい人でないと、ご存知でないかも知れません。

今日のタイトル、「成熟したロマンスで求められた女」は
私自身の宿命ポイント、おうし座の27度に対応するザビアンシンボルから来ています。

(ザビアン・シンボルは実際の度数で読む場合と、1度足して読む場合がありまして
今日は1度足しています。5度でグループを形成しているので
グループで読むと正確です。)

占星術で自身の出生ホロスコープを出し、それに対応するザビアンシンボルを照らし合わせると
ご自分についてよりよく知ることが出来るでしょう。

私たち人間は、誰しもみな、多くの宇宙空間を旅をしてきて、
今回は「地球」という星で暮らしているのです。

私は自身の宿命を知ったときに、と申しましても随分昔の話ですが、
「そうか、では私はその宿命を取り入れましょう。」と考えました。

つまり、「成熟したロマンス」を受け入れるだけの品性と知性を、追ってゆこうと考えました。
品性と知性というのは、後天的に身につけられることも出来るものですからね、
人間は一生勉強していかないといけないのと同じですね。

ちなみに、おうし座の27番の星というのは、
歌手・谷村新司さんの楽曲「昴」でも有名なプレアデス星のことです。
プレアデス星は、非常に進化した星で、高度な種族が住むといわれています。

以前、パリの街で初対面のかたとお話ししていたときに
ふと、そのかたが「あなたは日本人ですか。」と言われたので
そうです、と答えると次のようなことをおっしゃいました。
「そうでしょう。わかるんですよ、日本人の親切さや、他の人々をリスペクトする立ち振る舞いが。」

私はお礼を言いながら、それでは、私はその期待に応えることの出来る日本人として
一生をパリで送りましょう、と考えていたんですね。

宿命とまでは言わなくとも、それを「使命」としましょうか。
そんな日本人がパリに居てもいいではないですか。

フランスには多くの日本人が住んでいますが、
中には、フランスの暮らしや、あるいはフランス人のことを
好きになれないかたもおられるようです。

フランス人の生活様式と日本人のそれとでは、違う部分も多いので、
当然と言えば当然なのですが、慣れるのにご苦労されることもおありかと思います。

私が始めて、パリに住み始めた頃の経験を話したいと思いますが
ある日のスーパーでの出来事です。
私はスーパーのレジ前で列に並んでいたのですが、私の目の前にはフランス人とおぼしき若い女性が。

ところがその女性、列が前に進んだときに、彼女が床に置いていた
食品が沢山入ったかごを、「ガツッ !」と足蹴りして前に進めたのですね。

私はそれを見て、「わあー !」と驚愕、ショックを受けてしまいました。

何故なら、私にとって食べるものの入ったかごを足蹴りする、という発想が
そのときまでなかったのです。

「たたみの縁というには、踏まないものですよ。」

「おぼんは、食べ物を載せるものですからね。
飛び跳ねて遊ぶのはいいけれど、
おぼんをまたいだりしないようにね。」

という教育を受けて育った、日本人の私にとっては
その行為が衝撃的だったのですね。

その若い女性は、別に悪気もなくやったのでしょうし、
食品のかごが重かっただけかもしれない話で、これは彼女への批判ではありませんが。

フランスに滞在する日本人で
フランスを好きになれないとお考えのかたは、
この土地の日常の暮らしにおいて
フランス人の様々な行為を目のあたりにして
違和感を感じられたり、日本との違いを感じたり
されておられるのかな、と私は思いますが
ここで私は、ひとつ提案があるのです。

例えば、泥の中に居るからといって自分自身の品格を変える必要はなく、
自分自身もその「行為」ややりかたに染まる必要もないのです。
(フランスが泥である、という話ではないですよ。蓮でいていいという話です。
ちょっと例えが違うかな・・・。)

パリの街では、フランス人たちの怒号が聞こえることがよくあります、
パリに限らず、世界中の大都市はどこも同じでしょうが、
車を運転する人々の運転マナーの悪さから来るいらいらや、争いが原因ですが、
実は私、パリの街で、パリの道路で誰とももめたことがありません。

道路を渡るにしても、にっこりと「Merci !」。

それを見ていた私の主人が驚いたようにひとこと。
「まあ ! 君って人は丁寧なんだね。パリでそんな人、いやしないよ。
見てよ、パリの人たちの運転マナーの悪さったら。
好き勝手に道を縦断する人たちばっかりだし。」

私はパリの街が大好きだし、この街にいて本当に幸せなので
毎日心地よく過ごしている、ということもありますが
他の人が争っているからと言って、自分もそれに染まる必要がない、
と考えているからです。

ここでお断りしておきますが、これは「教えてやる」と言っているわけではなく
ただ、発想そのものを変えてしまうと
自分自身の見ている世界そのものも、心地よいものに
変わってきますよ、というお話です。

どうかみなさん、ご自分の居られる場所を、心地よく保たれて
世界の色に染まることなく
ご自分の心地よさで世界を染めてあげてください。

 

 

 

次のブログは「フランス人とヴァカンス」です。