フランス田舎の魅力。ノルマンディーの暮らし。メゾン・ド・カンパーニュ。自然と共に生き、その叡智を得る。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。


フランス田舎の魅力。メゾン・ド・カンパーニュ。ノルマンディーの暮らし。自然と共に生き、叡智を得る。

私はこの夏、森の中に位置するメゾン・ド・カンパーニュの芝生の上に寝転んで
グラウンディングをして、大地に意識をあわせながら、太陽のエネルギーをもらい、
更に、意識を空へと通わせていたのですが
意識そのものが大宇宙へと拡大して、体の下の大地、それに体の上に広がる宇宙と呼応しあうような
とても不思議な体験をしました。

それ以来、意識状態が少し以前とは変わってきたのですが
意識が豊かさにばかりアクセスするようになって、「豊かさ」ばかり感じるようになりました。

豊かだ。私たち人間の居るこの大地、ひいては宇宙は「豊かさ」そのものでしかない。
全ては豊かさで出来ている。

私たち人間がそのことを、豊かさを、忘れてしまっているだけではないだろうか。

自然は常に、全地球の上で私たちと共に住み、豊かさそのものであるのに
きっと人間たちは「迷妄」からそれを利用し、破壊し、
自然の持つ「叡智」から遠く離れてきてしまったのかも知れない。

自然は何処にでもある。
空がある。太陽がある。雨がある。
自然に心を通わせて深呼吸しよう。
心を、空へと、宇宙へと預けてみよう。

心を「迷妄」に惑わさせるのではなく、宇宙と呼応させて叡智を思い出すのだ。

下の写真のみ、以前に載せた写真です。空の写真を載せたかったので、夏のものではありませんが。

今日は私がこの夏、自宅の森で撮影した自然の写真をお送りします。

なお、グラウンディングとは一種の瞑想になりますが
「瞑想」などと言わなくとも、自然の力(ここでは大地の力)に繋がって、
そのお力をいただくと考えていいと思います。
これは何処の場所にいてもできます。
私は普段、パリの公園でベンチに座ってやっています。
自然と樹木のある場所であるなら、どこでもOKです。
ご病気などで自宅から出られないかたはご自宅のベッドで自然を思い浮かべるだけでもいいのです。
今日は私の撮影した写真で、グラウンディングをなさってみてください。

なお、今日の前半は自然の叡智にふれることについて、
後半は動物たちとの出会いについて書きます。多くの動物をみかけました。
自然と共存する、これもとても大切なことですね。

下は我が家の森に住むバンビちゃんです。

太陽。
日本神道では森羅万象に神が宿るとされ、これを八百万の神と言います。
太陽や、月、樹木に花。これらの持つお力を頂戴して、人間の内なる神性を保ちます。

日光浴により、私たちは太陽の活力をいただきことができます。
太陽に当たることにより人間の脳の内分泌器官「松果体」が活性化され、メラトニン、セロトニンなどのホルモンが生成されます。
松果体を活性させることは、人間がその精神を覚醒させ、人生を向上させるためにとても
大切なことです。サード・アイを開かせるのもこの松果体の機能と言われています。
なお、太陽を凝視して松果体を活性化させる方法を「サン・ゲイジング/Sun Gazing」といいます。

これより次ページへと参ります。

フランスの田舎の魅力。 メゾン・ド・カンパーニュ。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

こんにちは。麗です。
ブログ更新が遅れましたことを、お詫び申しあげます。

私たち家族はいつも通り、健康に過ごしています。

今年の夏はパリの自宅にずっと居て、ヴェルサイユ宮殿の花火大会や
ミュゼに出かけて楽しもうと考えていたのですが、
前回のブログ更新(8月6日)のあと、所有する別荘(メゾン・ド・カンパーニュ)の管理人さんから電話があり、
「水漏れがある」とのこと。

管理人さんが工事を頼んだにも関わらず、水漏れの箇所がわからないとのことで
私たちは急遽、ノルマンディー地方に近いメゾン・ド・カンパーニュへと向かい、
そのまま夏を過ごすことになり、ようやく昨日帰宅しました。

幸いなことに、水漏れは修理され、私たちは豊かな自然のなかで、ひと夏を過ごすこととなりました。
フランスではコロナ禍による長距離移動禁止令が出ていたこともあって、
私たち家族は、しばらくの間、このメゾン・ド・カンパーニュに滞在することができなかったのですが
今回、ようやくひと夏を過ごしてきました。

なんと、我が家の森に、鹿くんが住んでいました。

牧場の多い田舎です。

 

