フランス帰化と、La carte de résident/滞在許可証の件。

パリガイド

フランス帰化と、La carte de résident(滞在許可証)の件。

こんんちは、麗です。
忙しすぎてブログの更新もできぬままでしたが、時間を取り、こうして更新再開をしています。
3日ほど前にようやく、サパン・ド・ノエル(クリスマスツリー)を息子と2人で組み立てました。
パリの街は間もなくのノエルを待つ多くのデコラシオンで、とても美しく着飾られています。

先日、間もなく有効期限が切れる滞在許可証のために、
La carte de résidentと呼ばれる10年滞在カードの申請に行ってきました。
フランス人男性と結婚してから13年になりますが、10年滞在許可証の申請は2度目になります。
パリ在住の場合にはシテ島にある警視庁まで書類を持っていきます。

私と主人は、重要なランデヴーにはいつも二人で行っているので
前回、初めて10年カードを申請した際には2人で行ったのですが
今回は私ひとりで行きました。
何故なら、コロナ・ウイルスによる感染防止対策で「付き添い」が禁止となっているためです。

前回、初めての申請の際には、プライベートなことや、結婚に至る経歴まで聞かれ、
「このようなことまで聞かれるのだ、移民対策も大変なのだな・・・。」と多少驚いたものでしたが
今回は2度目の申請だからか、「××の書類をください」「ここにサインしてください」と事務的でした。
各窓口には、コロナ対策のためのアクリル板の仕切りも設けられ、
対応も事務的で非常に早く終わり、1時間もしないうちに終了。
レセピセという一時的なカードを発行していただき、ありがとうございます、と言って帰りました。

私のような人間は、フランスに帰化して「フランス人」として生きてゆこうかと
考えているのですが、主人とも話し合った結果、
今のところは帰化申請をせず、10年カードの申請のみにとどめておくことにしました。
(世界情勢が非常に不安定なので、もうしばらく様子を見よう、という結論に至りました。)
今後の社会の状態を見てから決めようと思います。

パリに住んでもう13年。留学時代を含めるともっと長くなりますが
この街を選んで良かったと思わなかったことは1度もなく、
世界一好きな街だと、いつも思っています。

私はフランス人男性と結婚しましたが、私の主人は本当に誠実な人で、
結婚してから13年、彼が「嘘をついた」ところを見たことがありません。
本当に1度たりとも嘘をつかない。
私にも、税務署にも、みず知らずの人にも、一切嘘をつかない。
「真実を言わなくてはならないよ。」が口癖の人です。

フランス人は、冗談ばかり言うことから、真面目ではないのでは
という印象をお持ちのかたもおいでかと思いますが、全くそのようなことはありません。
(私の主人も一日中冗談を言って笑わせてくれます。)

世界には素晴らしいかたが沢山おいでです。
私が憧れ、尊敬する世界の人物に、台湾IT相のオードリー・タン氏がいます。
このかたが、以前「人を信じることを前提に」とお話しになっていました。

正確なお言葉を思い出せないのですが、私はオードリー・タン氏のお言葉を感動を持って聞いていたのです。
世界には同じことを考える人が存在する・・・と思っていました。
もちろん、オードリー・タン氏と私の考える、その「信じる」の奥深い意味は
違うのかもしれません。
同じ人間はひとりとしていませんので背景は全て違います。
けれど、言葉を使って言いたいことを伝え、それを受け取る側が
言葉の意味を多方面から理解して、そのお言葉の意味を考え、自身の内部へと取り込んで血肉とする、
学びとする、これも素晴らしいことです。

オードリー・タン氏はこのようにおっしゃっています:
私の考えもだれか他の人からきたもので私も他の人へそれを受け渡しているのです。
“これは誰々の考えだ”ということではなく、考え方こそが主役なのです。
私たちはその考えを継承しているに過ぎません。

例えば。
世界で色々な出来事が起きるたび、「あの国はとんでもなく危険な国だ」と言われる方もあるかと思いますが
何事も「一面だけ」を見て、「表面だけ」を見て、全体像として評価してしまうことのないようにする
まずは、人を信じることを大前提にして生きていきたいと願うものです。
わたしたちは同じく人間で、深い核の部分に共通のものを持っています。

もちろん、こちらも信じていただけるだけの誠意と、真実で生きる誠実さが必要ですね。

今日は私のパリとの「不思議な関係」についてお話します。
いつもこのブログで書いていますが、私は幼少のころからサイキックで
数限りない経験をさせていただき、この世の真理について学ばされました。
その真理については、いつもお話している通りです。

私は東京生まれですが、幼少のころから、街のエネルギー状態を見ることができていて
東京の街の波動の重さ・状態の悪さに悩まされていたんですね。
しかも街の波動と、自分の波動がどうも合っていない。

現代のレインボーチルドレンたち、霊的に高いスターチルドレンたちは
渋谷に行くと波動の悪さで吐いてしまう、と
読んだことがありますが、私はまったく同じことを1980年に感じていました。
私は世界中を旅し、多くの街を見てきました。波動の良くない街ももちろん沢山ありますが
東京の波動の悪さはトップ級です。

特に渋谷の街は人の悪い念が下まで降りてきているので、今後の人々の「意識浄化」を待たないといけません。
(注: 既に数年前から、意識界の掃除が行われていますので、今後は渋谷も東京も必ず、良くなります。)

私は19歳で初めて海外へ行ったのですが、街の波動が東京のそれと全く違う。
そのときに思ったのです。
波動も気候も、自分に合ったところがあるのではないか、と考えたのです。
そういうこともあって、海外留学を考え始め、どの場所に行って学ぼうかと探したのです。

結局いくつかの街から、パリを選択し、海外留学を決定し、パリの街へようやく到着したその時。
街の波動と自分自身の波動の完全なる一致を経験したのです。
他のどこの街へ行っても感じることの出来なかった、完全なる一致。
そのとき感じたのが、心の奥底からの安らぎと、魂の全てからの喜び。
涙がでました。
「見つけるべきものを、見つけた」。

この話は以前にもこのブログに書いたことがありますが
何故もう1度このことを書くかと申しますと
以下のことをお伝えするためです。

人にはそれぞれ、見合った場所がある。
「適材適所」と言いますが、
自分自身の命を最大限に耀かせて、
自分を幸福にするためには、自分というものをよく知り
自分自身を生きることが大切。

今、この時代に宇宙の真理、神の真理が求めることは
「己を知り、己を改心させ、己を宇宙の真理に、合致させること」だと思います。

全ての人々が自分自身を生きてゆくと、この地上には天国が出現してゆきます。
私もここから更に自分を自分天国へと連れてゆくために
今、現在多くのことをしています。
あなたもご自分のいのちを愛して、自分天国まで連れて行って上げでください。

私は最近、色々思うことがあって今年のノエルは沢山祈りながら過ごそうと考えています。
みなさん、特に日本からこのブログを読んでくださっているかたは
どうか災害対策をしっかりなさってノエルまでをお過ごしください。
誰もが、幸せになる、誰もが、良くなる。
ひとり残らず、誰もが幸福へと引き上げられてゆくことを、サイキックの私が全力で祈っています。

間もなく今年のパリのノエル写真を公開します。お待ちください。

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