フランス田舎の魅力。ノルマンディーの暮らし。メゾン・ド・カンパーニュ。自然と共に生き、その叡智を得る。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

我が家の森には栗の木が何本もあって、秋になると落ちてくるので、洗って、オーブンで焼いていただきます。(ひたすら食いしん坊)

下は秋に撮影したもの。


下の写真。以前にクリスマス・ツリーの話を書いた際に登場させたこの木は、
主人によると主人が小さい頃に、彼の父親と共に植えた木なのだとか。
「今ではこんなに大きいけれど、植えたときにはこの木はまだ、小さかったんだよ。
普通のクリスマス・ツリーくらいの大きさで、父と一緒に穴を掘って植えたんだ。」
とのこと。だから「クリスマス・ツリー」と言ってたのかー!!
数十年後の今日では、もう15、20メートルはあろうかという大きさのこの木。
樹木の生命力と大地の繁栄力を感じずにおられません。
それにしても、この地方にはこの木が至る所にあるのですが
私はあの主人との会話以降、この木がクリスマス・ツリーにしか見えなくなって
こも木を見かけるたびにデコレーションをほどこしたくなる衝動に駆られています(笑)

月。

月の満ち欠けと、人間の体のバイオリズムには密接な関係があることは知られていますが
月は非常に強い「浄化」と「癒し」のパワーを持っています。
月を眺めながら、そのパワーを浴び、心を静めていきましょう。

ここからは、今回の滞在で出会ったかわいい動物たちや、昆虫たちの写真です。

初日のこと。私たちがこのメゾン・ド・カンパーニュに到着し
サロンに腰を下ろして30分もしないうちに、突如、なにかが庭を横切りました。
「あっ、ラパン(うさぎ)!! 」叫ぶ私。
そう、体の大きな茶色の体毛のうさぎが走り去っていったのです。
「もう1度、うさぎが来てくれないかしら。」と話をしていたところ
なんと翌日にも同じうさぎが庭を横切っていったのですが、
残念なことに、あまりのスピードで見向きもせずに行ってしまい、
それきり、2度と見かけることはありませんでした。
「僕は子供のころからこの家に来ているけど、初めてうさぎを見かけたよ。」と主人。

うさぎは2度と見られませんでしたが、次にやってきてくれたのが、うさぎの翌々日、
聞いて驚くなかれ、なんと鹿 !!
「レイ、レイ、来てご覧、Chevreuil (シュヴルイユ)がいるよ。窓から見てご覧、鹿が庭にい
と主人から言われて「えー、鹿?」と窓を開けようとしたのですが、
ごとん、と音をさせてしまい、私が見たものは走り去る鹿の後姿でした・・・。

Chevreuil (シュヴルイユ)はノロシカと呼ばれる鹿です。

残念、写真が撮りたかったのに・・・・。もう1度、訪ねてきてくれないかしら、と思っていました。
でももし来てくれたとしても、フランス窓を音をさせずに開閉するのは
むずかしいし、窓ガラス越しでは綺麗な写真を撮影するのは至難のわざ。

フランスにお越しになった経験のある方はご存知だと思いますが
フランスの家は通常「フランス窓」です。
両側の窓を中央のバーで引っ張って同時に開閉するタイプの窓で、
無音で開閉することはほぼ不可能です。

そのようなことを考えていた翌々日のこと。
朝の風を入れようと窓を開けて、ベッドを整えながら、10分もしないうちにふと外を見ると、
なんと庭には2頭の鹿が!!!

わあ、ついてる(涙)
私は心臓がドキドキ音を立てているのを感じながら
机の上に置いてあったカメラに手を伸ばすと、そっとカメラのスイッチをいれ、部屋の奥から
そっと鹿にカメラを向けました。

そうやって撮影したのが以下の写真。

そっとカメラを向けたのですが、やっぱり気付かれてしまい・・・。

行ってしまいました。前にいるのはお母さん鹿でしょうか。

振り返ってくれました。

下は切り取った写真です。賢そうな可愛いお顔です。
この「Chevreuil(シュヴルイユ)」という鹿は正式にはノロシカといい、
ディズニー社の映画「バンビ」が製作された再にモデルとなった鹿なのだとか。
つまり、この子は本物のバンビちゃんです。

雌の場合にはchevrette(シュヴレット)が正式名称で、年齢によっても名称が変わるのだとか。

これより次ぺージへと参ります。

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