下のメゾン・ド・カンパーニュです。

フランス田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。第二回。

フランスの田舎の魅力。冬のひとときに灯す光、こころにも光りを灯す家の楽しみ。メゾン・ド・カンパーニュ。

 

今、この夏に撮影した写真で記事を作っていますので、公開まで少し
お待ちください。

 

下が自宅の森です。この時期は緑かがやいて、こころから癒されました。

前回のブログで書きました通り、「地球をもっと幸福にする方法、思いつた。」

も間もなく公開したいと思います。

 

 

 

 

フランスの田舎の魅力。冬のひとときに灯す光、こころにも光りを灯す家の楽しみ。メゾン・ド・カンパーニュ。

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

フランスの田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。

冬のひとときに灯す光。こころにも光りを灯す自宅の楽しみ。メゾン・ド・カンパーニュ。

始めにお詫び:
昨年12月17日の記事中、「12月21日のグランドコンジャンクションを(天気がよければ)撮影する」と
書いたのですが、その後、パリは連日の雨。
私たちはノエル(クリスマス)をノルマンディーの別荘で過ごす予定にしていましたので
田舎では星空を撮影しやすいであろうと楽しみにしていたのですが
急用ができてしまい、別荘への出発を8日間、遅らせなければならないことになってしまいました。
ノルマンディーに到着するも、台風であちらも連日の雨。結局、星空の撮影が出来ませんでした。
ごめんなさい。

星空を綺麗に撮影出来る季節に再度挑戦します。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
私たち家族はパリでの昨年のノエル(クリスマス)を終えた後
ノルマンディー地方にある別荘で新年を過ごし、3日にようやく帰宅しました。
(それがブログ更新が遅れた理由です・・・。)

ノルマンディー地方の別荘の記事へとまずはリンクを貼っておきます:

フランスの田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。

私はいつも私たちのこの家のことを「別荘」と言っていますが
このような別荘のことを、フランス語で「Maison de campagne(メゾン・ド・カンパーニュ)」と言います。
直訳すると「田舎の家」。
南仏にある別荘は「Villa(ヴィラ)」と呼びますが、これはラテン語から来ております。

田舎の家というのですから、正真正銘の「田舎」でして最も近いブーランジェリー(パン屋)まで数キロ、
車がないと暮らせないような場所で、狩りも行われています。

主人の先祖が購入したこの土地、ほとんど見渡す限りは主人の家の土地で
最も近い家は主人の叔母の家。
主人の両親は在命時、毎週末をこの家で過ごしていたのだとか。
目的は自然と触れ合うこと、この家では何もしないでゆっくり過ごしていたのだとか。
確かにパリなど大都市の暮らしは多忙すぎて、時に疲れてしまいます。

今日は、寒い冬を自宅で心地よく過ごすための、アイデアを写真と共にご紹介します。
それは「光」と「火」です。
ノエル(クリスマス)には多くのイリュミネーションが灯されますが
この光りが人間の心に与えるやすらぎや心地よさを、私は大切にしたいと思っています。
多少の工夫で、暮らしを豊かにさせることの出来る知恵を持って
日々を過ごしたい、と常に考えるものです。

下の写真。冬の朝。この日の朝は、氷点下2度でした。
翌日は氷点下5度。一軒家ですから非常に寒く感じます。

全てが凍っています。テラスの床も凍っていて滑りそうになること数回。

この寒さの中でも、咲き誇る美しい白い花を見つけました。
雪の舞い降りるこの時期に咲く白い花。生命に感動する朝です。

はかなげな優しいピンクの花も咲いています。ちょっと凍ってしまっていますね。

庭へ出て、小さい木を拾ってきます。
いきなり大きな木に火を点けても燃えませんので、
このような木と新聞紙で、まずは暖炉に火をくべます。

木を都合のいいサイズに割ります。

拾ってきた木を乾かしています。

下の写真。薪。これが本来、暖炉で使用する焚き木になります。
薪のことをフランス語で「Bûche(ビュッシュ) 」といい、フランス人がノエルに食する
薪の木を模ったケーキのことを「Bûche de Noël(ビュッシュ・ド・ノエル)」といいます。
ノエルの時期に、フランスにお越しになる方は是非とも召し上がってくださいね。

下の写真。こちらは先日のノエルの模様。これが「Bûche de Noël(ビュッシュ・ド・ノエル)」です。
これはマロン味。

暖炉に」火をつけるための、30センチほどの長いマッチがあり、
そのマッチで新聞紙と小さい木に火をつけます。
ようやく、暖炉に火が点きました。

写真でどうぞ、暖まっていってください。

クリスマス・デコレーション。ここにも、「光り」で心まで温めたいと考えて、LEDライトを灯しています。
今回のテーマ「冬のひとときに灯す光、こころにも光りを灯す家の楽しみ。」の一部です。
ほっとする安らぎ感のある空間をライトで創っています。

自宅に暖炉があるケースは(特に日本の場合には)珍しいと思いますが
LEDライトはお値段も高くないですし、お勧めしたいと思います。
寒い冬に灯す、高価でない楽しみです。

下。右に置いてあるのは、クリスマス・ミュージックを鳴らすランタン。

 

下も同じくLEDライトです。白いやわらかい光りを家中に飾ってみました。

下の写真。私は個人的に、ノエルのイルミネーションの色は
ホワイトかブルーが好きです。あくまで個人的な話ですが・・・。
シャンゼリゼのイルミネーションも
数年前のブルーが綺麗だったなあ・・・と思っています。

私がシャンゼリゼ通り協同組合の会長だったら、
次のノエルのイルミネーションは、レインボウ・カラーにします。
2019年、2020年とフランスではいろいろな事があった。
ジレ・ジューヌによる暴動も起きた。コロナによる騒動も起きた。
でも、2021年になった今、再度、今もう1度、カラフルな未来を新しく創り上げたい。
私自身も、宇宙との共同作業で新しい未来を描くことをしています。

小さなランタンをつけた、クリスマス・オーナメントを作ってみました。

サロンのソファにも、クリスマス仕様のカバーをつけてみました。
このような大きな部分を変えると部屋のイメージが変わります。

下もソファです。サンタさんも最近ではヘリやUFOに乗るのか。(笑)

家具の上のコーナーにもLEDライトを配置してみました。

下の写真。フランス人の家庭は多くがキリスト教徒ですから
このような置物が多くあります。
私はこのような空が青くなる時間帯が好きで、とても美しいと思います。

フランスの伝統的なノエルを感じさせる、クラシックなキャンドル・スタンドは
主人の家の先代からのものです。
小さい子供がいるのでこれらキャンドルには火を灯しませんでした。

12月31日の我が家の晩餐にあなたをご招待します。
下の写真がそれです。
先代が使っていたテーブルクロスがあったので、伝統的な感じのテーブルをつくろうか・・・
と思案している最中です・・・。ウウム・・・。

結局、私がパリから持って行ったグリーンのテーブルクロスにしました。
12月31日ですが、まだノエル気分の我が家です。(色あわせや椅子カバーの話。)
ここにもライトを配置しています。正式な晩餐では出来ないかも知れませんが。


私たちは前回の滞在で、別荘に置いている管理人さんに自家用車を任せて電車で帰宅したので、
今回もタクシーと電車で別荘へと向かいました。
従ってあまりにも重いものは持っていけなかったので
今回、食器類は別荘にあるものを使用。なんとなく、ヴァレンタイン・デーのようなイメージの食器ですが・・・。

ようやく晴れた最終日。来週には雪が降るとの天気予報がありました。
子供の学校があるので、帰らざるをえませんでした。
いつかノルマンディーに降り積もる雪を見てみたい !

冬の美しい夕日で今日の記事を締めくくりたいと思います。
心もあたたかくなる、冬の光りと太陽でした。

写真で旅するフランス・まだ誰も知らないサンラファエル。Saint-Raphaël/ Côte d’azur

パリガイド, フランス国内・魅力の旅行。

サンラファエル港。

写真で旅するフランス・まだ誰も知らないサンラファエル。
こんにちは、麗です。

以前も書いたことがありますが
南仏のこのSaint-Raphaël(サン・ラファエル)という町は、
パリからサントロペへと向かう場合にTGVでの玄関口としての役割を果たしています。
南仏へ向かう場合には、空の便でニースまで赴くことが出来ますが
サントロペまで向かう場合には、このTGVで下車してバス、あるいはフェリーの足が非常に便利です。
パリからTGVで約5時間、このサンラファエルの駅
「Saint-Raphael valescure(サンラファエル・ヴァレスキュール)」で下車、
サントロペまではバスで2時間、フェリーでは数十分です。
下はサントロペのフェリー。

私と家族は、本来なら今日ご紹介するサンラファエルで昨年のノエルを過ごし、
今年の5月に開催予定だった「ユーロ・フェスティバル・ハーレーダヴィッドソン」のために
サンラファエルを通過してサントロペで滞在する予定があり、
更に、今年7月8月の夏休みをこのサンラファエルを含めた南仏で過ごす予定でした。

今年フランスにおいては、コロナ・ウイルスのパンデミックの影響を受けて
多くのフェスティヴァルが中止していますので
私たちも旅行を中止しています。
いくつかのフェスティバルが9月、10月に開催されるという情報を入手しましたが
今年はそれらを予約しないことにして、
その分を自宅で「私がやるべき他のこと」をやる時間にあてることにしました。

先日、私のところに天界からのメッセージがきましたが
「あなたの願いは、全て叶うのだからいいことを考えなさい。」とのことでした。
まだまだ私は何歳になろうとも大きな夢を持ち続けて自身のやりたいことは全て
実践していきます。人生がまだまだ楽しみで仕方ありません。

人生は大海原と同じ。広くて航海するのは怖いけど、進む。

なお、冒頭に挙げたフェスティバルやノエル旅行は、どれもほぼ毎年開催されていますので
フェスティバルが開催され次第、再度予約を取り直します。
ところで、自宅にいながら旅行できる方法として「Googleストリートビュー」が挙げられます。
今回、ご紹介するサンラファエルの道路もどうぞみなさん、ご自宅にいながら
「Googleストリートビュー」でも旅してみてください。
更に、私と主人はGoogleストリートビュー以外にもすごいツールで世界旅行を楽しんでいます。
すごいツールについては次回、詳しくご紹介します。(病み付きになるかもしれませんよ。

 

今日はサンラファエルのまだ多く知られていない面をお伝えします。
世界一のドライブルート「Corniche d’Or(コーニッシュ・ドオー)」
コーニッシュ・ドオーのバルコニーと言われるAnthéor(アンテオール)。

「Corniche d’Or(コーニッシュ・ドオー)」はサンラファエルにおいて
1903年に建設が完了した、世界でも有数のドライブルートです。
美しいコートダジュールの海辺に沿って走るこのドライブルート。

この場所は元々、ローマ人が開拓したローマ街道の一部であったものを
近代になって整備・建設完了させたものです。
カンヌの少し先から、このサンラファエルを通過し、お隣の歴史ある街、
フレジュスまでを「Corniche d’Or(コーニッシュドオー)」といいますが
道路自体は道路名こそ変わるもののサントロペまで続いています。

なお、私の写真は全てカンヌからサントロペまでへのフェリーで撮影したものです。
フェリー会社は二つ。「trans côte d’arur(トラン・コートダジュール)」
「Les Bateaux de Saint-Raphaël(レ・バトード・サン・ラファエル)」残念ながらリンクは貼ることができません。

下の写真。ドライブルートが見えますね。この写真はカンヌからサントロペへと向かう船の中から眺望遠で撮影したものです。

前回サンラファエルの記事でもご紹介した「Ils d’or/黄金の島」の写真。1944年8月15日に、ドイツ軍によって占領されていた
南仏を開放させるために連合軍が上陸をしたのは、このサンラファエルの海岸を含む広い海岸線でした。

このドライブルート、フランス新幹線・TGV も、ローカル電車TER、もほぼ同じルートを通過します。
カンヌからサン・ラファエルまでTGVで22分、ローカル電車TERで33分。
下の写真ではローカル電車が確認できます。

サンラファエルのツーリスト・オフィスが「You tube」に美しいビデオを公開しておいでです。

これより次ページへ参ります。

フランス田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。第二回。

フランス国内・魅力の旅行。

こんにちは。麗です。

フランスの田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。第二回。

前回、8月16日の記事内にて「次はサンラファエルの今日を見てゆきます」
と書いたまま、記事の更新が遅れていました。

私たち家族は、ノルマンディ地方にある別荘へと向かう予定で
その前にサンラファエルの記事を挙げる予定で、記事を書いていたのですが
出発前に仕上がらず、別荘にはコンピューターがありませんので更新できませんでした。
ごめんなさい。今、急いで記事を仕上げています。
以前に写真を公開した別荘で滞在をしていました。
以前の記事へとリンクを貼ります。

フランスの田舎の魅力。心から深呼吸する、ノルマンディーの暮らし。

別荘へ到着したのはいいものの、家族全員疲れてしまって
滞在期間が予定より長引き、パリへと戻ってきたのは子供の学校が再開する前日のこと !
悪天候と疲れで別荘からパリへ向けて出発出来なくなっていたのです。

今日は、サンラファエルの記事を公開する前に、上記した別荘の話をしたいと思います。
以前の記事で書いた通り、義父が亡くなってから早4ヶ月経ちました。
このノルマンディの別荘も昨年の段階で既に、私の主人が後継人となり
管理を任されていたのですが
義父が亡くなったことによって正式に相続したので、私たち家族で管理をすることとなりました。

家の管理というのは本当に多くの仕事があって
今回も敷地内のプールの管理、電気関係、水道関係と多くのやらなければならない
ことがありました。
別荘には管理人を置いているのですが、毎日別荘を管理してくださっている管理人に
全てを任せるわけにはいきませんので
私たちも別荘へゆくとてんやわんやしています。

今年は私たちにとって社会的重圧の大きい年で、
仕事の多さに私も主人も疲れ気味です。

ただ、その中には楽しみもあって、家が正式に主人のものとなったため
自由にデコラシオンを変えていいこともあって
主人と二人で、あっちを変えよう、こちらも変えようと話しています。

「なあ、レイ、このタブロー(絵画)どう思う? 僕はすごく醜いと思うんだよ。」
「私も好きじゃないわ。」
「じゃあ、この絵画は捨ててしまって、君の写真を飾ろうよ」

家族とのこんなやり取りも楽しい、別荘変更計画です。

下の写真。昨年の夏、カンヌからの帰りに、一目ぼれして購入したドレスと水着のセット。
「来年の夏のカンヌとサントロペでこれを着よう」と考えていたものの
今年は全てのフェスティバルがコロナウイルスの影響で中止・自粛。
私たちも、夏のサントロペ滞在をあきらめました。
ノルマンディというイメージのドレスではありませんが
別荘にはプールがあるので一応持って来ました。
ところが寒くてプールに入れず結局使わずじまい。

ドレスは「Women’s Secret」のものです。

奥に見える白い物体はプール。

「ノルマンディー地方」については、詳しくご存知のかたも多いのではないかと思います。
第二次世界大戦中の「ノルマンディー作戦」については多くの映画・ドキュメンタリー
番組で取り上げられ、今日まで語り継がれています。
また、この地方はモネを始めとする「印象派絵画の発祥の地」として知られてもいますね。
絵画ファンのかたがたでしたら、「画家・クロード・モネの家」があるジヴェルニーをお訪ねになったことがあるでしょう。
私のこのブログでも、2度、クロード・モネの家について取り上げました。

あるいはフランス聖地のモン・サンミシェル。
フランス観光において常に訪ねてみたい場所のトップに挙げられるモン・サンミシェルもこの地方です。

イギリス海峡を望む地域にはオン・フルールの港があり、クチュリエであるディオールの
生家があるグランヴィルもあります。

このノルマンディー地方、南はセーヌ下流域・ノルマンディー丘陵から
北はイギリス海峡に望む地域まで非常に広い範囲を
指し、現在では5県に分かれています。

牧草地や果樹園、穀物畑が広がるこの緑豊かな田園地帯では
そこかしこで牛や馬の姿を見かけることができます。

私たちの別荘はちょうどこのノルマンディー地方の玄関口、パリから最も近い部分に建っています。
この「フランス田舎の魅力・ノルマンディーの暮らし」では
別荘での暮らしや、ノルマンディー地方の豊かな自然などについて
お届けします。

緑の多いことで知られるノルマンディ地方。見渡す限り緑。もう秋の薫りが濃厚な緑の風景です。
あるのは自然。空と、大地と、緑 ! 大好きです。

我が子はこんな椅子を机にして勉強。私は時間があると読書。

亡くなった義父のアトリエで、箱にはいったままの車のおもちゃを発見しました。
主人によると義父は、若い頃このようなブガッティを運転していたのだそうです。
残念ながら、私が嫁として来た時には、クラシックカーではなく一般車を運転しており
結婚式の日には、その車で迎えにきてくださいました。
義父が残したおもちゃは私たちの息子のものとなりました。
初孫を「すっごい可愛い、すっごい可愛い」とその姉妹に
宣伝してくださっていた義父。ありがとう。

下も別荘の敷地内です。鳥のエサをかごに入れて、地面にも撒いて長い間待っていたのですが不成功でした。

写真撮影にとって楽しいのは「一期一会」。ありがとう。

夏の夕日の美しさ。

前回の記事のなかで「次回の滞在では、乗馬クラブを訪問する」と書きました。
今回の滞在で実際に乗馬クラブを訪ねる予定にしていたのですが、
ちょうど私たちの都合の良い日にその乗馬クラブが閉まっていた上に
後半の滞在では悪天候が続きましたので
乗馬クラブ訪問は次回に持ち越したいと思います。

大急ぎで次の記事を作っています。